ジャニーズ

なー

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安田章大×大倉忠義

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Y side

あ、いって…


最近大丈夫やったから油断してた。

偏頭痛持ちの俺は毎日薬を

持ち歩いていたが最近は

頭痛が来なかったから持ち歩いていなかった。

どうしよ。これから収録やのに。


O side

ヤスなんか元気ないなぁー。

どーしたんやろ?

どーしたんってきいても

なんもないよーって笑ってるし

俺には作ってるってわかるけど

そーいや、顔しかめてる?

あ、頭痛かな?

最近痛がってるの見たことなかったし

薬持ってないんかもなぁ。


Y side

大倉がどうしたんか聞いてきた。

バレへんようにしてるつもりやねんけどな

みんなに迷惑かけたくないな。

収録まで時間あるしトイレ行って落ち着こか。


あ、大倉がいる。

「なんしてんのー?」

と聞くと、

「頭痛いんやろー?大丈夫?」

うわ、バレてるやん…

「痛くないでー?大丈夫大丈夫」

笑顔で言ったら大倉が怖い顔をして

「なんで嘘つくねん。そんな嘘すぐわかるわ。
   何年一緒にいると思ってんねん。」

大倉こわーい。わら

「ごめん、ちょっと痛いだけやしほんまに大丈夫やで」

そう言うと大倉は

「辛いって顔してるよ。」

優しくそう言っておデコに手を当てて

「痛いの痛いのとんでけー」

ってやってくれた。

「大倉おこちゃまやん(笑)」

大倉カワイ。

何かちょっと痛いの治まった気がする。

大倉パワー最高(*`ω´)b

「大倉、ありがと。ちょっとましなったで」

そう言うと大倉は笑顔で

「そっか、よかった」

と言ってくれた。

何でこんな優しいねん。

「楽屋戻ろ!そろそろ収録始まるやろうし」

と言うと

「まだ治ってないんやし無理したあかんよ?」

と言ってくれた。

「わかってるよ」


O side

収録が始まった。

ヤス、頭痛悪化したんかな?

何かあんまり喋らんやん。

大丈夫なんかな?

心配で心配でたまらんわ。

ヤスは無理するやつやからな。

収録終わったら薬買いに行こ。


Y side

収録始まった途端、めっちゃ痛くなってきた。

お客さんもいるしあともうちょっとやし

頑張ろ。大倉ずっとこっち見てるし。


~収録終了~

あ、やばい。

気持ち悪くなってきたかも。

「う、、」

「ヤス?大丈夫?」

喋ることができず首を振ったら

「気持ち悪いん?トイレいく?」

頷くと大倉は俺をおんぶしてトイレまで連れてってくれた。


~20分後~

ずっと大倉は背中をさすってくれてた。

「マシになった?」

「うん、ごめんなぁ、迷惑かけて」

「迷惑なんて思ってへんよ」

真剣な目で言われた。

目を合わせるのが怖くて

ちょっとうつむくといきなり

大倉が俺を抱きしめた。

「え、あ、大倉?」

返事がないので

「大倉?どうしたん?」

そう言うと大倉は

「あんまり無理しんといて。
    ヤスが無理してたら俺、心配で心配で
    全然集中できひんし。」

ちょっと声が震えてる。

「ごめん、ごめんなぁ。」

ちょっと泣いた声で言うと

涙を指で拭ってくれた。

それから、大倉と5秒ぐらい見つめあって

二人の唇が触れた。

頭痛とか全部吹っ飛んだ。
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