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マルの成長
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「やるじゃないかマスル嬢!そうでなくてはな!」
バサラ先輩はマルの爆破の異能をくらった後も勢いをおとろえさせずに攻め、マルは何度もすきをついてバサラ先輩に攻撃し続ける。すごいな。マルのやつこんな短期間でこんなに腕を上げるとは驚いた。
「マルは、もともとセンスはあったんですわ。ただ独学であまり伸びなかっただけ。実は秘密にしていたのですが私とマルはアワロに指導をたのんだんです。ショウには秘密で。まだ1日しかみてもらえていないんですがマルはあれほどまでに成長しましたわ。おそらく2人は似たタイプだったんですわ」
似たタイプか。そう言えば俺マルの数値見たことあったけか?どれどれ
マル・マスル
体力 100
攻撃力 67
防御力 45
素早さ 59
筋力 49
異能力 150
異能のステータスが高いな。だが異能を上手くは使いこなせていなかったのをアワロが伸ばしたのか。しかし一体どんなカラクリなんだ?人体には使えないのに。
「マルが異能を使えるのは手のひらに常に何かしら紙を入れているのですわ。それでそれを爆破してその爆破の衝撃でやつと戦っているのですわ」
アワロのやつ。うまいこと考えたな。だがそれはストックがあればの話だ。もう人体に対しては使えないとバサラ先輩は予想してしまっているから服を掴む隙とかはなかなか与えないだろうな。
案の定バサラ先輩は上着を脱いで上半身裸になりマルの攻撃を受ける。
「そらどうしたマスル嬢。さっきみたいに爆破の衝撃をとばしてみたらどうだ?え?それともできないのかな?」
バサラ先輩はマルを煽るとマルは笑いながら
「先輩。私、別に異能だけじゃなくても戦える」
「ほう。俺とタイマンをやるか。いいね!最高にいいよ!マスル嬢。じゃとことん殴りあおうじゃないか!」
マルとバサラ先輩は数十分間防御もせずにただひたすらに殴りあうと先にやはりマルが倒れてしまう。
マル。お前はよくやったよ。
「はぁはぁ。なかなか熱いバトルだったぜ。マスル嬢」
「同意。こちら、こそ。先輩、強かった。ありがとう」
「礼を言うのはこちらの方さ。これでまた一つ、俺は高みに近づけた」
バサラ先輩はマルの手を取り俺のもとにまで連れてくると
「それじゃ次は君だな。ナロタ君」
バサラ先輩はギュウを指差すとギュウは
「はぁ。仕方ない。軽く終わらせてやりますか」
それはお前が勝つ前提でいうセリフか?それとも負ける理由前提でか?
バサラ先輩はマルの爆破の異能をくらった後も勢いをおとろえさせずに攻め、マルは何度もすきをついてバサラ先輩に攻撃し続ける。すごいな。マルのやつこんな短期間でこんなに腕を上げるとは驚いた。
「マルは、もともとセンスはあったんですわ。ただ独学であまり伸びなかっただけ。実は秘密にしていたのですが私とマルはアワロに指導をたのんだんです。ショウには秘密で。まだ1日しかみてもらえていないんですがマルはあれほどまでに成長しましたわ。おそらく2人は似たタイプだったんですわ」
似たタイプか。そう言えば俺マルの数値見たことあったけか?どれどれ
マル・マスル
体力 100
攻撃力 67
防御力 45
素早さ 59
筋力 49
異能力 150
異能のステータスが高いな。だが異能を上手くは使いこなせていなかったのをアワロが伸ばしたのか。しかし一体どんなカラクリなんだ?人体には使えないのに。
「マルが異能を使えるのは手のひらに常に何かしら紙を入れているのですわ。それでそれを爆破してその爆破の衝撃でやつと戦っているのですわ」
アワロのやつ。うまいこと考えたな。だがそれはストックがあればの話だ。もう人体に対しては使えないとバサラ先輩は予想してしまっているから服を掴む隙とかはなかなか与えないだろうな。
案の定バサラ先輩は上着を脱いで上半身裸になりマルの攻撃を受ける。
「そらどうしたマスル嬢。さっきみたいに爆破の衝撃をとばしてみたらどうだ?え?それともできないのかな?」
バサラ先輩はマルを煽るとマルは笑いながら
「先輩。私、別に異能だけじゃなくても戦える」
「ほう。俺とタイマンをやるか。いいね!最高にいいよ!マスル嬢。じゃとことん殴りあおうじゃないか!」
マルとバサラ先輩は数十分間防御もせずにただひたすらに殴りあうと先にやはりマルが倒れてしまう。
マル。お前はよくやったよ。
「はぁはぁ。なかなか熱いバトルだったぜ。マスル嬢」
「同意。こちら、こそ。先輩、強かった。ありがとう」
「礼を言うのはこちらの方さ。これでまた一つ、俺は高みに近づけた」
バサラ先輩はマルの手を取り俺のもとにまで連れてくると
「それじゃ次は君だな。ナロタ君」
バサラ先輩はギュウを指差すとギュウは
「はぁ。仕方ない。軽く終わらせてやりますか」
それはお前が勝つ前提でいうセリフか?それとも負ける理由前提でか?
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