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アワロ講師になる

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 モルクは頭をおさえながら悶えはじめる。無理もないか。あれだけ強化したんだし。
 モルクは服を着た後に俺を睨んで

「こ、この痛みは、前回と比べたらあまりにも痛みが違いますのよ!」
「だろうね。かなり強化したしそれなりに痛みをともなうのは当たり前さ。覚悟の上でしょ」
「そ、うです、わね。このために、わざわざ土日休みの日を選んだの、ですから。ショウ。悪いんですが私をベッドに、運んでくださいまし。言っておき、ますがどさくさに紛れてらどこかを男、が触れてはいけない場所、に触ろうものなら、悲鳴をあげてマル、にあなたの、顔面を爆破らしてもらう予定、ですから」

 こ、こぇえ。でもマルの異能は人体には使えないはずだ。

「安心なさい。マルの異能、は確かに人体に、は使えませんがら紙を渡してらありますから。紙をショウ、の顔面に貼って紙、を爆発させれば、あなたの顔面にかなり、のダメージを与えられ、ますから」

 何でチームメイトからダメージおわさなければならないんだよ俺。めっちゃ可哀想じゃん。

「ショウのことは、信頼はしていますが、男はケダモノらですから、いつ狼になるかわかり、ませんですわ。念には念を、ですわ」
「はいはい。わかりましたよ。丁寧に運ばせていただきますよ。それで俺はモルクをベッドに運んだ後どうすればいい」
「自由になさればいい、ですわ。私もう意識がはっきり、してませんから、後のことは、マルに頼んど、いてくださいまし」

 俺はお姫様抱っこでモルクをモルクのベッドにまで運んで寝かすと部屋にいたマルに後は任せたと頼んで学園内を散策することにした。



 俺は寮から出て今は学園の入り口前にいる。正直学園内も暇なんよなー。アクロバート街には緊急の用事がない限りとか長期休みがない場合はでたらダメらしいからなー。まさに学園内は牢獄だぜ!購買の近くに何かデパート的なものを作ってはいるらしいがな。噂で聞いた話だけどな。

「よぉ。またあったなぁ。ショウ」

 俺の背後から聞き覚えのある声がしたので振り向くとそこには

「その汚らしい格好はアワロか?」
「いい方はひでぇがそうだ。俺だなぁ。元気してたかぁ?」

 アワロは俺に聞く。こいつ何で学園に?昨日のはサーズ企業の社員の実力を見せにきただけで帰ったんじゃ。

「お前にいうのはかっこわりぃがよぉう。俺がお前らにとった態度に対して学園側が社長に連絡したらしくてよぉ。俺はしばらくここで講師で勤務するように言われたんだよぉ」

 えー。アワロが講師ってそれは、やばくね?
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