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第一部 owner&butler
第五十五話 【side she→side heⅥ~Recollection Ⅱ~】
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ほたるさんが卒業してから七年目の夏。彼女への想いに蓋をしたままの俺は卒業後、家業を手伝う日々に明け暮れていた。成人するまで続けた空手はなかなかの腕に達していたし、邪魔な眼鏡もコンタクトレンズに変えた。空手のお陰か体格も良くなったので、高校時代のひ弱そうな面影は全くなかった──と思う。
『学生の頃の片想いなんてさっさと忘れろよ』
そう言って兄が何人もの女性を俺の前に連れてきた。勿論、全員と交際をしたわけではないが、それなりの関係になった女性もいたかと聞かれれば、いた。
しかし、やはり彼女を──ほたるさんへの想いを越えるほど愛おしいと思える女性に出会うことはなかった。
秋になった頃、大きな転機が訪れた。
街中のカフェの店内で、偶然ほたるさんを見かけたのだ。学生の頃の長かった三つ編み姿ではなく、ポニーテイル姿。きっと髪を下ろすと肩甲骨あたりなのだろう。深いグリーンのニットワンピースを身に纏った彼女は向いに座る女性──あれは葵さんか──と何やら話し込んでいた。久しぶりの再会で本人かどうか怪しかったが、声を聴いて確信した──間違いなく彼女だ。
七年ぶりの再会に胸が高鳴った。高校卒業後、進学したのか就職したのかもわからなかったが、まさかこんな所で会えるとは。話し掛けるか否か悩みながら、俺は隣の席に座った。
「忙しくってさ、ホント大変。家の事とか全然出来ないもん」
どうやら仕事の事を話しているようだ。罪悪感を抱きながらも、二人の会話に耳を傾けた。
「綺麗好きなほたるにはキツくない、それ? 掃除の代行とか頼めばいいじゃん。お金払えばいくらでもあるでしょそんなの」
「うーん……それで綺麗にはなるけど、一日だけ頼んでも意味ないじゃない? 継続させていつも綺麗じゃないと嫌だもん」
(──いつも、か)
「ほたるさあ、食事はちゃんと摂ってるの? 飲みすぎてない?」
「うー……んー……」
「何その不安しかない返事は」
「料理作る時間もなかなかなくってさ」
「料理も掃除も好きな彼氏だったら良かったのにね」
「とおやとはもう終わったんだから……よしてよ」
「ごめんごめん。そういうつもりじゃないの」
二人の会話を聞くと、どうやらほたるさんは毎日多忙で家事や食事がまともに出来ておらず、困っているということがわかった。彼女の姿をチラリと見ると、不健康に痩せた体と、目の下の隈が気になった。健康的な見た目とはほど遠い。
「あーあ。誰か家事やってくれないかなあ」
「お手伝いさんでも雇ったら?」
手元のコーヒーを飲みながら、冗談混じりなのか笑いながら葵さんが言う。ほたるさんも「何言ってるの」と肩を揺らして笑いながらそれに返した。
(ひょっとすると、これはチャンスなのでは?)
偶然にも俺は今、彼女の一番の望みを聞いてしまった。
その望みを叶えることが出来たなら、彼女は喜んでくれるのではないだろうか?
彼女に恩を──命を救ってもらった恩を返すには、彼女が一番望んでいることをすべきだと思う。家のことに食事のこと──それを手伝うためにはどうすればいいのか。
久方ぶりの再会を契機に彼女とお近づきになれたとしても、その先は一体どうするというのか。仲良しになれたとしても、流石にただの男に身の回りの世話をされるのは誰だって拒むだろう──となれば。
二人は一時間程度会話をし、それから解散した。二人揃って店外の駐車場まで行き、別々の車で帰るようだ。同じ駐車場に車を止めていた俺は駄目だとわかっていながらも、ほたるさんの車を追尾し、家の場所を知った。彼女の家の場所を知らねば、俺の計画は終わる所か始まりさえしない。いつかこの行為がばれたら──ストーカーだと罵られるだろう。それでも、その時の俺は本当に必死でそんなことなど後から考えれば良いと、柄にもなく考えなしに行動した。
本当に馬鹿なとこをしたなと、今となっては思う。これで彼女に嫌われることが確定してしまった。まあ話さなければいいのかもしれないが、どうやって家の場所を知ったのかと追及されれば終わりだろう。
その頃から俺は髪を伸ばし始めた。彼女が好きだと言っていた、黒く長い三つ編み姿となって再会する為だ。── 大人になった今でもそれが好きかどうかはわからなかったけれど。
料理や裁縫、掃除なんかの家事全般に所作なども全てゼロから学んだ。全てはほたるさんの為に、家事を完璧にこなすためだった。
そして──およそ一年の月日が流れた。
以前、ほたるさんと再会したカフェで、その後偶然三度程彼女に遭遇した。別に彼女に会いたいが為に通っていたわけではない。元々俺も行き付けのカフェだっただけで、待ち伏せをしていたというわけではない。
その時々にこっそり聴いた話では、彼女の仕事は以前にも増して忙しいようで、ほぼ隔週土曜日に休日出勤をしているらしい。となれば──来週の土曜日は仕事だということか。それならば来週の土曜日、彼女の家を訪ねることにしよう。名前を偽り姿を変えて、誠心誠意彼女の為に尽くすのだ。
前の日の晩は、遠足に行く前日の子供のように興奮して眠れなかった。そのせいもあり、結局俺は玄関先で眠ってしまった。驚いた彼女に警察にでも通報されたらどう対応しよう、なんて考えているうちに眠りに落ちてしまったような気がする。
本当に一か八かの賭けだった。ほたるさんが家に上げてくれた時から、本当にこれでいいのか?と何度も自問自答した。同じ部屋で寝食を共にし、お互いの裸を晒しても欲望に飲まれることは許されなかった日々。 一人暮らしの女性に対して俺のこの行為は、恩返し以前に許されない行為なのではないかと。
しかし彼女はいつだって言ってくれた──ありがとう、と。感謝してもらえていたことが嬉しかった。部屋を清潔に保ち、栄養バランスを考えた食事を三食準備する。彼女が仕事だけに専念出来るよう、ありとあらゆる家事をこなした。その度に彼女は笑ってくれた。
こんな夢のような日々が当たり前になればいいのにと、何度願ったことか。
元々抱いていた淡い恋心は封印してきたつもりだった。それを表面に出してしまえば、恩返し所ではなくなってしまう。愛しいと──もっと触れたいと──考えてはならないと思えば思うほど、心も体も苦しくなった。
およそ一ヶ月の生活で、彼女の顔色は見違えるほど良くなったと思う。この生活を維持すれば、きっと以前のように不健康に痩せてしまうことはなくなるだろう。──けれど。
けれど、俺は──。
俺はしてはならないことを、彼女にしてしまった。傷付け、泣かせてしまった。そして帰ってきてくれた彼女に、口にするまいと固く決めていたことを言ってしまった。
全てを話し終えた後、罵倒されるのが死ぬほど恐ろしい。こうなることはわかっていたが、仕方がない。作った浴衣は無駄になるだろうが、それでも──それでも俺は彼女との約束を果たしたかった。都合の良い男だと笑うなら笑え、罵るなら罵ってくれ。
全ては愛しい女の為に考え抜いた末の、愚かな男の行動だ────悔いはない。
『学生の頃の片想いなんてさっさと忘れろよ』
そう言って兄が何人もの女性を俺の前に連れてきた。勿論、全員と交際をしたわけではないが、それなりの関係になった女性もいたかと聞かれれば、いた。
しかし、やはり彼女を──ほたるさんへの想いを越えるほど愛おしいと思える女性に出会うことはなかった。
秋になった頃、大きな転機が訪れた。
街中のカフェの店内で、偶然ほたるさんを見かけたのだ。学生の頃の長かった三つ編み姿ではなく、ポニーテイル姿。きっと髪を下ろすと肩甲骨あたりなのだろう。深いグリーンのニットワンピースを身に纏った彼女は向いに座る女性──あれは葵さんか──と何やら話し込んでいた。久しぶりの再会で本人かどうか怪しかったが、声を聴いて確信した──間違いなく彼女だ。
七年ぶりの再会に胸が高鳴った。高校卒業後、進学したのか就職したのかもわからなかったが、まさかこんな所で会えるとは。話し掛けるか否か悩みながら、俺は隣の席に座った。
「忙しくってさ、ホント大変。家の事とか全然出来ないもん」
どうやら仕事の事を話しているようだ。罪悪感を抱きながらも、二人の会話に耳を傾けた。
「綺麗好きなほたるにはキツくない、それ? 掃除の代行とか頼めばいいじゃん。お金払えばいくらでもあるでしょそんなの」
「うーん……それで綺麗にはなるけど、一日だけ頼んでも意味ないじゃない? 継続させていつも綺麗じゃないと嫌だもん」
(──いつも、か)
「ほたるさあ、食事はちゃんと摂ってるの? 飲みすぎてない?」
「うー……んー……」
「何その不安しかない返事は」
「料理作る時間もなかなかなくってさ」
「料理も掃除も好きな彼氏だったら良かったのにね」
「とおやとはもう終わったんだから……よしてよ」
「ごめんごめん。そういうつもりじゃないの」
二人の会話を聞くと、どうやらほたるさんは毎日多忙で家事や食事がまともに出来ておらず、困っているということがわかった。彼女の姿をチラリと見ると、不健康に痩せた体と、目の下の隈が気になった。健康的な見た目とはほど遠い。
「あーあ。誰か家事やってくれないかなあ」
「お手伝いさんでも雇ったら?」
手元のコーヒーを飲みながら、冗談混じりなのか笑いながら葵さんが言う。ほたるさんも「何言ってるの」と肩を揺らして笑いながらそれに返した。
(ひょっとすると、これはチャンスなのでは?)
偶然にも俺は今、彼女の一番の望みを聞いてしまった。
その望みを叶えることが出来たなら、彼女は喜んでくれるのではないだろうか?
彼女に恩を──命を救ってもらった恩を返すには、彼女が一番望んでいることをすべきだと思う。家のことに食事のこと──それを手伝うためにはどうすればいいのか。
久方ぶりの再会を契機に彼女とお近づきになれたとしても、その先は一体どうするというのか。仲良しになれたとしても、流石にただの男に身の回りの世話をされるのは誰だって拒むだろう──となれば。
二人は一時間程度会話をし、それから解散した。二人揃って店外の駐車場まで行き、別々の車で帰るようだ。同じ駐車場に車を止めていた俺は駄目だとわかっていながらも、ほたるさんの車を追尾し、家の場所を知った。彼女の家の場所を知らねば、俺の計画は終わる所か始まりさえしない。いつかこの行為がばれたら──ストーカーだと罵られるだろう。それでも、その時の俺は本当に必死でそんなことなど後から考えれば良いと、柄にもなく考えなしに行動した。
本当に馬鹿なとこをしたなと、今となっては思う。これで彼女に嫌われることが確定してしまった。まあ話さなければいいのかもしれないが、どうやって家の場所を知ったのかと追及されれば終わりだろう。
その頃から俺は髪を伸ばし始めた。彼女が好きだと言っていた、黒く長い三つ編み姿となって再会する為だ。── 大人になった今でもそれが好きかどうかはわからなかったけれど。
料理や裁縫、掃除なんかの家事全般に所作なども全てゼロから学んだ。全てはほたるさんの為に、家事を完璧にこなすためだった。
そして──およそ一年の月日が流れた。
以前、ほたるさんと再会したカフェで、その後偶然三度程彼女に遭遇した。別に彼女に会いたいが為に通っていたわけではない。元々俺も行き付けのカフェだっただけで、待ち伏せをしていたというわけではない。
その時々にこっそり聴いた話では、彼女の仕事は以前にも増して忙しいようで、ほぼ隔週土曜日に休日出勤をしているらしい。となれば──来週の土曜日は仕事だということか。それならば来週の土曜日、彼女の家を訪ねることにしよう。名前を偽り姿を変えて、誠心誠意彼女の為に尽くすのだ。
前の日の晩は、遠足に行く前日の子供のように興奮して眠れなかった。そのせいもあり、結局俺は玄関先で眠ってしまった。驚いた彼女に警察にでも通報されたらどう対応しよう、なんて考えているうちに眠りに落ちてしまったような気がする。
本当に一か八かの賭けだった。ほたるさんが家に上げてくれた時から、本当にこれでいいのか?と何度も自問自答した。同じ部屋で寝食を共にし、お互いの裸を晒しても欲望に飲まれることは許されなかった日々。 一人暮らしの女性に対して俺のこの行為は、恩返し以前に許されない行為なのではないかと。
しかし彼女はいつだって言ってくれた──ありがとう、と。感謝してもらえていたことが嬉しかった。部屋を清潔に保ち、栄養バランスを考えた食事を三食準備する。彼女が仕事だけに専念出来るよう、ありとあらゆる家事をこなした。その度に彼女は笑ってくれた。
こんな夢のような日々が当たり前になればいいのにと、何度願ったことか。
元々抱いていた淡い恋心は封印してきたつもりだった。それを表面に出してしまえば、恩返し所ではなくなってしまう。愛しいと──もっと触れたいと──考えてはならないと思えば思うほど、心も体も苦しくなった。
およそ一ヶ月の生活で、彼女の顔色は見違えるほど良くなったと思う。この生活を維持すれば、きっと以前のように不健康に痩せてしまうことはなくなるだろう。──けれど。
けれど、俺は──。
俺はしてはならないことを、彼女にしてしまった。傷付け、泣かせてしまった。そして帰ってきてくれた彼女に、口にするまいと固く決めていたことを言ってしまった。
全てを話し終えた後、罵倒されるのが死ぬほど恐ろしい。こうなることはわかっていたが、仕方がない。作った浴衣は無駄になるだろうが、それでも──それでも俺は彼女との約束を果たしたかった。都合の良い男だと笑うなら笑え、罵るなら罵ってくれ。
全ては愛しい女の為に考え抜いた末の、愚かな男の行動だ────悔いはない。
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