29 / 321
マルとモルク
しおりを挟む
「おいおい。俺っちのビートを避けるんじゃねぇよぉぉぉぉ!」
またも大きな声で俺たちに攻撃する。でかい音と風圧がうぜぇな。
俺はジーノルドの異能をどう攻略しようか考えているとマルが俺に近付いてきて
「ショウ。私が近付いてあいつに爆風を飛ばす。隙をついて倒して」
爆風を起こすってマルの異能じゃ爆発させるものまでは作れないだろうが。
「モルク。あれちょうだい」
「あれ?あれとはなんですの?」
戦闘空間を離脱しそうなモルクに対しマルが聞くとマルは
「バカモルク。あれと言ったらあれ」
「バカとは失礼ですわよ!それにあれと言われてもわかりませんわ!もっとハッキリ言ってくださいまし!」
おいおい。こっちでも喧嘩するのやめてくれよ。さっきまでギュウのチームのことボロボロに言ってたくせにさ。
「おいおい。ギュウ。あいつら俺っちのソウルビートを聞いてよ。仲間割れはじめたぜ。やっぱり俺のビートは魂に聞いて相手を混乱させるんだな。流石俺っちの異能。あの筋肉ナルシスト野郎とは違うぜ」
キメ顔で言うジーノルド。いや、今のお前はアデンとあまり変わらんぞ。というかあいつの異能のせいで2人は仲間割れをはじめたのか?そんな強い異能なのかジーノルドは!?
「違うよショウ。ジーノルドの異能、マイシャウトは自分の放つ音を小さくできたり大きくできたりするんだよ。例えば拍手とか小さい音の拍手を大きな音にできるし、逆に大きな音の拍手を小さくもできる。拍手は例えだけどね」
「おいおい。味方の異能。バラしちゃいけないだろギュウ。それに俺っちの異能はちゃんと敵さんのソウルに響いてんだよ。ロックにな!」
ジーノルドは俺に近づくと
「俺っちの音の前に消えな!」
指をぱちんっ!と鳴らし戦闘空間に響く。やばい!これは下手をすれば鼓膜が破けそうだ!
「2人とも!真面目にやらないと訓練にならないぞ!」
俺はマルとモルクに向かって叫ぶがジーノルドの音のせいで2人に俺の声は届かない。
「てめぇ。耳いかれてねぇのかよ。結構近距離で鳴らしてやったのによ」
「俺はお前達とは違って特殊だからな。それにお前みたいな同級生の小ものなんかに負ける気もないさ」
「は!言ってくれるじゃないか!敵ながら最高にロックだぜあんた!」
ジーノルドは俺にまたでかい音の叫び声をくらわせようとしているのか大きく息を吸い込む。俺は距離をおこうと離れようとすると
「ショウ!横によけて!」
マルが珍しく大きな声で叫んで俺はジーノルドがまっすぐに対し、横に向かって移動した。
またも大きな声で俺たちに攻撃する。でかい音と風圧がうぜぇな。
俺はジーノルドの異能をどう攻略しようか考えているとマルが俺に近付いてきて
「ショウ。私が近付いてあいつに爆風を飛ばす。隙をついて倒して」
爆風を起こすってマルの異能じゃ爆発させるものまでは作れないだろうが。
「モルク。あれちょうだい」
「あれ?あれとはなんですの?」
戦闘空間を離脱しそうなモルクに対しマルが聞くとマルは
「バカモルク。あれと言ったらあれ」
「バカとは失礼ですわよ!それにあれと言われてもわかりませんわ!もっとハッキリ言ってくださいまし!」
おいおい。こっちでも喧嘩するのやめてくれよ。さっきまでギュウのチームのことボロボロに言ってたくせにさ。
「おいおい。ギュウ。あいつら俺っちのソウルビートを聞いてよ。仲間割れはじめたぜ。やっぱり俺のビートは魂に聞いて相手を混乱させるんだな。流石俺っちの異能。あの筋肉ナルシスト野郎とは違うぜ」
キメ顔で言うジーノルド。いや、今のお前はアデンとあまり変わらんぞ。というかあいつの異能のせいで2人は仲間割れをはじめたのか?そんな強い異能なのかジーノルドは!?
「違うよショウ。ジーノルドの異能、マイシャウトは自分の放つ音を小さくできたり大きくできたりするんだよ。例えば拍手とか小さい音の拍手を大きな音にできるし、逆に大きな音の拍手を小さくもできる。拍手は例えだけどね」
「おいおい。味方の異能。バラしちゃいけないだろギュウ。それに俺っちの異能はちゃんと敵さんのソウルに響いてんだよ。ロックにな!」
ジーノルドは俺に近づくと
「俺っちの音の前に消えな!」
指をぱちんっ!と鳴らし戦闘空間に響く。やばい!これは下手をすれば鼓膜が破けそうだ!
「2人とも!真面目にやらないと訓練にならないぞ!」
俺はマルとモルクに向かって叫ぶがジーノルドの音のせいで2人に俺の声は届かない。
「てめぇ。耳いかれてねぇのかよ。結構近距離で鳴らしてやったのによ」
「俺はお前達とは違って特殊だからな。それにお前みたいな同級生の小ものなんかに負ける気もないさ」
「は!言ってくれるじゃないか!敵ながら最高にロックだぜあんた!」
ジーノルドは俺にまたでかい音の叫び声をくらわせようとしているのか大きく息を吸い込む。俺は距離をおこうと離れようとすると
「ショウ!横によけて!」
マルが珍しく大きな声で叫んで俺はジーノルドがまっすぐに対し、横に向かって移動した。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
サフォネリアの咲く頃
水星直己
ファンタジー
物語の舞台は、大陸ができたばかりの古の時代。
人と人ではないものたちが存在する世界。
若い旅の剣士が出逢ったのは、赤い髪と瞳を持つ『天使』。
それは天使にあるまじき災いの色だった…。
※ 一般的なファンタジーの世界に独自要素を追加した世界観です。PG-12推奨。若干R-15も?
※pixivにも同時掲載中。作品に関するイラストもそちらで投稿しています。
https://www.pixiv.net/users/50469933
転生貴族の魔石魔法~魔法のスキルが無いので家を追い出されました
月城 夕実
ファンタジー
僕はトワ・ウィンザー15歳の異世界転生者だ。貴族に生まれたけど、魔力無しの為家を出ることになった。家を出た僕は呪いを解呪出来ないか探すことにした。解呪出来れば魔法が使えるようになるからだ。町でウェンディを助け、共に行動をしていく。ひょんなことから魔石を手に入れて魔法が使えるようになったのだが・・。
異世界の剣聖女子
みくもっち
ファンタジー
(時代劇マニアということを除き)ごく普通の女子高生、羽鳴由佳は登校中、異世界に飛ばされる。
その世界に飛ばされた人間【願望者】は、現実世界での願望どうりの姿や能力を発揮させることができた。
ただし万能というわけではない。
心の奥で『こんなことあるわけない』という想いの力も同時に働くために、無限や無敵、不死身といったスキルは発動できない。
また、力を使いこなすにはその世界の住人に広く【認識】される必要がある。
異世界で他の【願望者】や魔物との戦いに巻き込まれながら由佳は剣をふるう。
時代劇の見よう見まね技と認識の力を駆使して。
バトル多め。ギャグあり、シリアスあり、パロディーもりだくさん。
テンポの早い、非テンプレ異世界ファンタジー!
*素敵な表紙イラストは、朱シオさんからです。@akasiosio
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる