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責任持って☆
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そんなわけで、僕は中村さんのパシリから友人に昇格した。
僕と中村さんは9才の年の差があるけれど、2人で会って遊ぶ内容は同年代の友達とほとんど変わらない。
一緒にゲームをしたり、マンガの貸し借りをしたり、中村さんの車でショッピングセンターに出かけて買い物のついでに食事したりという感じだ。
本当にただの友達付き合いという感じで全然色気はないけれども、それでもパシリだった時とは全然違う。
今にして思えば、パシリ期間の間、中村さんは僕の人柄などを見極めようとしていたせいか、いつもなんとなく緊張していたのだろう。
友達になった今は僕にも気を許してくれているみたいで、屈託のない笑顔を見せたり、男同志でやりがちな子供っぽい悪ふざけもするようになった。
そうやって今まで知らなかった中村さんの新たな一面を知るたび、僕はなおいっそう彼のことを好きになっていく。
それに──もしかしたらこれは希望的観測なのかもしれないけれど──たまに中村さんも僕のことを恋愛の意味で意識してくれているのではないかと感じることがある。
例えば僕がこっそり中村さんの横顔を眺めている時、その視線に気付いた中村さんがちょっと赤くなって背中を向けるとか。
例えば中村さんが作ってくれたご飯を僕が「おいしい」と感動しながら食べているのを見ながら、照れ臭そうな顔をしているとか。
──こうして改めて並べてみると、僕のことを意識しているというよりは、僕の中村さんへの想いの強さを意識していると言った方が正しい気がする。
それでも、中村さんは僕の恋愛感情を否定せずにそうして意識してくれているのだから、少しは可能性があると期待してもいいんじゃないかと思う。
──────────
そんなふうにして、中村さんと友達付き合いを続けていたある日のことだ。
その日は僕のバイトがある日だったが、2人でやっているスマホゲームでイベントがあるから少しだけ協力プレイをしようという話になり、夜になってから中村さんの家に行く約束になっていた。
バイト先からバイクで直接中村さんの家に行きチャイムを鳴らすと、なんと中村さんは明らかに風呂上がりの格好で僕を出迎えた。
風呂上がりと言っても男だから普通の色気のないスウェットを着ているだけなのだけど、それでも温まってほんのりと色づいた頬だとか、ざっと拭いただけらしい濡れた髪だとか、ズボンの裾から出た素足の意外に細い指だとか、俺にとっては目の毒なところが多過ぎて、とてもじゃないけどゲームには集中出来ない。
出来るだけ中村さんの方を見ないようにしてみたけど、それでもリビングのソファーのすぐ隣からかすかに香ってくる爽やかなシャンプーの香りのせいで、つい中村さんがお風呂に入っている姿を想像してしまい、困ったことに股間が反応してきてしまった。
「今の戦闘、結構ギリギリだったな。
次のやつはどうす…る……」
僕に話しかけた中村さんの言葉が途中で止まる。
その視線が僕の股間に向いているのに気付いて、慌ててスマホを持ったままの両手で股間を隠した。
「す、すみません……」
「あー、いや、これは俺の方が悪い。
好きな奴が風呂上がりですぐ隣に座ってたら、そりゃそうなるよな。
すまん、無神経だった」
そう言うと中村さんはスマホの電源を切った。
「今回は俺が悪いから責任持って抜いてやる」
続けて中村さんはとんでもないことを言い出して僕を慌てさせる。
「い、いえ、大丈夫です!
トイレ借りますから!」
そう言って僕が立ち上がろうとすると、中村さんがその肩を押さえる。
「まあいいから」
そう言って中村さんは僕の手からスマホを取り上げて電源を切った。
「えっ、いえ、あの」
僕があたふたしている間に、中村さんはさっさと僕のズボンのファスナーを開けて中から固くなったモノを取り出す。
そしてソレを躊躇なく握り、上下に擦り始めた。
「……っ」
中村さんはごく普通の擦り方をしているだけだけど、僕のソレは瞬く間に完勃ちになる。
なんせ握っているその手は、僕が子どもの頃からずっと好きな人の手なのだ。
これで感じるなというのは無理な話だ。
前にも一度、このリビングでこうやって中村さんに僕のモノを擦ってもらったことがあるけれど、あの時は痴漢の罰ということで気持ちよくなってはいけないと必死になっていて、全く余裕がなかった。
けれども今日はあの時よりはちょっとは余裕があるから、その分、中村さんは自分でする時もこんな感じでしてるのかななどと余分なことも考えてしまって、その妄想のせいで余計に興奮してしまう。
中村さんは無言で僕のモノを擦っている。
何の気なしに中村さんの方を見ると、驚いたことにその股間は少し膨らんでいた。
「あ、あの中村さん、それ……」
驚きつつも、僕のを擦っているうちに中村さんもそういう気分になってきたことがうれしくて、遠慮しつつも声をかけると、中村さんは僕の視線が向いている方を確認して、困った様子で答えた。
「あー、まあ気にすんな。
俺のことはいいから、お前は早くイッとけ」
「そんな、気にするなって言われても、気になりますって。
あの、なんだったらそっちは僕がしましょうか?」
まあ十中八九「あほか」と頭をはたかれて終わりだろうなと思いつつも、ほんの少しの望みにかけてそう言ってみると、意外なことに中村さんは「あー……」と迷う素振りを見せた。
「んー、そうだな。じゃあ頼む」
少し迷ったもののあっさりとそう言うと、中村さんは僕のモノから手を離し、腰を浮かせてスウェットのズボンを下ろすとボクサーブリーフの中から緩く勃ち上がったモノを取り出した。
えっ、ちょっと待って、何で? これ何のごほうび?
惜しげもなく晒されたソレを信じられない思いで凝視していると、中村さんが再び僕のモノを握った。
「ほら、お前も早く」
「あっ、はい、すみません」
中村さんにうながされて、僕も中村さんのモノを握る。
自分が中村さんにシている、という状況は、中村さんにシてもらうということ以上に興奮するもので、その興奮と中村さんが与えてくれる物理的な刺激とで、僕はそれからすぐにイッてしまった。
「お前、早いよ」
中村さんは思わずといった感じで苦笑している。
「す、すみません。
あ、中村さんもちゃんとイケるまでやりますから」
そう言うと僕はソファーから降りて中村さんの足の間に座り、中村さんのモノを両手でしっかりと握り直す。
「ちょ、そんな張り切ってやらなくてもいいって、適当に擦ってくれれば……あ、それヤベっ…」
せっかくだから中村さんに気持ちよくなって欲しくて、自分でして気持ちいいと思ったテクニックを駆使すると、中村さんはいったんは拒否しかけたが、僕のやり方を悦く思ってくれたのか、すぐに力を抜いて僕のしたいようにさせてくれた。
「あ、橋場、そろそろイくから」
「はい、わかりました!」
中村さんがティッシュを取りながらそう言ったので、俺は手の動きを早める。
「んっ…!」
そして中村さんは小さく声を上げて俺の手の中で達した。
あー、もったいない……。
飲んでみたかった。
中村さんが出した白いものがティッシュで拭き取られていくのをぼんやりと見ていると、中村さんがちょっと申し訳なさそうに言った。
「あー、なんていうか、かえって申し訳なかったな」
「いえ、全然大丈夫です!」
僕からしたら、むしろ中村さんにお礼を言いたいくらいだ。
「んー、そうか。ならいいんだが。
……あと、悪いけど、さすがにそれはもう処理しないからな」
中村さんがまた反応してきた僕のモノを見ながらそう言ったので、僕は「すいません、大丈夫です」と言いながら慌ててソレをティッシュで拭いて無理矢理仕舞った。
僕と中村さんは9才の年の差があるけれど、2人で会って遊ぶ内容は同年代の友達とほとんど変わらない。
一緒にゲームをしたり、マンガの貸し借りをしたり、中村さんの車でショッピングセンターに出かけて買い物のついでに食事したりという感じだ。
本当にただの友達付き合いという感じで全然色気はないけれども、それでもパシリだった時とは全然違う。
今にして思えば、パシリ期間の間、中村さんは僕の人柄などを見極めようとしていたせいか、いつもなんとなく緊張していたのだろう。
友達になった今は僕にも気を許してくれているみたいで、屈託のない笑顔を見せたり、男同志でやりがちな子供っぽい悪ふざけもするようになった。
そうやって今まで知らなかった中村さんの新たな一面を知るたび、僕はなおいっそう彼のことを好きになっていく。
それに──もしかしたらこれは希望的観測なのかもしれないけれど──たまに中村さんも僕のことを恋愛の意味で意識してくれているのではないかと感じることがある。
例えば僕がこっそり中村さんの横顔を眺めている時、その視線に気付いた中村さんがちょっと赤くなって背中を向けるとか。
例えば中村さんが作ってくれたご飯を僕が「おいしい」と感動しながら食べているのを見ながら、照れ臭そうな顔をしているとか。
──こうして改めて並べてみると、僕のことを意識しているというよりは、僕の中村さんへの想いの強さを意識していると言った方が正しい気がする。
それでも、中村さんは僕の恋愛感情を否定せずにそうして意識してくれているのだから、少しは可能性があると期待してもいいんじゃないかと思う。
──────────
そんなふうにして、中村さんと友達付き合いを続けていたある日のことだ。
その日は僕のバイトがある日だったが、2人でやっているスマホゲームでイベントがあるから少しだけ協力プレイをしようという話になり、夜になってから中村さんの家に行く約束になっていた。
バイト先からバイクで直接中村さんの家に行きチャイムを鳴らすと、なんと中村さんは明らかに風呂上がりの格好で僕を出迎えた。
風呂上がりと言っても男だから普通の色気のないスウェットを着ているだけなのだけど、それでも温まってほんのりと色づいた頬だとか、ざっと拭いただけらしい濡れた髪だとか、ズボンの裾から出た素足の意外に細い指だとか、俺にとっては目の毒なところが多過ぎて、とてもじゃないけどゲームには集中出来ない。
出来るだけ中村さんの方を見ないようにしてみたけど、それでもリビングのソファーのすぐ隣からかすかに香ってくる爽やかなシャンプーの香りのせいで、つい中村さんがお風呂に入っている姿を想像してしまい、困ったことに股間が反応してきてしまった。
「今の戦闘、結構ギリギリだったな。
次のやつはどうす…る……」
僕に話しかけた中村さんの言葉が途中で止まる。
その視線が僕の股間に向いているのに気付いて、慌ててスマホを持ったままの両手で股間を隠した。
「す、すみません……」
「あー、いや、これは俺の方が悪い。
好きな奴が風呂上がりですぐ隣に座ってたら、そりゃそうなるよな。
すまん、無神経だった」
そう言うと中村さんはスマホの電源を切った。
「今回は俺が悪いから責任持って抜いてやる」
続けて中村さんはとんでもないことを言い出して僕を慌てさせる。
「い、いえ、大丈夫です!
トイレ借りますから!」
そう言って僕が立ち上がろうとすると、中村さんがその肩を押さえる。
「まあいいから」
そう言って中村さんは僕の手からスマホを取り上げて電源を切った。
「えっ、いえ、あの」
僕があたふたしている間に、中村さんはさっさと僕のズボンのファスナーを開けて中から固くなったモノを取り出す。
そしてソレを躊躇なく握り、上下に擦り始めた。
「……っ」
中村さんはごく普通の擦り方をしているだけだけど、僕のソレは瞬く間に完勃ちになる。
なんせ握っているその手は、僕が子どもの頃からずっと好きな人の手なのだ。
これで感じるなというのは無理な話だ。
前にも一度、このリビングでこうやって中村さんに僕のモノを擦ってもらったことがあるけれど、あの時は痴漢の罰ということで気持ちよくなってはいけないと必死になっていて、全く余裕がなかった。
けれども今日はあの時よりはちょっとは余裕があるから、その分、中村さんは自分でする時もこんな感じでしてるのかななどと余分なことも考えてしまって、その妄想のせいで余計に興奮してしまう。
中村さんは無言で僕のモノを擦っている。
何の気なしに中村さんの方を見ると、驚いたことにその股間は少し膨らんでいた。
「あ、あの中村さん、それ……」
驚きつつも、僕のを擦っているうちに中村さんもそういう気分になってきたことがうれしくて、遠慮しつつも声をかけると、中村さんは僕の視線が向いている方を確認して、困った様子で答えた。
「あー、まあ気にすんな。
俺のことはいいから、お前は早くイッとけ」
「そんな、気にするなって言われても、気になりますって。
あの、なんだったらそっちは僕がしましょうか?」
まあ十中八九「あほか」と頭をはたかれて終わりだろうなと思いつつも、ほんの少しの望みにかけてそう言ってみると、意外なことに中村さんは「あー……」と迷う素振りを見せた。
「んー、そうだな。じゃあ頼む」
少し迷ったもののあっさりとそう言うと、中村さんは僕のモノから手を離し、腰を浮かせてスウェットのズボンを下ろすとボクサーブリーフの中から緩く勃ち上がったモノを取り出した。
えっ、ちょっと待って、何で? これ何のごほうび?
惜しげもなく晒されたソレを信じられない思いで凝視していると、中村さんが再び僕のモノを握った。
「ほら、お前も早く」
「あっ、はい、すみません」
中村さんにうながされて、僕も中村さんのモノを握る。
自分が中村さんにシている、という状況は、中村さんにシてもらうということ以上に興奮するもので、その興奮と中村さんが与えてくれる物理的な刺激とで、僕はそれからすぐにイッてしまった。
「お前、早いよ」
中村さんは思わずといった感じで苦笑している。
「す、すみません。
あ、中村さんもちゃんとイケるまでやりますから」
そう言うと僕はソファーから降りて中村さんの足の間に座り、中村さんのモノを両手でしっかりと握り直す。
「ちょ、そんな張り切ってやらなくてもいいって、適当に擦ってくれれば……あ、それヤベっ…」
せっかくだから中村さんに気持ちよくなって欲しくて、自分でして気持ちいいと思ったテクニックを駆使すると、中村さんはいったんは拒否しかけたが、僕のやり方を悦く思ってくれたのか、すぐに力を抜いて僕のしたいようにさせてくれた。
「あ、橋場、そろそろイくから」
「はい、わかりました!」
中村さんがティッシュを取りながらそう言ったので、俺は手の動きを早める。
「んっ…!」
そして中村さんは小さく声を上げて俺の手の中で達した。
あー、もったいない……。
飲んでみたかった。
中村さんが出した白いものがティッシュで拭き取られていくのをぼんやりと見ていると、中村さんがちょっと申し訳なさそうに言った。
「あー、なんていうか、かえって申し訳なかったな」
「いえ、全然大丈夫です!」
僕からしたら、むしろ中村さんにお礼を言いたいくらいだ。
「んー、そうか。ならいいんだが。
……あと、悪いけど、さすがにそれはもう処理しないからな」
中村さんがまた反応してきた僕のモノを見ながらそう言ったので、僕は「すいません、大丈夫です」と言いながら慌ててソレをティッシュで拭いて無理矢理仕舞った。
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