完 片思いの相手に催眠術を掛けて思い出作りに好き勝手エッチな事をして告白もしたら何故か上手くいった

欲望に負ける

15※

　相手の意志に反して性的な要求なんてしないと考えていた自分は何処に行ったんだと思うが、僕はそんな天使じゃない。自分の欲望という悪魔がさっきのキスで天使にとどめを刺してしまったんだ。
　今は欲望の悪魔しかいない僕には止める者なんていない。

「ゼクルス、ベッドに横になってくれないか？」

　そう指示を出すとベッドに座っていたゼクルスは、コロンと自分の体勢を変えて僕のベットに寝てくれた。顔は無表情のままだ。

　よし。やると決まったら即実行だ。
　そのゼクルスの両足を開き、膝を曲げて僕の頭がゼクルスの股の間に入れる様にした。ゼクルスのスボンは丁度脱がさなくても前にチャックが付いているタイプの為、このままチャックを開けばフェラチオが出来そうだ。

「ゼクルス、スボンのチャックを開けて、自分のペニスを出してくれるかい？」

　僕がそう指示すると、ゼクルスはすぐにスボンに手をかけようとせず、身体が揺れ出してしまう。まさか、僕の指示に抵抗しているのか？流石にペニス出しては抵抗があったか。