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しおりを挟む「フゥーーッ……ああ、君良いね。俺は君みたいな子がタイプなんだよ。君はどうかな?ねぇ恋人になって俺を愛してくれない?俺も君の事をうんと甘えさせてあげられると思うよ。ねっ?フゥーーッそうしようよ?フゥーーッ」
「ふああ……きもち……いい……あは、は、あ、はあ…」
ああ……何だ?少しおかしい気がするけど、僕はこの優しそうな人に抱きしめられながら愛の告白をされてしまったみたい!!
嬉しい!!
世の中に一目惚れって言葉がある位だから、僕なんかでありえないけど、彼が突然僕の事を好きになってくれて、恋人になってだって!!
「はあはあ……僕はニールって言います。僕も貴方が好きです。是非恋人にして下さい」
「そうかい。俺も好き。ニール愛してるよ。フゥーーッ。じゃあこれから恋人がする事しようね。フゥーーッ」
「ふあぃ……僕の恋人……ああ……」
恋人……恋人!!
なんて素晴らしい響きなんだ!!
恋人だって!!
僕にもとうとう恋人ができたよ!!
このきのこ山できのこを探していたら、何故かかっこいい彼に一目惚れされて告白されてしまった。こんな凄い事が本当に世の中にあるなんて!!世界にこの喜びを報告したい位だ!!
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