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しおりを挟むロウドの方もまた、今まで散々やり尽くしていたからこそ自分にとって特別な1人を選ぶ事ができない。どうしても結婚や子供が欲しいといったその先の将来を考える相手は見つからなかった。
それにどんな相手でも性欲さえあれば股間は反応するのでやっているが、自分の好みとしては終始一貫して可愛い男の子が好きだと理解していた。
それが今回の生誕祭では運命の相手が可愛い股間の持ち主で、コッチという理想通りの相手に恵まれた事で長年の想いがどうしても先に走り、つい、コッチの身体をすぐに暴いてしまったのだった。
しかもコッチとの身体の相性も頭が痺れる程良くて、もう一生コッチを手放す事はできない。本当に運命の相手なのだな。っと……コッチと出会えた事を心の底から喜んだ。
それからの2人は堂々と恋人同士という事を宣言し、とうとう王宮騎士団の隊長であるロウドが身を固めると王宮騎士団の広報紙に掲載された事で皆に知れ渡り、その後、大々的に祝福され2人は結婚した。
国王の生誕祭はそれからも続いて、王国の繁栄に大いに役立ったという。
Fin
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