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56/負け戦(1)★
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◆
「ハッ……ハッ……ハッ……う゛……うッ……あッ……あ゛……!」
「ほらほら頑張って」
「ハッ……ハッ……クソッ……!」
「汚い言葉使わないでよ、ほらグリグリ~ッ」
「あ゛、あ゛、あ゛ぁ……ッ!」
──どうしてこうなった。
「あッ……イクッ……イクッ……!」
「だぁめ」
「あ……あ……う、う……ハッ……ハッ……ハァッ……!」
キスを交わした後とりあえずベッドに行こうと手を引かれ、胡座をかき余裕をこいていた。唇をねだられるので好きにさせている間に、ベルトに手をかけられ──ハッとして僅かに抵抗したが、下げられたチャックの隙間から性器に触れられた瞬間動けなくなってしまった。
「なッ……! ちょ……!」
「自分で脱げる?」
「ハァッ……あ、動けな……」
「よしよし、はい、手ぇついてね。ほら、ズボン下ろすから膝もついて」
──とまあこんな感じでさせるがまま俺はベッドの上で下半身だけを晒し、ハイハイをする赤ん坊のような四つん這いの恥ずかしい姿に。俺の尻にぴったりと張り付いたマユミさんの手にあっという間に絡め取られた性器は弄ばれ、絶頂に達する寸前で手コキを止められるという茶番を何度も繰り返していた。
(こいつ……手コキだけならほたるより上手いのが腹立つ……!)
小さく可愛らしいほたるの手とは違い、マユミさんの手は女性にしては大きく指も長い。その長い指に絡め取られるように陰茎を包み込まれるのが新鮮で、体感したことのない快感を俺に与えていた。
「ハッ……ハッ……ふ、う、くッ……ぁ……」
「ふふ、気持ち良いねぇ、ここ、気持ち良いんだ~?」
「ぐ、ぅ……あ……あぁッ……!」
裏筋を爪先で弄くられ、喘ぎ声と共に腰がカクンと跳ねた。瞬間、亀頭も同じようにカリカリと引っ掻かれ、余裕など既に全く無い俺の呼吸は次第に早まってゆく。尻にマユミさんの巨乳が押し当てられているというのに、意識の全てが陰茎の先端に持っていかれてしまう。
「ハァッ……ハッ……ハァッ……」
息を切らしていると、何やら嫌な電子音が耳に届いた。認識する間もなく身を震わせる絶大な快感に俺の腰はビリビリと痺れ、我ながら情けない声を響かせてしまった。
「ふふ、か~わいい」
「やめ……やめで下さ……ぃ……」
「え~いやよ、えいっ!」
「あ、あ、あ、ああッ……!あぁぁぁッ!」
マユミさんが手にしているのは枕元に設置されていた電マだった。振動するそれの先端を、俺の亀頭やくびれなんか何度も何度も押し当てるのだ。
「こことか」
「や……そこは……!」
「タマタマだめ?」
「だめです……ぜったい、だめ……」
「えい」
「はぁ……んあッ! んああああぁッッ!」
「やーん、かわいいっ! かわいいねぇ桃哉くん。ちんちんの先っぽからトロトロ~っていっぱい出てるよ! そろそろイキたいのかしらね~!」
先走りがぽたぽたと垂れ、シーツにシミを作る。仰向けの大の字になり、俺の足の間から顔を覗かせたマユミさんは陰嚢に電マを時々押し当てながら、亀頭をチロチロと舐めては先走りを啜った。括れを甘噛みされ、耐えられない快感に腰が浮き背が反ってしまう。
「あ……あぅ、う、あぁ……ああぁッ……!」
「ふふ、気持ち良いの?」
「きもちいぃ……きもちい、ぃ……」
「あら、素直になってきたわね。こことか……どう?」
電マがぐいと上昇し、何処を刺激するかと思いきや押し当てられたのは乳首だった。男の俺がそんなところで気持ち良くなるなんてことが──あるわけ──……。
「あ……あ、ん……ぅッ……!」
「全身が敏感になってるのかしらね、びくびくしちゃって可愛い……! このまま乳首開発しちゃおっかな」
言いながらマユミさんは俺の身体を掴んで起き上がらせ、ベッドの中央に座らせた。俺の背面に座った彼女は、だらしなく開いた足の間で勃ち上がる陰茎を両足の裏に挟み、ぐりぐりと弄くりだした。
「足ッ……あし、あ、あ、あぅッ……!」
「興奮するでしょ。はい、じゃあ乳首ね」
「うぁ、あ、あ……ん……んぅッ……」
爪先でカリカリと、優しく刺激される。ピンと立った乳首は苛められ過ぎたせいか、女のもののように朱に染まっていた。後ろからされたい放題弄くられているので、恥ずかしい光景が丸見えだ。
「ち、乳首……やめてくれッ……変になるッ……!」
「いいじゃない、変になってよ桃哉くん」
「あぅッ、あ、うううッぁ……!」
「かわいい~! ホントかわいい! 顔とろっとろ。生意気な男の子苛めるの、ホント楽しいわ」
性格最悪な女に好き放題苛められ、男としての矜持が折れかけていた。──ただ気持ちが良いのも事実だった。足コキをされながら陰嚢に押し当てられる電マに、腰がカクカクと動き始めた。
「ふうん、我慢出来なくなってきたんだ」
「ハァ……ハァ……ハァ……」
「ちょっと待ってね」
自分で身体を動かすことが出来ない。こんな行為は初めてだった。女に避妊具を装着されるのは久しぶりでなんだか恥ずかしいが、自分でそれをすることさえ出来ない程、全身がふわふわと不思議な快感に包まれていた。目の前でスルスルと避妊具を取り付け、その根元を掴むと、マユミさんは俺の上半身を押し倒しゆっくりと腰を下ろした。
「んッ…………あッ……挿いったぁ、お待たせ……」
ぐったりな俺とは対照的に、体力の有り余っている彼女は俺の上で軽やかに腰を振る。その間にも乳首は弄られ、女のように絶えず喘いでしまう。
「あッ……あんッ……ん、桃哉くん、大きいねえ、ちんちん、おおきぃッ……イッちゃいそうッ……」
「おれ……俺、あ、あッ……ああッ……!」
「ハァッ……んッ……女の子みたい、かーわいい……先にイかせてあげる、待ってね」
俺の腰から降りたマユミさんは避妊具を取り外すと、上半身を屈めてガチガチな陰茎を口に含んだ。じゅるじゅると厭らしい音を立てながら先程の電マを陰嚢に押し当てるので、俺の腰は狂ったようにびくん、びくんと跳ね上がる。
「んぁッ……あ、あ、あ、ああぁ……! あッあッあッうぁあッイクぅ、イクぅッ、イクッ、う、あぁッ!!」
射精しても尚ガクガクと震える腰に触れ、マユミさんが愛おしそうに俺の陰毛を撫でつける。もっと手で扱けば精液が出そうであったが、それがわかっているのかマユミさんは俺が射精してからは一切陰茎に触れなかった。
「上手にイケたね、次は私の膣でイッてよね」
「ハァ……クソッ……覚えてろよ……!」
「覚えておくわ。今の口調も、さっきまでの可愛い君も全部。ちゃんと残してるんだから、私の膣にたくさん出して、ぐちゃぐちゃにしてよね」
俺はまだマユミさんの胸にすら触れていないというのに、彼女は俺の下半身から乳首に至るまで好き放題弄くり回しやがった。このまま帰ってなるものか。
「ぐちゃぐちゃに犯してやるんで、覚悟しといて下さい」
「ふふ、楽しみ。シャワー浴びてくるから作戦練っておいてね」
そう言ってシャワールームに姿を消したマユミさんは、三十分後──ご丁寧にバスローブを身に纏い、「お待たせ」と言ってベッドに腰を下ろした。仕返ししてやる気満々の俺は、獣のように彼女に飛びかかり乱暴にそのバスローブを剥ぎ取った。
「ハッ……ハッ……ハッ……う゛……うッ……あッ……あ゛……!」
「ほらほら頑張って」
「ハッ……ハッ……クソッ……!」
「汚い言葉使わないでよ、ほらグリグリ~ッ」
「あ゛、あ゛、あ゛ぁ……ッ!」
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「なッ……! ちょ……!」
「自分で脱げる?」
「ハァッ……あ、動けな……」
「よしよし、はい、手ぇついてね。ほら、ズボン下ろすから膝もついて」
──とまあこんな感じでさせるがまま俺はベッドの上で下半身だけを晒し、ハイハイをする赤ん坊のような四つん這いの恥ずかしい姿に。俺の尻にぴったりと張り付いたマユミさんの手にあっという間に絡め取られた性器は弄ばれ、絶頂に達する寸前で手コキを止められるという茶番を何度も繰り返していた。
(こいつ……手コキだけならほたるより上手いのが腹立つ……!)
小さく可愛らしいほたるの手とは違い、マユミさんの手は女性にしては大きく指も長い。その長い指に絡め取られるように陰茎を包み込まれるのが新鮮で、体感したことのない快感を俺に与えていた。
「ハッ……ハッ……ふ、う、くッ……ぁ……」
「ふふ、気持ち良いねぇ、ここ、気持ち良いんだ~?」
「ぐ、ぅ……あ……あぁッ……!」
裏筋を爪先で弄くられ、喘ぎ声と共に腰がカクンと跳ねた。瞬間、亀頭も同じようにカリカリと引っ掻かれ、余裕など既に全く無い俺の呼吸は次第に早まってゆく。尻にマユミさんの巨乳が押し当てられているというのに、意識の全てが陰茎の先端に持っていかれてしまう。
「ハァッ……ハッ……ハァッ……」
息を切らしていると、何やら嫌な電子音が耳に届いた。認識する間もなく身を震わせる絶大な快感に俺の腰はビリビリと痺れ、我ながら情けない声を響かせてしまった。
「ふふ、か~わいい」
「やめ……やめで下さ……ぃ……」
「え~いやよ、えいっ!」
「あ、あ、あ、ああッ……!あぁぁぁッ!」
マユミさんが手にしているのは枕元に設置されていた電マだった。振動するそれの先端を、俺の亀頭やくびれなんか何度も何度も押し当てるのだ。
「こことか」
「や……そこは……!」
「タマタマだめ?」
「だめです……ぜったい、だめ……」
「えい」
「はぁ……んあッ! んああああぁッッ!」
「やーん、かわいいっ! かわいいねぇ桃哉くん。ちんちんの先っぽからトロトロ~っていっぱい出てるよ! そろそろイキたいのかしらね~!」
先走りがぽたぽたと垂れ、シーツにシミを作る。仰向けの大の字になり、俺の足の間から顔を覗かせたマユミさんは陰嚢に電マを時々押し当てながら、亀頭をチロチロと舐めては先走りを啜った。括れを甘噛みされ、耐えられない快感に腰が浮き背が反ってしまう。
「あ……あぅ、う、あぁ……ああぁッ……!」
「ふふ、気持ち良いの?」
「きもちいぃ……きもちい、ぃ……」
「あら、素直になってきたわね。こことか……どう?」
電マがぐいと上昇し、何処を刺激するかと思いきや押し当てられたのは乳首だった。男の俺がそんなところで気持ち良くなるなんてことが──あるわけ──……。
「あ……あ、ん……ぅッ……!」
「全身が敏感になってるのかしらね、びくびくしちゃって可愛い……! このまま乳首開発しちゃおっかな」
言いながらマユミさんは俺の身体を掴んで起き上がらせ、ベッドの中央に座らせた。俺の背面に座った彼女は、だらしなく開いた足の間で勃ち上がる陰茎を両足の裏に挟み、ぐりぐりと弄くりだした。
「足ッ……あし、あ、あ、あぅッ……!」
「興奮するでしょ。はい、じゃあ乳首ね」
「うぁ、あ、あ……ん……んぅッ……」
爪先でカリカリと、優しく刺激される。ピンと立った乳首は苛められ過ぎたせいか、女のもののように朱に染まっていた。後ろからされたい放題弄くられているので、恥ずかしい光景が丸見えだ。
「ち、乳首……やめてくれッ……変になるッ……!」
「いいじゃない、変になってよ桃哉くん」
「あぅッ、あ、うううッぁ……!」
「かわいい~! ホントかわいい! 顔とろっとろ。生意気な男の子苛めるの、ホント楽しいわ」
性格最悪な女に好き放題苛められ、男としての矜持が折れかけていた。──ただ気持ちが良いのも事実だった。足コキをされながら陰嚢に押し当てられる電マに、腰がカクカクと動き始めた。
「ふうん、我慢出来なくなってきたんだ」
「ハァ……ハァ……ハァ……」
「ちょっと待ってね」
自分で身体を動かすことが出来ない。こんな行為は初めてだった。女に避妊具を装着されるのは久しぶりでなんだか恥ずかしいが、自分でそれをすることさえ出来ない程、全身がふわふわと不思議な快感に包まれていた。目の前でスルスルと避妊具を取り付け、その根元を掴むと、マユミさんは俺の上半身を押し倒しゆっくりと腰を下ろした。
「んッ…………あッ……挿いったぁ、お待たせ……」
ぐったりな俺とは対照的に、体力の有り余っている彼女は俺の上で軽やかに腰を振る。その間にも乳首は弄られ、女のように絶えず喘いでしまう。
「あッ……あんッ……ん、桃哉くん、大きいねえ、ちんちん、おおきぃッ……イッちゃいそうッ……」
「おれ……俺、あ、あッ……ああッ……!」
「ハァッ……んッ……女の子みたい、かーわいい……先にイかせてあげる、待ってね」
俺の腰から降りたマユミさんは避妊具を取り外すと、上半身を屈めてガチガチな陰茎を口に含んだ。じゅるじゅると厭らしい音を立てながら先程の電マを陰嚢に押し当てるので、俺の腰は狂ったようにびくん、びくんと跳ね上がる。
「んぁッ……あ、あ、あ、ああぁ……! あッあッあッうぁあッイクぅ、イクぅッ、イクッ、う、あぁッ!!」
射精しても尚ガクガクと震える腰に触れ、マユミさんが愛おしそうに俺の陰毛を撫でつける。もっと手で扱けば精液が出そうであったが、それがわかっているのかマユミさんは俺が射精してからは一切陰茎に触れなかった。
「上手にイケたね、次は私の膣でイッてよね」
「ハァ……クソッ……覚えてろよ……!」
「覚えておくわ。今の口調も、さっきまでの可愛い君も全部。ちゃんと残してるんだから、私の膣にたくさん出して、ぐちゃぐちゃにしてよね」
俺はまだマユミさんの胸にすら触れていないというのに、彼女は俺の下半身から乳首に至るまで好き放題弄くり回しやがった。このまま帰ってなるものか。
「ぐちゃぐちゃに犯してやるんで、覚悟しといて下さい」
「ふふ、楽しみ。シャワー浴びてくるから作戦練っておいてね」
そう言ってシャワールームに姿を消したマユミさんは、三十分後──ご丁寧にバスローブを身に纏い、「お待たせ」と言ってベッドに腰を下ろした。仕返ししてやる気満々の俺は、獣のように彼女に飛びかかり乱暴にそのバスローブを剥ぎ取った。
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