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しおりを挟む気づいたらロウド様の部屋に来て、ロウド様のお願いを叶えたいと自分の股間を見せてあげた事がきっかけとなり、触られ、舐められ、そしてロウド様の巧み話術によって、初めてのデートにも関わらずロウド様と結ばれてしまった。
僕はチョロい人間だと思われてしまったかもしれない。っていうか、完全にチョロい人間じゃないか。
それにしても初めては痛いというのに、痛みなんかない所か、こんなに気持ちがいいなんて!!これが運命の相手なんだろうかとそんな事を喘ぎながらぼんやりと考えてしまった。
ーー
コッチはロウドの事を本当の意味で良く知らなかった。
ロウドは若い頃からずっとモテる。この外見と物腰柔らかな口調でどんな人でもすぐ部屋に連れ込んでいた事を。
彼が将来、自分の運命の相手にしてあげようと、自分がモテる事をいい事に今まで散々色んな人とやりまくって、エッチがとても上手い事も。そして誰でも陥落させる事の出来る凶悪チンポの持ち主だった事も。
それはロウドの真っ黒でグロテスクな股間を見れば一目瞭然だが、コッチはそこまで理解していなかった。
コッチの2番目の兄であるドラフは生誕祭の朝にコッチの股間を見た時から、その使い込まれた逸物を瞬時に理解していたが、運命の相手は裏切らないし、可愛いコッチには寧ろそんな股間の持ち主の方が幸せになれるのじゃないかと黙っておいたのだ。
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