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新たな旅立ち 2
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「ふん。私があなたのお世話になることはもうないわよ。私強いもの」
「それは弱い奴からすればの話でしょ」
ミワはヨトリに言うとヨトリは「ふっ」と鼻で笑いながら
「それは後からのお楽しみね。とりあえず私も行くから。あんたも行くなら行くわよ」
ミワはヨトリに言うと俺とミワよりも先に屋敷から出る。
「全くあのこは何を考えてるんだか」
「そうだな。俺にも考えはよめん。だがやつは実力はある方だ。それに目的もある。たった1日でどれだけ強くなったかは知らないがまぁ期待しようではないか」
俺はミワに言うとミワは「そうですね」と言い俺とミワも屋敷から出て入り口に出る。入り口にはすでにヨトリ、マムラ、チドラの3人が集まっていた。ただチドラの機嫌がかなり悪そうだった。
「どうしたチドラ。なぜそんな機嫌が悪そうなんだ?」
俺はチドラに近づいて聞くとチドラは珍しく俺を睨みつけて
「主人か。すまない。こんなイライラしているところは五龍王として恥ずかしいとは思うが昨日オルゴロスと揉めてな。少し暴れたい気分だから早く次の目的地に向かうぞ」
チドラは俺に言う。オルゴロスのやつ、説得?には成功したかはわからんがどうやらチドラのやつはかなりイラついているようだ。サラスコのことがよほど心配なんだろうな。
「やる気があるのはいいことだ。とりあえず向かうか。そう言えばコミは?」
俺は近くにいるチドラ、マムラ、ヨトリに聞くと
「コミって言うのはエルフ族の女の子とかしら?」
「そうだ。どこにいるか知らないか?昨日は中途半端に別れてしまったからな」
俺はマムラに言うとマムラは
「そうねぇ。エルフ族の子なら市場に店を構えていたわよ。クロックと協力して家具を作ってくれるらしいわ。昨日クロックがかなり喜んでたわぁ。少しいじめてやろうと思うくらいにね」
マムラは舌をじゅるりとしながらうっとりした表情で言う。こいつまじでやべぇ。
「ま、まぁ。コミのことはわかった。マムラはオルゴロスから話を聞いているんだろ?」
「ええ。もちろんよ。それに私ももともとついてく気だったしねぇ。昨日は置いていかれたからびっくりしたわぁ」
マムラは軽く俺に微笑みながら言うと俺は
「それに関してはすまない。だから今日改めていこうではないか。新しい目的地、シソンタウンとやらに」
俺が言うとミワとマムラは「おー」と返事し、ヨトリは「ふん」と言いながら俺の前を歩き、チドラは何も言わずただ俺の前を歩いた。
「それは弱い奴からすればの話でしょ」
ミワはヨトリに言うとヨトリは「ふっ」と鼻で笑いながら
「それは後からのお楽しみね。とりあえず私も行くから。あんたも行くなら行くわよ」
ミワはヨトリに言うと俺とミワよりも先に屋敷から出る。
「全くあのこは何を考えてるんだか」
「そうだな。俺にも考えはよめん。だがやつは実力はある方だ。それに目的もある。たった1日でどれだけ強くなったかは知らないがまぁ期待しようではないか」
俺はミワに言うとミワは「そうですね」と言い俺とミワも屋敷から出て入り口に出る。入り口にはすでにヨトリ、マムラ、チドラの3人が集まっていた。ただチドラの機嫌がかなり悪そうだった。
「どうしたチドラ。なぜそんな機嫌が悪そうなんだ?」
俺はチドラに近づいて聞くとチドラは珍しく俺を睨みつけて
「主人か。すまない。こんなイライラしているところは五龍王として恥ずかしいとは思うが昨日オルゴロスと揉めてな。少し暴れたい気分だから早く次の目的地に向かうぞ」
チドラは俺に言う。オルゴロスのやつ、説得?には成功したかはわからんがどうやらチドラのやつはかなりイラついているようだ。サラスコのことがよほど心配なんだろうな。
「やる気があるのはいいことだ。とりあえず向かうか。そう言えばコミは?」
俺は近くにいるチドラ、マムラ、ヨトリに聞くと
「コミって言うのはエルフ族の女の子とかしら?」
「そうだ。どこにいるか知らないか?昨日は中途半端に別れてしまったからな」
俺はマムラに言うとマムラは
「そうねぇ。エルフ族の子なら市場に店を構えていたわよ。クロックと協力して家具を作ってくれるらしいわ。昨日クロックがかなり喜んでたわぁ。少しいじめてやろうと思うくらいにね」
マムラは舌をじゅるりとしながらうっとりした表情で言う。こいつまじでやべぇ。
「ま、まぁ。コミのことはわかった。マムラはオルゴロスから話を聞いているんだろ?」
「ええ。もちろんよ。それに私ももともとついてく気だったしねぇ。昨日は置いていかれたからびっくりしたわぁ」
マムラは軽く俺に微笑みながら言うと俺は
「それに関してはすまない。だから今日改めていこうではないか。新しい目的地、シソンタウンとやらに」
俺が言うとミワとマムラは「おー」と返事し、ヨトリは「ふん」と言いながら俺の前を歩き、チドラは何も言わずただ俺の前を歩いた。
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