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来訪者
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「兄様。私兄様から離れたくないわ!できるだけ一緒にいたいの!昨日のことだってあるんだし」
「だからこそミワは安全な場所によっていて欲しいんだ。ここならおそらく敵はこないだろうし。それに俺が戦っている間ミワを庇いながらは手練れに対してはきつい。数日は鍛えるつもりでいたがいつから敵がくるかもわからないならミワには安全な場所にいて欲しいんだ。だめかな?」
俺は必死でミワに頼む。正直俺は自分が負けることはないと思ってはいるが昨日のこともある。人のことを庇いながらの戦いにだなれていない。今までは味方は手練れだったからなんとかなってはいたがもしミワを巻き混んで人質にでもされたら俺は、俺は
「わかったわ兄様。兄様がそこまで言うなら大人しくまってるし怪我人がきたらここで治療する。だから兄様は敵が来るまでチドラに鍛えてもらって。あいつ多分まだ全力でやれないだろうし。それに体を動かしたり魔力を使った方が回復は早いと思うわ。チドラの場合はね」
ミワが俺にいうと俺はアルフレに「チドラのとこに向かう」と言うと
「ではテゴウ村の者が襲ってきたらジョーをあなた方を昨日案内した家のそばまで派遣しますのでその時はよろしくお願いします。あ、ヨトリはこちらで借りていますのでお気になさらないようお願いします」
「わかった。ではまた後ほど!」
俺は急いでチドラの家に向かった。
「チドラ!起きているか」
俺はチドラの家について勢いよくドアを開けるとチドラはぐったりと部屋の中で横になっていた。
「おいチドラ。どうした?まだ元気がでないのか?」
「主人、か。我は、我はあの程度の人間にここまでおいつめらて、こんな状態でよくもまぁオルゴロスのやつに啖呵をきったなと考えていた」
だいぶ落ち込んでいるようだなチドラのやつ。だが敵も今まではよりは強かったし。
「チドラ。話がある」
「なんだ主人?我のような弱い地龍に何かごようでも?」
こいついじけたら面倒なやつなんだな。
「お前は別に弱くはないさ。ただ敵を舐めすぎた。それだけの話だ。あまり手を抜かず最初から本気でやっていればお前は負けることはなかったろ?」
「確かにそうかもしれんがだが人間の体での加減はまだ完全には慣れておらんのだ。本気でやれる相手がおらなんだからな」
そこまで言うなら仕方ないここは俺が一肌脱いでやるか
「なら俺相手に本気でやればいい」
「主人も化け物なみだから他の奴らとは対象にはできない。ヨトリなら話は別だと思うが」
ヨトリか。奴は今アルフレの仕事を手伝っているからな。どうしたものか。
「話は聞かせてもらったわ」
俺とチドラが話している間に1人の女がチドラの家に入ってきた。
「だからこそミワは安全な場所によっていて欲しいんだ。ここならおそらく敵はこないだろうし。それに俺が戦っている間ミワを庇いながらは手練れに対してはきつい。数日は鍛えるつもりでいたがいつから敵がくるかもわからないならミワには安全な場所にいて欲しいんだ。だめかな?」
俺は必死でミワに頼む。正直俺は自分が負けることはないと思ってはいるが昨日のこともある。人のことを庇いながらの戦いにだなれていない。今までは味方は手練れだったからなんとかなってはいたがもしミワを巻き混んで人質にでもされたら俺は、俺は
「わかったわ兄様。兄様がそこまで言うなら大人しくまってるし怪我人がきたらここで治療する。だから兄様は敵が来るまでチドラに鍛えてもらって。あいつ多分まだ全力でやれないだろうし。それに体を動かしたり魔力を使った方が回復は早いと思うわ。チドラの場合はね」
ミワが俺にいうと俺はアルフレに「チドラのとこに向かう」と言うと
「ではテゴウ村の者が襲ってきたらジョーをあなた方を昨日案内した家のそばまで派遣しますのでその時はよろしくお願いします。あ、ヨトリはこちらで借りていますのでお気になさらないようお願いします」
「わかった。ではまた後ほど!」
俺は急いでチドラの家に向かった。
「チドラ!起きているか」
俺はチドラの家について勢いよくドアを開けるとチドラはぐったりと部屋の中で横になっていた。
「おいチドラ。どうした?まだ元気がでないのか?」
「主人、か。我は、我はあの程度の人間にここまでおいつめらて、こんな状態でよくもまぁオルゴロスのやつに啖呵をきったなと考えていた」
だいぶ落ち込んでいるようだなチドラのやつ。だが敵も今まではよりは強かったし。
「チドラ。話がある」
「なんだ主人?我のような弱い地龍に何かごようでも?」
こいついじけたら面倒なやつなんだな。
「お前は別に弱くはないさ。ただ敵を舐めすぎた。それだけの話だ。あまり手を抜かず最初から本気でやっていればお前は負けることはなかったろ?」
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「主人も化け物なみだから他の奴らとは対象にはできない。ヨトリなら話は別だと思うが」
ヨトリか。奴は今アルフレの仕事を手伝っているからな。どうしたものか。
「話は聞かせてもらったわ」
俺とチドラが話している間に1人の女がチドラの家に入ってきた。
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