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バレた?!
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しおりを挟む「ゼクルス、あの……思い出が欲しくてこんな事してごめん!!僕はゼクルスの事が好きだったんだよ。僕に優しくしてくれてありがとう」
僕は寝転がって放心状態のゼクルスに向かって最後に一世一代の告白をした。相手を催眠術に掛けて最低だったと自覚もしているが、僕にとってそれでも勇気のいる告白だった。
僕が告白してから少し沈黙が流れた所で、ゼクルスの腰が上下に揺れ出した。多分僕の指示を理解している最中なんだ。今回は告白しただけで指示では無い。だから腰の揺れが止まったら催眠中の記憶を消して、催眠術を解こうと待っていたのに、ゼクルスの腰は何故か止まらず、大きく揺れだした。あれっおかしい!!
「ゼクルス?今催眠術は解くから!!えっとその前に催眠中の記憶を消して!!」
何か不味い状況かもしれない!!
ゼクルスは返事もせずに腰を上下に揺らし続けている。いつの間にかゼクルスの顔は赤くなり、ゼクルスの目は怒りで俺を睨みつけ、口をモゴモゴとさせているのが少し離れた僕でも良くわかるぐらいだった。
ヤバいヤバい!!さっきのキスの後の時よりヤバい状況かもしれない。と思ったその時、突然ゼクルスが僕に向かって叫びだした!!
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