完 片思いの相手に催眠術を掛けて思い出作りに好き勝手エッチな事をして告白もしたら何故か上手くいった

両思い

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　そう言ったゼクルスは僕の両手を掴み返してキスをして、それから僕にまたニヤニヤと嫌らしい笑みを浮かてきた。これは遠回しに催眠術の事をなじっているんだ。

「うぐっ……催眠術の事は……その……本当にごめんなさい」

「しかしまさかシャルが俺の事を好き過ぎて催眠術を掛けてくるし、キスどころか、フェラチオ迄してきたのには驚いたな。そんな大胆な行動するなんて思わなかったよ」

「ううう……もう……ごめんなさい。本当に……もう、」

　僕はもっと反省しなければいけないのは分かっている。でもあまりに悪い顔でニヤニヤ笑っているゼクルスを見たくなくて、枕に顔を埋めた。それでもゼクルスから「くっくっ」という笑いが聞こえてきて、背中からズッシリとしたゼクルスの身体が乗っかってきて僕を抱き込んで離さない。



　するとゼクルスは抱き込んだ後ろから僕の耳元で囁いた。



「くっくっ……ずっと言ってやるさ。……シャルロッテル、俺だけにはな、この催眠術また掛けてくれよ」





   Fin



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