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第一章
答え合わせ⑤
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イアンの目の前に、はにかんだオリヴィアの姿があった。イアンはその姿を驚愕に目を見開いて金色の瞳に映し出す。
「それって、『あ』から始まる五文字……?」
「そうよ」
「正解」と無邪気に笑うオリヴィアをイアンは変わらず驚愕の目で見つめている。
「……それって、つまり……?」
「ここまで言ったんだから、分かるでしょう?」
きれいに眉を上げたオリヴィア。
イアンはそんなオリヴィアを見つめ──これは夢ではないか、と思った。
イアンはオリヴィアに「愛の告白」をし慣れているものの、言われ慣れてはいない。なんせ、一度たりともオリヴィアから、イアンの告白への答えを貰った事がないからだ。それでも毎日欠かさず伝えていたのは、オリヴィアへの気持ちを信じてもらう為でもある。
虚勢を張って「好きになって貰わなくても構わない」としていたものの、奥底では「あわよくば好きになって欲しい」という感情に蓋をして過ごしてきた。そんな男がいざ、オリヴィアから好意を示されると──頭の中がバグった。
「あ……アイスクリーム? アップルパイ? 足湯? アイスティー、アーモンド……アーモンド! 五文字だ! アルコール! 五文字!」
イアンは枕を抱いた腕に力を込めた。枕が当初の原型を留めていなくて、オリヴィアはつい枕に視線を向けてしまう。しかし、突然イアンが『あ』のつく単語を大声で連呼したので、ギョッとしてイアンに視線を戻した。
「アーモンド! アルコール!」
何故だかすっきりした表情を浮かべるイアンにオリヴィアはただただ呆れ、自分の心の温度が下がって行くのが分かる。
自分を見るオリヴィアの目が徐々に据わって行く事にイアンは知る由もなく「アーモンド」「アルコール」をひたすら連呼していた。
「いい加減にして! イアンは毎朝毎晩、私にアーモンドとかアルコールとか言わないでしょ!」
オリヴィアは勢いづけてイアンが腕に抱いていた枕を奪った。イアンは咄嗟の行動に動けず下半身を隠していた枕が取り上げられてしまう。今度はオリヴィアの腕の中へ収まった枕を恨ましそうに目で追った。
「私を揶揄っているの?」
「か、揶揄ってなんて……ただ、本当にあの言葉なのか信じられなくて」
「私を信じないの?」
拗ねた口調で返されてイアンは首を横に振った。
いつだって、オリヴィアを信じている。オリヴィアが言う事は絶対で、彼女が自分に「死」を求めるような事があれば、死んでも良いとさえ思っている。ただ、それをついさっき口を滑らせたら、怒らせてしまったので二度と口には出さない。
「私の事、どう思ってる?」
「愛してる」
間髪入れずに告白したイアンを見てオリヴィアの笑顔が弾けた。
「私も、イアンと同じよ」
「……本当に? オリヴィアは俺の事が好き?」
イアンは信じられない気持ちでオリヴィアを凝視するも、彼女は恥ずかしそうに視線を逸らして小さく頷いた。
そんなオリヴィアの仕草を見て、イアンは自分の胸が彼女を想う気持ちで溢れそうになる。この感情を抑えきれずに、隣りに座るオリヴィアを押し倒したい衝動に駆られるも、彼は崩れそうな理性を精神力で抑え込んだ。もし、この場で感情に呑まれて襲えば、折角俺の事を好きになってくれたのに、嫌われてしまうではないか。
「オリヴィアが俺を好いてくれた」という喜びはイアンの胸だけではなく下半身にも今まで以上の熱を送る事になる。そのせいで、勃ち過ぎて痛みが生じてきて、パンッパンに勃起し、トラウザーズで圧迫されてもいるから余計に痛い。勃起を隠していた枕は今オリヴィアが大事そうに抱き締めているせいで、これを隠す術がない。──考えた末、イアンは足を組んで前屈みになる。オリヴィアの目に映り込まないようにした。結果、太腿で圧迫した羽目になるので痛みが余計に増量するのだが、オリヴィアの恥ずかしそうな姿を目にしたお陰で痛みは半減、そして勃起は増量……。
オリヴィアはイアンが不自然にも足を組んだ事を気にも留めなかった。ただ、結婚記念日に密かに立てた計画がこのような形でバレてしまった事が想像以上に恥ずかしいものだと、今更羞恥心が襲ってくる。あんなにヒントを与えたのに答えられなかったイアンを見て呆れていたさっきまでの自分が嘘のように感じた。
「オリヴィア」
名前を呼ばれイアンを見ると、彼はオリヴィアを真っ直ぐに見つめていた。さっきまでの間抜けだった表情とは一転して真摯だ。
「俺への言葉を、今言って貰う事は出来ないのか?」
「ダメ!」
顔の前で大きなバツを作る。その交差した腕から残念そうに項垂れる黒髪の男が居た。
イアンは下半身の熱はまず置いといて──オリヴィアの口から「愛してる」という言葉を聞き出したい、という思いに駆られた。そうして訊ねてみると、顏前でバツを作られてしまう。そんな仕草は子供っぽいのだが、愛しくて堪らない。
「はっきりと言葉で言ってくれないと俺は鈍感だから分からない」
「その言葉は結婚記念日の朝に言うって決めているの。今は言わないわ」
「今も言って、明日も言って、結婚記念日の朝にも言って欲しい」
「ダメよ。感動が半減しちゃうでしょ」
「しない」
オリヴィアが作ったバツから覗き込むイアンは「頼むよ」と哀願した。
「お願いだ。俺は、オリヴィアからその言葉を今聞きたいんだ」
ゆっくり、優しく囁くよう言う。
「ヴィー……」
「愛称で呼ぶなんてズルいわ、イアン」
目尻を下げ、切なそうな声をして愛称で呼ばれて、オリヴィアは憎らしげにイアンを見る。愛おしそうに見つめる目と合って、瞳に吸い込まれそうな感覚に陥った。彼女は思わずこの場で愛を伝えようと息を吸い込むが──喉をキュッと締めた。
オリヴィアはそんなイアンを見つめながら、両腕を下ろす。
「あのね、イアン」
オリヴィアは瞳を揺らして、そっと目を伏せる。
「わたし、イアンに想いを告げる日は夫婦になった日って決めているの。道具だって用意しているんだから、その計画をいくらイアンだからって邪魔をするのは、許さないわ」
チラッと見上げてきたその瞳は本気だ。
その道具がなんなのか、イアンは気になって訊ねてみたが物は教えてくれなかったものの、よっぽど自分への告白に重要な物だと言われてイアンは無理に訊くのは止めた。オリヴィアの真剣な姿を見れば、本当に結婚記念日の早朝に、伝えてくれる、という本気度が伝わってくる。
「イアンへの気持ちを知らせる為に完璧なプレゼンをするの」
「前から計画を立てていたんだから」と言われれば、その計画を壊す訳にはいかない。
「楽しみにしててね」と耳元で囁かれて早く当日が来たら良いのに、とイアンは思った。
オリヴィアはイアンの膝と彼女の膝が触れる距離まで詰めてきた。心臓が痛いくらい高鳴ったイアンだったが、オリヴィアが顏前でバツを作ったお陰で枕がイアンの元に帰ってきた。お陰で下半身のテントを枕で隠す事が出来ている為、表情は穏やかだ。
自分の肩にオリヴィアの頭がそっと乗せられても、どうにか表情は崩せずにいられた。
「それって、『あ』から始まる五文字……?」
「そうよ」
「正解」と無邪気に笑うオリヴィアをイアンは変わらず驚愕の目で見つめている。
「……それって、つまり……?」
「ここまで言ったんだから、分かるでしょう?」
きれいに眉を上げたオリヴィア。
イアンはそんなオリヴィアを見つめ──これは夢ではないか、と思った。
イアンはオリヴィアに「愛の告白」をし慣れているものの、言われ慣れてはいない。なんせ、一度たりともオリヴィアから、イアンの告白への答えを貰った事がないからだ。それでも毎日欠かさず伝えていたのは、オリヴィアへの気持ちを信じてもらう為でもある。
虚勢を張って「好きになって貰わなくても構わない」としていたものの、奥底では「あわよくば好きになって欲しい」という感情に蓋をして過ごしてきた。そんな男がいざ、オリヴィアから好意を示されると──頭の中がバグった。
「あ……アイスクリーム? アップルパイ? 足湯? アイスティー、アーモンド……アーモンド! 五文字だ! アルコール! 五文字!」
イアンは枕を抱いた腕に力を込めた。枕が当初の原型を留めていなくて、オリヴィアはつい枕に視線を向けてしまう。しかし、突然イアンが『あ』のつく単語を大声で連呼したので、ギョッとしてイアンに視線を戻した。
「アーモンド! アルコール!」
何故だかすっきりした表情を浮かべるイアンにオリヴィアはただただ呆れ、自分の心の温度が下がって行くのが分かる。
自分を見るオリヴィアの目が徐々に据わって行く事にイアンは知る由もなく「アーモンド」「アルコール」をひたすら連呼していた。
「いい加減にして! イアンは毎朝毎晩、私にアーモンドとかアルコールとか言わないでしょ!」
オリヴィアは勢いづけてイアンが腕に抱いていた枕を奪った。イアンは咄嗟の行動に動けず下半身を隠していた枕が取り上げられてしまう。今度はオリヴィアの腕の中へ収まった枕を恨ましそうに目で追った。
「私を揶揄っているの?」
「か、揶揄ってなんて……ただ、本当にあの言葉なのか信じられなくて」
「私を信じないの?」
拗ねた口調で返されてイアンは首を横に振った。
いつだって、オリヴィアを信じている。オリヴィアが言う事は絶対で、彼女が自分に「死」を求めるような事があれば、死んでも良いとさえ思っている。ただ、それをついさっき口を滑らせたら、怒らせてしまったので二度と口には出さない。
「私の事、どう思ってる?」
「愛してる」
間髪入れずに告白したイアンを見てオリヴィアの笑顔が弾けた。
「私も、イアンと同じよ」
「……本当に? オリヴィアは俺の事が好き?」
イアンは信じられない気持ちでオリヴィアを凝視するも、彼女は恥ずかしそうに視線を逸らして小さく頷いた。
そんなオリヴィアの仕草を見て、イアンは自分の胸が彼女を想う気持ちで溢れそうになる。この感情を抑えきれずに、隣りに座るオリヴィアを押し倒したい衝動に駆られるも、彼は崩れそうな理性を精神力で抑え込んだ。もし、この場で感情に呑まれて襲えば、折角俺の事を好きになってくれたのに、嫌われてしまうではないか。
「オリヴィアが俺を好いてくれた」という喜びはイアンの胸だけではなく下半身にも今まで以上の熱を送る事になる。そのせいで、勃ち過ぎて痛みが生じてきて、パンッパンに勃起し、トラウザーズで圧迫されてもいるから余計に痛い。勃起を隠していた枕は今オリヴィアが大事そうに抱き締めているせいで、これを隠す術がない。──考えた末、イアンは足を組んで前屈みになる。オリヴィアの目に映り込まないようにした。結果、太腿で圧迫した羽目になるので痛みが余計に増量するのだが、オリヴィアの恥ずかしそうな姿を目にしたお陰で痛みは半減、そして勃起は増量……。
オリヴィアはイアンが不自然にも足を組んだ事を気にも留めなかった。ただ、結婚記念日に密かに立てた計画がこのような形でバレてしまった事が想像以上に恥ずかしいものだと、今更羞恥心が襲ってくる。あんなにヒントを与えたのに答えられなかったイアンを見て呆れていたさっきまでの自分が嘘のように感じた。
「オリヴィア」
名前を呼ばれイアンを見ると、彼はオリヴィアを真っ直ぐに見つめていた。さっきまでの間抜けだった表情とは一転して真摯だ。
「俺への言葉を、今言って貰う事は出来ないのか?」
「ダメ!」
顔の前で大きなバツを作る。その交差した腕から残念そうに項垂れる黒髪の男が居た。
イアンは下半身の熱はまず置いといて──オリヴィアの口から「愛してる」という言葉を聞き出したい、という思いに駆られた。そうして訊ねてみると、顏前でバツを作られてしまう。そんな仕草は子供っぽいのだが、愛しくて堪らない。
「はっきりと言葉で言ってくれないと俺は鈍感だから分からない」
「その言葉は結婚記念日の朝に言うって決めているの。今は言わないわ」
「今も言って、明日も言って、結婚記念日の朝にも言って欲しい」
「ダメよ。感動が半減しちゃうでしょ」
「しない」
オリヴィアが作ったバツから覗き込むイアンは「頼むよ」と哀願した。
「お願いだ。俺は、オリヴィアからその言葉を今聞きたいんだ」
ゆっくり、優しく囁くよう言う。
「ヴィー……」
「愛称で呼ぶなんてズルいわ、イアン」
目尻を下げ、切なそうな声をして愛称で呼ばれて、オリヴィアは憎らしげにイアンを見る。愛おしそうに見つめる目と合って、瞳に吸い込まれそうな感覚に陥った。彼女は思わずこの場で愛を伝えようと息を吸い込むが──喉をキュッと締めた。
オリヴィアはそんなイアンを見つめながら、両腕を下ろす。
「あのね、イアン」
オリヴィアは瞳を揺らして、そっと目を伏せる。
「わたし、イアンに想いを告げる日は夫婦になった日って決めているの。道具だって用意しているんだから、その計画をいくらイアンだからって邪魔をするのは、許さないわ」
チラッと見上げてきたその瞳は本気だ。
その道具がなんなのか、イアンは気になって訊ねてみたが物は教えてくれなかったものの、よっぽど自分への告白に重要な物だと言われてイアンは無理に訊くのは止めた。オリヴィアの真剣な姿を見れば、本当に結婚記念日の早朝に、伝えてくれる、という本気度が伝わってくる。
「イアンへの気持ちを知らせる為に完璧なプレゼンをするの」
「前から計画を立てていたんだから」と言われれば、その計画を壊す訳にはいかない。
「楽しみにしててね」と耳元で囁かれて早く当日が来たら良いのに、とイアンは思った。
オリヴィアはイアンの膝と彼女の膝が触れる距離まで詰めてきた。心臓が痛いくらい高鳴ったイアンだったが、オリヴィアが顏前でバツを作ったお陰で枕がイアンの元に帰ってきた。お陰で下半身のテントを枕で隠す事が出来ている為、表情は穏やかだ。
自分の肩にオリヴィアの頭がそっと乗せられても、どうにか表情は崩せずにいられた。
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