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第二章
第三十六話 脆弱な姫
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誰かに甘えることなど許されぬ。それがアンナの矜持であった。幼い頃より厳しく育てられ、甘やかされた記憶など皆無。母や兄姉、それに臣下達は優しかったが、それは甘えとは違うものであった。父との鍛錬で涙を流せば、姉と母が抱きしめ慰めてくれることはあったが、遠い遠い記憶。人の肌の温もりなど、もはや記憶にすらなかった。
一週間もの拘束、それにエリックという新たな異物。失ったもの、壊されたもの。アンナの心中は乱れに乱れ、柄にもなく目に涙を浮かべ自室の扉を開けた。
「あっ、姫…………お疲れ様でございました。何かあったのですか?」
「シナブル……フォード」
自室に辿り着くには、その一つ手前にある執務室を通過せねばならない。そこで臣下達が執務作業をするのだが、この時間にシナブルとフォードがいることがアンナの頭からは抜け落ちていた。それ程に混乱していたのだ。
「何があったのです?」
ペダーシャルス王国跡地での仕事を終えたシナブルは帰国後、アンナの行動の経緯は兄のルヴィスから聞かされていたので把握していた。しかしこの涙の理由を想像することは容易ではなかった。彼女の涙を見るのは幼少期以来数十年ぶりのことであった。フォードなど、アンナの涙を見るのは初めてのことであり、ひどく動揺している様子。
「……ごめん」
それを隠すようにアンナは足早に自室へと続く扉を乱暴に開け、閉めた。深入りするなと言葉にされることはなかったが、ごめん、と言われてしまえば彼等もそれ以上彼女を追うことなど無理な話である。互いに顔を見合わせ、扉を見つめることしか出来ない。
鼻をすすり、アンナは浴室へ閉じこもる。
(こういう時誰にも頼れない所があたしの弱さだ……)
一人で全てを抱え込み、飲み込み、昇華してしまう。誰か一人にでも甘えられたら──しかし彼女は甘え方というものを知らないのであった。甘え方など、誰も教えてはくれなかった。
(苦しい、気持ち悪い、最悪だ)
湯船に湯を溜め、溜まりきらぬまま体を沈める。口から溢れるのは溜め息ばかり。お気に入りのバスソルトを投入し、手足を伸ばすと、幾分か気分が落ち着いた。
(……あいつが悪いんだ。あのクソ野郎)
悲しみを憎しみへと変換しようと躍起になるが、なかなか上手くいかぬもの。湯を殴りつけるが何の解決にもならず、虚しさばかりが募る。
「眠っ……」
先程少しだけ睡眠をとったとはいえ、一週間まともに眠っていなかったせいか睡魔が襲う。湯船から上がったところでふらつき、出しっぱなしにしていたバスソルトのガラス容器に手先が衝突し、落下した。
──ガシャン!
何かか激しく割れる音。フォードが「任せた」というように頷くので、シナブルは慌ててアンナの私室への扉を開け、浴室へと続く扉をノックした。
「姫? 大丈夫ですか?」
返事はない。もう一度同じことを繰り返すも聞こえてくるのはすすり泣く声だけであった。
「開けますよ?」
返事はない。後で叱られても構わぬと、シナブルは意を決して扉を開けた。
「姫! お怪我を……!」
「大丈夫だ。大した事ない」
落下したガラス容器で切ったのか、アンナの足の甲からは僅かに赤い血が滴っていた。シナブルはすぐに救急箱をとりに駆けると、テキパキとアンナの足に包帯を巻いてゆく。
「……すまないな。ふらついてしまって」
「お疲れなのでしょう。休まれて下さい」
スッと手を伸ばすと、シナブルはアンナの髪と体を乾かし、直ぐ側に掛けてあったバスローブを手渡した。のろのろと身に着けた後立ち上がろうとするアンナの肩を支えると、並んで浴室を出た。
「片付けて来ます」
「あ……の……」
「姫?」
「……待って」
「どうかなさいました?」
ソファに腰掛けたアンナは、シナブルのフロックコートの裾を僅かに掴む。声は出て来ず、涙だけがつらつらと溢れ出る。
「えっ……」
「ごめん、違うの、ごめん……」
「痛むのですか?」
「違う……違う、お願い、来て」
シナブルが遠慮がちにソファに腰掛けると、頭を垂れたままのアンナは彼の胸に額をぶつけた。
「うっ……ゔぅ……」
「……」
「ごめん……どうしたらいいのか、わからなくて。気持ち悪くて、全部が嫌で」
「よければ話して下さいませんか?」
「…………あの男。エリック・P・ローランド」
途切れ途切れにアンナは言葉を零す。牢でのことや医務室で起きたこと、更にはマンダリーヌのあの提案に勝ち誇った態度のエリックの様子。
「姫を泣かせるとは断じて許さん」
「嫌! 待って!」
全てを聞き終えすぐに立ち上がったシナブルに、アンナは抱きつきその動きを食い止める。赤面した彼はそれ以上動くことが出来ず、再びすとんと腰を下ろした。
「……一人にしないでくれ」
「しかし、それは……」
それは自分の役目ではないと言いたいが、では一体誰の役目なのかと問われても答えられる自信などシナブルにはなかった。「フォードを呼んできます」と言うもアンナは首を横に振るばかり。
「フォードにこんな情けない姿は……見せられない」
「……」
「悪い……お前になら見られても構わぬなど、あたしの甘えだったな」
「そんなことは──」
「全部忘れてくれ」
まだ腫れぼったい目を足元に投げ、よろよろと立ち上がる。中二階のベッドルームへ続く、緩やかな螺旋階段へとアンナは足を進めた。
「あたしが動けなかった間の仕事はどうなっている」
「レン様に大半を引き継ぎましたが……残りは近郊にいらっしゃったカメリアさんとヴァイスさんに」
「叔母上と叔父上にまで迷惑がかかっているのか……なかなか会えないというのに、礼も言えないじゃないか」
アンナの祖母アリアの妹カメリアとその夫のヴァイスは、二ヶ月に一度、一週間ほど国内に滞在する以外は国外での仕事に飛び回っていた。アンナは二人のことは大層好いているのだが、滅多と顔を合わせられないことを毎度悔やんでいた。
「他の仕事があれば今すぐにでも入れてくれ。その方が気が晴れる」
「いけません。体もですが、心も休息が必要です」
「そんなもの必要ない!」
「姫!」
アンナの背を追い螺旋階段の途中で追いつくと、シナブルは後ろからそっと彼女の右手を掴んだ。憂いを帯びたその体を、黙って見送ることが出来なかったのだ。
「もっと頼ってくださいよ。何でも言って下さい。何でもします」
「頼っているつもりだ」
「もっと頼っていいんです。俺やフォードだけではなく、もっと」
「ゔぅ…………ごめん…………」
啜り泣きが嗚咽になり、シナブルは主の手を離す。くるりとこちらを向いたアンナは、シナブルの体に自らそろりと抱きついた。
その直後、コンコン、と扉をノックする音。振り返ったシナブルは、ついいつもの癖で「はい」と返事をしてしまう。
「失礼しま…………す……みません取込み中に」
「兄上!? 違うんだこれは──」
「急がないので夜でいい」
ルヴィスの後ろにはフォードの姿もあった。兄と同僚に目撃されてしまったこの光景を、彼等はどう捉えたであろうか。勢いよく閉まった扉の反対側を見ることは叶わず、シナブルは途方に暮れた。
「ルヴィスか?」
「はい、フォードもおりました」
「泣き顔、見られてないか?」
「恐らくは」
「シナブル、頼みがある」
「何なりと」
「上まで運んでくれ。お前の言うように少し休む」
「……運ぶ?」
一歩後退したアンナは、「ん」と両手を前方に突き出す。小さな子供が抱き上げてくれと言う時と同じようなポーズだ。
「何なりと、なんだろ?」
「しかし、それは……」
「構わん、許す」
「……わかりました」
背と膝下に腕を差し込み、軽い体を横抱きにする。足早に螺旋階段を上り切ると、シナブルはアンナをそっとベッドに下ろした。
(ここまて上がってくるのは……久しぶりだ)
主の寝所になど、余程のことが無い限り近寄ったことはなかった。そこは神聖な場所──ただの臣下である自分が立ち入るべき場所ではないと、シナブルは線を引いていた。
「眠るまで傍いにてくれないか?」
「構いませんが……いいのですか?」
「何がだ」
「いえ……」
「あたしはお前もフォードも信頼しているし、信用している。だから、頼む」
「……はい」
ベッドに横たわるアンナは、スッとシナブルの方へと手を伸ばす。「何でしょうか」と問う彼を手招きし、広すぎるベッドの隅に座るよう声を掛けた。
「なっ……それは流石にお許し下さい」
「何故だ」
「言えません」
「……手を握って欲しいんだ。後生だ」
そこまで言われては断るわけにもいかず、ゆっくりとベッドの隅の、本当に隅の方へ腰掛けるとシナブルはアンナの手を握った。
「弱気な姿を見て、幻滅したか?」
「そんなこと有りえませんよ」
「……そうか」
安心したのか、アンナは目を瞑るとそれ以上何も口にすることはなく、しばらくすると静かな寝息を立て始めた。
(……眠られたか)
握っていた手を離し、シナブルはアンナの髪をそっと撫でる。名残惜しげにもう一撫ですると、そろりと立ち上がりその場を去った。
一週間もの拘束、それにエリックという新たな異物。失ったもの、壊されたもの。アンナの心中は乱れに乱れ、柄にもなく目に涙を浮かべ自室の扉を開けた。
「あっ、姫…………お疲れ様でございました。何かあったのですか?」
「シナブル……フォード」
自室に辿り着くには、その一つ手前にある執務室を通過せねばならない。そこで臣下達が執務作業をするのだが、この時間にシナブルとフォードがいることがアンナの頭からは抜け落ちていた。それ程に混乱していたのだ。
「何があったのです?」
ペダーシャルス王国跡地での仕事を終えたシナブルは帰国後、アンナの行動の経緯は兄のルヴィスから聞かされていたので把握していた。しかしこの涙の理由を想像することは容易ではなかった。彼女の涙を見るのは幼少期以来数十年ぶりのことであった。フォードなど、アンナの涙を見るのは初めてのことであり、ひどく動揺している様子。
「……ごめん」
それを隠すようにアンナは足早に自室へと続く扉を乱暴に開け、閉めた。深入りするなと言葉にされることはなかったが、ごめん、と言われてしまえば彼等もそれ以上彼女を追うことなど無理な話である。互いに顔を見合わせ、扉を見つめることしか出来ない。
鼻をすすり、アンナは浴室へ閉じこもる。
(こういう時誰にも頼れない所があたしの弱さだ……)
一人で全てを抱え込み、飲み込み、昇華してしまう。誰か一人にでも甘えられたら──しかし彼女は甘え方というものを知らないのであった。甘え方など、誰も教えてはくれなかった。
(苦しい、気持ち悪い、最悪だ)
湯船に湯を溜め、溜まりきらぬまま体を沈める。口から溢れるのは溜め息ばかり。お気に入りのバスソルトを投入し、手足を伸ばすと、幾分か気分が落ち着いた。
(……あいつが悪いんだ。あのクソ野郎)
悲しみを憎しみへと変換しようと躍起になるが、なかなか上手くいかぬもの。湯を殴りつけるが何の解決にもならず、虚しさばかりが募る。
「眠っ……」
先程少しだけ睡眠をとったとはいえ、一週間まともに眠っていなかったせいか睡魔が襲う。湯船から上がったところでふらつき、出しっぱなしにしていたバスソルトのガラス容器に手先が衝突し、落下した。
──ガシャン!
何かか激しく割れる音。フォードが「任せた」というように頷くので、シナブルは慌ててアンナの私室への扉を開け、浴室へと続く扉をノックした。
「姫? 大丈夫ですか?」
返事はない。もう一度同じことを繰り返すも聞こえてくるのはすすり泣く声だけであった。
「開けますよ?」
返事はない。後で叱られても構わぬと、シナブルは意を決して扉を開けた。
「姫! お怪我を……!」
「大丈夫だ。大した事ない」
落下したガラス容器で切ったのか、アンナの足の甲からは僅かに赤い血が滴っていた。シナブルはすぐに救急箱をとりに駆けると、テキパキとアンナの足に包帯を巻いてゆく。
「……すまないな。ふらついてしまって」
「お疲れなのでしょう。休まれて下さい」
スッと手を伸ばすと、シナブルはアンナの髪と体を乾かし、直ぐ側に掛けてあったバスローブを手渡した。のろのろと身に着けた後立ち上がろうとするアンナの肩を支えると、並んで浴室を出た。
「片付けて来ます」
「あ……の……」
「姫?」
「……待って」
「どうかなさいました?」
ソファに腰掛けたアンナは、シナブルのフロックコートの裾を僅かに掴む。声は出て来ず、涙だけがつらつらと溢れ出る。
「えっ……」
「ごめん、違うの、ごめん……」
「痛むのですか?」
「違う……違う、お願い、来て」
シナブルが遠慮がちにソファに腰掛けると、頭を垂れたままのアンナは彼の胸に額をぶつけた。
「うっ……ゔぅ……」
「……」
「ごめん……どうしたらいいのか、わからなくて。気持ち悪くて、全部が嫌で」
「よければ話して下さいませんか?」
「…………あの男。エリック・P・ローランド」
途切れ途切れにアンナは言葉を零す。牢でのことや医務室で起きたこと、更にはマンダリーヌのあの提案に勝ち誇った態度のエリックの様子。
「姫を泣かせるとは断じて許さん」
「嫌! 待って!」
全てを聞き終えすぐに立ち上がったシナブルに、アンナは抱きつきその動きを食い止める。赤面した彼はそれ以上動くことが出来ず、再びすとんと腰を下ろした。
「……一人にしないでくれ」
「しかし、それは……」
それは自分の役目ではないと言いたいが、では一体誰の役目なのかと問われても答えられる自信などシナブルにはなかった。「フォードを呼んできます」と言うもアンナは首を横に振るばかり。
「フォードにこんな情けない姿は……見せられない」
「……」
「悪い……お前になら見られても構わぬなど、あたしの甘えだったな」
「そんなことは──」
「全部忘れてくれ」
まだ腫れぼったい目を足元に投げ、よろよろと立ち上がる。中二階のベッドルームへ続く、緩やかな螺旋階段へとアンナは足を進めた。
「あたしが動けなかった間の仕事はどうなっている」
「レン様に大半を引き継ぎましたが……残りは近郊にいらっしゃったカメリアさんとヴァイスさんに」
「叔母上と叔父上にまで迷惑がかかっているのか……なかなか会えないというのに、礼も言えないじゃないか」
アンナの祖母アリアの妹カメリアとその夫のヴァイスは、二ヶ月に一度、一週間ほど国内に滞在する以外は国外での仕事に飛び回っていた。アンナは二人のことは大層好いているのだが、滅多と顔を合わせられないことを毎度悔やんでいた。
「他の仕事があれば今すぐにでも入れてくれ。その方が気が晴れる」
「いけません。体もですが、心も休息が必要です」
「そんなもの必要ない!」
「姫!」
アンナの背を追い螺旋階段の途中で追いつくと、シナブルは後ろからそっと彼女の右手を掴んだ。憂いを帯びたその体を、黙って見送ることが出来なかったのだ。
「もっと頼ってくださいよ。何でも言って下さい。何でもします」
「頼っているつもりだ」
「もっと頼っていいんです。俺やフォードだけではなく、もっと」
「ゔぅ…………ごめん…………」
啜り泣きが嗚咽になり、シナブルは主の手を離す。くるりとこちらを向いたアンナは、シナブルの体に自らそろりと抱きついた。
その直後、コンコン、と扉をノックする音。振り返ったシナブルは、ついいつもの癖で「はい」と返事をしてしまう。
「失礼しま…………す……みません取込み中に」
「兄上!? 違うんだこれは──」
「急がないので夜でいい」
ルヴィスの後ろにはフォードの姿もあった。兄と同僚に目撃されてしまったこの光景を、彼等はどう捉えたであろうか。勢いよく閉まった扉の反対側を見ることは叶わず、シナブルは途方に暮れた。
「ルヴィスか?」
「はい、フォードもおりました」
「泣き顔、見られてないか?」
「恐らくは」
「シナブル、頼みがある」
「何なりと」
「上まで運んでくれ。お前の言うように少し休む」
「……運ぶ?」
一歩後退したアンナは、「ん」と両手を前方に突き出す。小さな子供が抱き上げてくれと言う時と同じようなポーズだ。
「何なりと、なんだろ?」
「しかし、それは……」
「構わん、許す」
「……わかりました」
背と膝下に腕を差し込み、軽い体を横抱きにする。足早に螺旋階段を上り切ると、シナブルはアンナをそっとベッドに下ろした。
(ここまて上がってくるのは……久しぶりだ)
主の寝所になど、余程のことが無い限り近寄ったことはなかった。そこは神聖な場所──ただの臣下である自分が立ち入るべき場所ではないと、シナブルは線を引いていた。
「眠るまで傍いにてくれないか?」
「構いませんが……いいのですか?」
「何がだ」
「いえ……」
「あたしはお前もフォードも信頼しているし、信用している。だから、頼む」
「……はい」
ベッドに横たわるアンナは、スッとシナブルの方へと手を伸ばす。「何でしょうか」と問う彼を手招きし、広すぎるベッドの隅に座るよう声を掛けた。
「なっ……それは流石にお許し下さい」
「何故だ」
「言えません」
「……手を握って欲しいんだ。後生だ」
そこまで言われては断るわけにもいかず、ゆっくりとベッドの隅の、本当に隅の方へ腰掛けるとシナブルはアンナの手を握った。
「弱気な姿を見て、幻滅したか?」
「そんなこと有りえませんよ」
「……そうか」
安心したのか、アンナは目を瞑るとそれ以上何も口にすることはなく、しばらくすると静かな寝息を立て始めた。
(……眠られたか)
握っていた手を離し、シナブルはアンナの髪をそっと撫でる。名残惜しげにもう一撫ですると、そろりと立ち上がりその場を去った。
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