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第2章 成犬編
8 誘惑
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「タロ、晩ご飯食べよう。
寒くなってきたし、そろそろ中に入っておいで」
庭の犬小屋の中にいるタロを呼ぶと、今度は素直に俺の方に歩いてきた。
あ、尻尾が上がってる。
昨日からずっとしょんぼりと下がっていたタロの尻尾が、今見ると普段通りにお尻の上でくるんと巻いていた。
顔つきも悲しそうではなくて、きりっとした感じになっている。
よかった、ノリさんと話して元気が出たのかな。
ほっとした俺は、タロの頭をよしよしとなでてやる。
タロは大人しくなでられてはいたが、いつもみたいに俺に甘えてくることはなく、それどころか緊張でもしているような様子で体を固くしている。
いつもなら条件反射のようにぶんぶん振られる尻尾も、今は微動だにしていない。
……これ、やっぱり俺、嫌われたんじゃ……。
いつもと違うタロの様子に不安を感じつつも、タロに改めて聞いてみるのも怖くて、俺はそのまま晩ご飯にすることにしたのだった。
――――――――――――――――
晩ご飯の後、タロは庭にも二階にも行かず、アトリエにとどまってくれたが、それでもいつもみたいに俺の側にいるわけではなく、微妙に距離を置いている。
タロが側に寄ってきてくれないと、のんびりとくつろいだりする気にもなれず、俺はそのまま遅くまで仕事を続けた。
やがてそろそろ寝る時間が近づいてきたので、1人で風呂に入って歯を磨く。
「タロ、今日は一緒に寝てくれるか?」
恐る恐る聞いてみると、タロは申し訳なさそうに、しかしきっぱりと首を横に振った。
「……そうか。
じゃあ、下も豆球つけておくな。
おやすみ、タロ」
タロに振られた俺は、タロを一階に残して、1人でとぼとぼと二階に上がった。
昨日と同じように襖を少し開けたままにして、暖房のオフタイマーを入れて、今朝畳むのをさぼって敷きっぱなしだった布団にくるまる。
「寒い……」
昨日とまったく同じことをつぶやきながら、俺の気持ちは昨日よりもさらに暗かった。
「タロがうちを出ていきたいって言い出したらどうしよう……」
タロに対する恋愛感情を抜きにしても、タロは今の俺にとって、仕事でも日々の生活でも重要な位置を占めている。
犬のタロにしても人間のタロにしても、タロが隣にいない毎日なんて考えられない。
思わずタロがいない寂しい未来を想像してしまい、俺はまた寒気を感じてぶるりと体を震わせた。
――――――――――――――――
とても眠れそうにないと思っていたが、それでもいつの間にか少しうとうとしていたらしい。
ふと誰かの気配を感じて、俺はうっすらと目を開いた。
豆球のオレンジ色の光の中、俺の布団の隣に座っている人がいる。
寝ぼけた頭がようやくその顔と姿を認識した途端、俺はぱっちりと目を開けて飛び起きた。
「タロ! お前、なんて格好で……」
俺が寝ている布団の横には、まるでタロが初めて人間に変身した日の再現のように、人間の姿のタロが正座していた。
しかしその姿はあの日のような俺の普段着姿ではなく、なんと一糸まとわぬ素っ裸だった。
「た、タロ、早くこれ着て!
人間は毛皮がないんだから、そんな格好じゃ風邪ひくから!」
タロの白い胸と腹にぽつぽつと並ぶ乳首と副乳と、股間の淡い茂みから必死に目をそらしながら、俺は裸のタロの肩に布団をかけてやる。
しかしタロは、俺がかけてやった布団をすぐにはがしてしまった。
「ご主人様、お願いがあります」
人間なら落ち着かなくて仕方ない全裸状態なのに、タロはしっかりと背筋を伸ばし、真剣な顔つきで俺の目を見据えた。
「お願い……?」
「はい。
ご主人様、お願いです。
どうか、僕と交尾してください」
「え? ……ちょ、ちょっと待て、タロ、交尾ってお前……」
「僕、ご主人様のことが好きなんです。
ご主人様のことがずっと大好きで大好きで、でも今までは単に僕を飼ってくれている飼い主として好きなんだって思ってました。
けど、ご主人様のスケッチブックであの光さんって人の絵を見て、それがすごくきれいだって思って、でもそれなのに、あの絵を見ていると何だかすごく嫌な気持ちになって……」
そう言ったタロは、光の絵のことを思い出しているらしく、ものすごく悔しそうな表情をしている。
「昨日、光さんがうちに来て、ご主人様とまた付き合いたいって言っているのを聞いていて、ものすごく嫌で嫌で、思わず人間に変身して、光さんのことを追い出してしまいました。
それでやっとわかったんです。
僕はご主人様に光さんと――他の誰とも、交尾して欲しくないんだって。
そしてその代わりに、僕自身が、あの光さんみたいにご主人様に交尾をしてもらって、あんなふうにきれいに描いてもらいたいんだって。
……ご主人様は、別に僕と交尾をしたいわけじゃないって、わかってます。
でも、お願いです。
一回だけ、一回だけでいいですから、僕と交尾をしてください。
僕、ノリさんに人間の男性同士の交尾のやり方を教えてもらって、ちゃんと準備もしてきました。
だから、僕も光さんと同じようにできますから、僕に光さんにしたのと同じことをしてください」
「えっ」
ちょっとノリさん、タロになんてこと教えてくれるんだ!と、俺が心の中で文句を言っているうちに、タロはあろうことか俺の方に裸の尻を向けて四つんばいになり、自分の指で後孔を開いて見せながら、顔だけこちらを振り返った。
左右白黒の靴下だけを身に付けた、ほぼ全裸でのそのポーズは、確かに俺があのスケッチブックに描いた光の姿そのままだったけれど、その様子は色っぽいというよりは、タロの必死な思いが伝わってきて、こっちまでつらくなった。
「タロ、やめろって!」
「どうしてですか?!
僕、光さんみたいにできていませんか?
それともご主人様は、やっぱり僕とは交尾できませんか?」
「そんなこと、あるわけないだろ!
俺だって、タロと交尾したいよ!」
思わず俺の口から飛び出した言葉に、タロが大きく目を見張る。
そして四つんばいだった体を起こすと、再び正座をして俺の目をじっと見た。
「ご主人様、それ、本当ですか?」
「あ……あー、えっーと……」
それは確かにものすごく正直な気持ちではあったのだが、あまりにも恥ずかしい言葉で思わず告白をしてしまった俺はうろたえる。
けれども、期待に満ちた目で俺を見つめるタロを見ていると、覚悟が決まった。
「ああ、本当だよ。
俺もタロと同じで、タロのことが交尾したいという意味で好きだ」
俺がはっきりとそう告げると、タロは俺の言葉を噛みしめているかのように真面目な顔をして、それから花の蕾がほころぶように、ぱあっと笑顔になった。
「ご主人様……、僕、うれしいです。
ありがとうございます」
瞳を潤ませ、少し震える声で俺に礼を言うタロを、俺はそっと抱きしめる。
「ああ、俺の方こそありがとうな。
タロが俺のこと好きになってくれて、そしてこうやって俺と交尾がしたいって言いに来てくれて、すごく嬉しいよ。
タロは勇気があるな。
俺はタロのことが好きだって自覚しても何も行動を起こそうとしなかったのに、タロはこうやってちゃんと自分の気持ちをはっきりと俺に伝えてくれて……。
ほんと、すごいよ。
惚れ直した」
俺がそう言うと、タロは照れくさいけれども嬉しいというような、はにかんだ笑顔を見せた。
その表情がまたなんともかわいくて、俺は思わずタロにキスをする。
触れるだけのキスを終え、閉じていた目を開けると、タロも俺と同じように目を開けたところだった。
その顔になぜか違和感を覚え、俺は一瞬首をかしげたが、すぐにその違和感の正体に気付く。
「タロ、お前もしかして、また大きくなった?」
キスしていたほんの短い間に、タロはまた体が成長していた。
今のタロは、18、9才くらいの年齢に見える。
顔立ちも、今キスしたばかりというせいもあるだろうが、少し大人の色気が感じられるようになっていた。
「はい、僕、また力が強くなったみたいです。
だって僕、今すごくし……」
そこまで言いかけたタロは、はっと何かに気付いたような顔をして、慌てて両手で自分の口をふさいだ。
「すごくし?」
俺がタロの言葉を繰り返して首をかしげると、タロはわたわたと慌て出した。
「な、なんでもありません!
それよりご主人様、あの、もしよかったら今から交尾しませんか?」
あー、そうか、きっとそれもタロの変身の力のことだから内緒なんだな。
明らかに何かをごまかそうとしているタロの様子から、俺はそう理解する。
そういうことなら無理に聞き出す必要はないし、それにタロがごまかすために持ち出してきた提案もとても魅力的だから、これに乗らない手はない。
「そうだな。
よし、それじゃあしようか……その、交尾を」
交尾という言葉に少し照れつつも俺がそう答えると、タロは「はい!」と答えて俺の腕の中で尻尾をぶんぶん振った。
寒くなってきたし、そろそろ中に入っておいで」
庭の犬小屋の中にいるタロを呼ぶと、今度は素直に俺の方に歩いてきた。
あ、尻尾が上がってる。
昨日からずっとしょんぼりと下がっていたタロの尻尾が、今見ると普段通りにお尻の上でくるんと巻いていた。
顔つきも悲しそうではなくて、きりっとした感じになっている。
よかった、ノリさんと話して元気が出たのかな。
ほっとした俺は、タロの頭をよしよしとなでてやる。
タロは大人しくなでられてはいたが、いつもみたいに俺に甘えてくることはなく、それどころか緊張でもしているような様子で体を固くしている。
いつもなら条件反射のようにぶんぶん振られる尻尾も、今は微動だにしていない。
……これ、やっぱり俺、嫌われたんじゃ……。
いつもと違うタロの様子に不安を感じつつも、タロに改めて聞いてみるのも怖くて、俺はそのまま晩ご飯にすることにしたのだった。
――――――――――――――――
晩ご飯の後、タロは庭にも二階にも行かず、アトリエにとどまってくれたが、それでもいつもみたいに俺の側にいるわけではなく、微妙に距離を置いている。
タロが側に寄ってきてくれないと、のんびりとくつろいだりする気にもなれず、俺はそのまま遅くまで仕事を続けた。
やがてそろそろ寝る時間が近づいてきたので、1人で風呂に入って歯を磨く。
「タロ、今日は一緒に寝てくれるか?」
恐る恐る聞いてみると、タロは申し訳なさそうに、しかしきっぱりと首を横に振った。
「……そうか。
じゃあ、下も豆球つけておくな。
おやすみ、タロ」
タロに振られた俺は、タロを一階に残して、1人でとぼとぼと二階に上がった。
昨日と同じように襖を少し開けたままにして、暖房のオフタイマーを入れて、今朝畳むのをさぼって敷きっぱなしだった布団にくるまる。
「寒い……」
昨日とまったく同じことをつぶやきながら、俺の気持ちは昨日よりもさらに暗かった。
「タロがうちを出ていきたいって言い出したらどうしよう……」
タロに対する恋愛感情を抜きにしても、タロは今の俺にとって、仕事でも日々の生活でも重要な位置を占めている。
犬のタロにしても人間のタロにしても、タロが隣にいない毎日なんて考えられない。
思わずタロがいない寂しい未来を想像してしまい、俺はまた寒気を感じてぶるりと体を震わせた。
――――――――――――――――
とても眠れそうにないと思っていたが、それでもいつの間にか少しうとうとしていたらしい。
ふと誰かの気配を感じて、俺はうっすらと目を開いた。
豆球のオレンジ色の光の中、俺の布団の隣に座っている人がいる。
寝ぼけた頭がようやくその顔と姿を認識した途端、俺はぱっちりと目を開けて飛び起きた。
「タロ! お前、なんて格好で……」
俺が寝ている布団の横には、まるでタロが初めて人間に変身した日の再現のように、人間の姿のタロが正座していた。
しかしその姿はあの日のような俺の普段着姿ではなく、なんと一糸まとわぬ素っ裸だった。
「た、タロ、早くこれ着て!
人間は毛皮がないんだから、そんな格好じゃ風邪ひくから!」
タロの白い胸と腹にぽつぽつと並ぶ乳首と副乳と、股間の淡い茂みから必死に目をそらしながら、俺は裸のタロの肩に布団をかけてやる。
しかしタロは、俺がかけてやった布団をすぐにはがしてしまった。
「ご主人様、お願いがあります」
人間なら落ち着かなくて仕方ない全裸状態なのに、タロはしっかりと背筋を伸ばし、真剣な顔つきで俺の目を見据えた。
「お願い……?」
「はい。
ご主人様、お願いです。
どうか、僕と交尾してください」
「え? ……ちょ、ちょっと待て、タロ、交尾ってお前……」
「僕、ご主人様のことが好きなんです。
ご主人様のことがずっと大好きで大好きで、でも今までは単に僕を飼ってくれている飼い主として好きなんだって思ってました。
けど、ご主人様のスケッチブックであの光さんって人の絵を見て、それがすごくきれいだって思って、でもそれなのに、あの絵を見ていると何だかすごく嫌な気持ちになって……」
そう言ったタロは、光の絵のことを思い出しているらしく、ものすごく悔しそうな表情をしている。
「昨日、光さんがうちに来て、ご主人様とまた付き合いたいって言っているのを聞いていて、ものすごく嫌で嫌で、思わず人間に変身して、光さんのことを追い出してしまいました。
それでやっとわかったんです。
僕はご主人様に光さんと――他の誰とも、交尾して欲しくないんだって。
そしてその代わりに、僕自身が、あの光さんみたいにご主人様に交尾をしてもらって、あんなふうにきれいに描いてもらいたいんだって。
……ご主人様は、別に僕と交尾をしたいわけじゃないって、わかってます。
でも、お願いです。
一回だけ、一回だけでいいですから、僕と交尾をしてください。
僕、ノリさんに人間の男性同士の交尾のやり方を教えてもらって、ちゃんと準備もしてきました。
だから、僕も光さんと同じようにできますから、僕に光さんにしたのと同じことをしてください」
「えっ」
ちょっとノリさん、タロになんてこと教えてくれるんだ!と、俺が心の中で文句を言っているうちに、タロはあろうことか俺の方に裸の尻を向けて四つんばいになり、自分の指で後孔を開いて見せながら、顔だけこちらを振り返った。
左右白黒の靴下だけを身に付けた、ほぼ全裸でのそのポーズは、確かに俺があのスケッチブックに描いた光の姿そのままだったけれど、その様子は色っぽいというよりは、タロの必死な思いが伝わってきて、こっちまでつらくなった。
「タロ、やめろって!」
「どうしてですか?!
僕、光さんみたいにできていませんか?
それともご主人様は、やっぱり僕とは交尾できませんか?」
「そんなこと、あるわけないだろ!
俺だって、タロと交尾したいよ!」
思わず俺の口から飛び出した言葉に、タロが大きく目を見張る。
そして四つんばいだった体を起こすと、再び正座をして俺の目をじっと見た。
「ご主人様、それ、本当ですか?」
「あ……あー、えっーと……」
それは確かにものすごく正直な気持ちではあったのだが、あまりにも恥ずかしい言葉で思わず告白をしてしまった俺はうろたえる。
けれども、期待に満ちた目で俺を見つめるタロを見ていると、覚悟が決まった。
「ああ、本当だよ。
俺もタロと同じで、タロのことが交尾したいという意味で好きだ」
俺がはっきりとそう告げると、タロは俺の言葉を噛みしめているかのように真面目な顔をして、それから花の蕾がほころぶように、ぱあっと笑顔になった。
「ご主人様……、僕、うれしいです。
ありがとうございます」
瞳を潤ませ、少し震える声で俺に礼を言うタロを、俺はそっと抱きしめる。
「ああ、俺の方こそありがとうな。
タロが俺のこと好きになってくれて、そしてこうやって俺と交尾がしたいって言いに来てくれて、すごく嬉しいよ。
タロは勇気があるな。
俺はタロのことが好きだって自覚しても何も行動を起こそうとしなかったのに、タロはこうやってちゃんと自分の気持ちをはっきりと俺に伝えてくれて……。
ほんと、すごいよ。
惚れ直した」
俺がそう言うと、タロは照れくさいけれども嬉しいというような、はにかんだ笑顔を見せた。
その表情がまたなんともかわいくて、俺は思わずタロにキスをする。
触れるだけのキスを終え、閉じていた目を開けると、タロも俺と同じように目を開けたところだった。
その顔になぜか違和感を覚え、俺は一瞬首をかしげたが、すぐにその違和感の正体に気付く。
「タロ、お前もしかして、また大きくなった?」
キスしていたほんの短い間に、タロはまた体が成長していた。
今のタロは、18、9才くらいの年齢に見える。
顔立ちも、今キスしたばかりというせいもあるだろうが、少し大人の色気が感じられるようになっていた。
「はい、僕、また力が強くなったみたいです。
だって僕、今すごくし……」
そこまで言いかけたタロは、はっと何かに気付いたような顔をして、慌てて両手で自分の口をふさいだ。
「すごくし?」
俺がタロの言葉を繰り返して首をかしげると、タロはわたわたと慌て出した。
「な、なんでもありません!
それよりご主人様、あの、もしよかったら今から交尾しませんか?」
あー、そうか、きっとそれもタロの変身の力のことだから内緒なんだな。
明らかに何かをごまかそうとしているタロの様子から、俺はそう理解する。
そういうことなら無理に聞き出す必要はないし、それにタロがごまかすために持ち出してきた提案もとても魅力的だから、これに乗らない手はない。
「そうだな。
よし、それじゃあしようか……その、交尾を」
交尾という言葉に少し照れつつも俺がそう答えると、タロは「はい!」と答えて俺の腕の中で尻尾をぶんぶん振った。
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