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それぞれの班
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「私はキリサキと一緒。今回はあいつと組んでショウを諦めるよう説得する」
ん?俺を諦めるように説得する?それはモルクのやることではないと思うが。
「モルク。そんなことしなくていいぞ。別に俺はキリさんのことはなんとも思ってないからな。ただ強いくらいにしか思ってない」
「そんなのわかりませんわ!キリサキは強いですし万が一というのもありますわ!」
「万が一?万が一俺がキリさんに惚れてしまうかもってこと?ないないない」
俺がないないと言うとモルクはまた俺に異能で石をぶつけてくる。
「あいたっ」
「ちょっと!いいすぎじゃありませんの?女性に対して失礼ですわよ!それは」
どっちなんだよもう。めんどくさいな。モルクってこんな面倒だったか?
モルクは「ごほん!」と息を整えた後に
「と、取り乱してごめんなさいですわ。でもショウ。女性に対してそれはないですわ」
「同意。私も恋愛はよくわからないけど女性に対してのそのいい方はダメだと思う」
モルクとマルにせめられる。マル。お前まで言うのかよ・・・。
「そんなこと言われてもな。俺はキリさんが強いことしか知らないし上辺だけで人を好きになるのはよくないだろ」
「そんなことありませんわ。一目惚れというのもあるんですからショウの言い方はちょっとひどい言い方ですわよ」
「私もよくわからないけどモルクに同意」
よくわからないなら同意しないでくれ。全く。
「キリさんとだけか?俺の知っとるやつは」
「え?ショウ私がほかの男と組むの嫌なの?」
何故かニヤニヤと顔をにやけさせながら俺に言うモルク。別に他のやつと組むのは嫌というわけではないがこう、気になるんでな。
「気になるのは気になるがどうした?」
「教えてほしいんだー。ふーん」
めっちゃいらつくな。もういいや
「教えてくれないならいいよ別に」
「ご、ごめんなさいですわ。少しからかいすぎましたわ。大丈夫ですわ。後はショウの知らない人ですわ」
そうか。しかしキリさんと同じ班か。なかなかに強そうだな。主にキリさんが。
「遠足の時は何があるかは知らないが楽しもうぜ」
「同意。私も学校の行事は楽しむべきと思う。モルクは?」
「そ、それは私だって楽しみですわ。学校行事をこんな自分から楽しめるなんてなかなかありませんもの。中学とかだと親の名前とかで無理して仲良くする人が多かったから今年は楽しみですわ」
ん?俺を諦めるように説得する?それはモルクのやることではないと思うが。
「モルク。そんなことしなくていいぞ。別に俺はキリさんのことはなんとも思ってないからな。ただ強いくらいにしか思ってない」
「そんなのわかりませんわ!キリサキは強いですし万が一というのもありますわ!」
「万が一?万が一俺がキリさんに惚れてしまうかもってこと?ないないない」
俺がないないと言うとモルクはまた俺に異能で石をぶつけてくる。
「あいたっ」
「ちょっと!いいすぎじゃありませんの?女性に対して失礼ですわよ!それは」
どっちなんだよもう。めんどくさいな。モルクってこんな面倒だったか?
モルクは「ごほん!」と息を整えた後に
「と、取り乱してごめんなさいですわ。でもショウ。女性に対してそれはないですわ」
「同意。私も恋愛はよくわからないけど女性に対してのそのいい方はダメだと思う」
モルクとマルにせめられる。マル。お前まで言うのかよ・・・。
「そんなこと言われてもな。俺はキリさんが強いことしか知らないし上辺だけで人を好きになるのはよくないだろ」
「そんなことありませんわ。一目惚れというのもあるんですからショウの言い方はちょっとひどい言い方ですわよ」
「私もよくわからないけどモルクに同意」
よくわからないなら同意しないでくれ。全く。
「キリさんとだけか?俺の知っとるやつは」
「え?ショウ私がほかの男と組むの嫌なの?」
何故かニヤニヤと顔をにやけさせながら俺に言うモルク。別に他のやつと組むのは嫌というわけではないがこう、気になるんでな。
「気になるのは気になるがどうした?」
「教えてほしいんだー。ふーん」
めっちゃいらつくな。もういいや
「教えてくれないならいいよ別に」
「ご、ごめんなさいですわ。少しからかいすぎましたわ。大丈夫ですわ。後はショウの知らない人ですわ」
そうか。しかしキリさんと同じ班か。なかなかに強そうだな。主にキリさんが。
「遠足の時は何があるかは知らないが楽しもうぜ」
「同意。私も学校の行事は楽しむべきと思う。モルクは?」
「そ、それは私だって楽しみですわ。学校行事をこんな自分から楽しめるなんてなかなかありませんもの。中学とかだと親の名前とかで無理して仲良くする人が多かったから今年は楽しみですわ」
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