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39/肉欲の宴(4)
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パイパン女──ノアに駅まで送ってもらい、そこからタクシーを拾って自宅へと向かう。正直なところ、最初から最後まで物足りなかった。柔らかではあったが、もっと揉み応えのある胸の女を抱きたかったというのが本音だ。
(ほたる──……)
ほたるは、全てにおいて完璧だった。長年恋をしていた相手だったから、というのもあるが、ほたるの身体は最高だった。セックスの最中でも、恥ずかしがったり強がったり、泣きそうになったりとコロコロと変わる表情が大好きだった。手足も長ければ胸もでかいし、乳首だって綺麗だった。痩せすぎでもなければ太っているわけでもないとうのに、抱きしめると柔らかくて弾力のある肌。腰の括れも尻の張りも最高だったし、喘ぐ声も堪らなく可愛らしかった。フェラなんてめちゃくちゃ上手いし、悦んで何度も──いつまでもしゃぶり続けてくれた。
(……やめよう、ほたるのことを考えるのは)
それでも、俺が今一番抱きたいのはほたるで。その代わりに抱いたノアのことなんて、もうこれっぽっちも頭に残っていなくて。
「あ」
思い出したように財布から小さなメモを取り出す。丸っこい文字で書かれているのは電話番号と、一人の女の名前。まだ二十一時半にもならないので流石に起きているだろう。愛車に向かいながらその電話番号を入力すると、相手は長いコール音の後に「もしもし……?」と小さな声で通話に応じた。
「俺……えっと、この前連絡先もらった不動産屋の」
「あっ……あの時の。ありがとうございます、わざわざ」
「今、家?」
「そうです」
彼女──花比師 風華が俺と以前見に行ったアパートに越していたことは把握していた。この時間なら家にいるかもしれないと踏んで電話をしたが、クリスマスイブの今夜、まさか本当に家にいようとは。
「今から行ってもいい?」
「えっ……今からですか?」
「駄目ならいいんだ」
「いっ、いえ大丈夫です」
「二十分くらいで着くから」
一方的に通話を切り、車を走らせる。途中のコンビニで飲み物と避妊具を購入する頃には、俺の頭の中はあのでかい胸のことでいっぱいになっていた。あんな短い出会いの合間に連絡先を寄越すということは、つまりはそういうことなのだろうから。最低限のマナーとして、俺は必要な物を購入したにすぎない。
花比師 風華の住むアパートに到着すると、彼女は風呂を済ませた後だったのか既にパジャマ姿だった。生乾きの長い髪が色っぽく、クリーム色のパジャマの前ボタンは弾けんばかりにパンパンであった。
「すみません、こんな格好で」
「……いや」
「それであの、どうしたんですか、急に……」
すっぴんでも十分可愛らしい。化粧をした顔とそう変わらないようにも見えた。
「これ、なんで俺に渡したの?」
俺の手には彼女の名前と連絡先の書かれたメモ用紙。ピンク色のそれを見て、あからさまに彼女は顔を赤くした。
「玄関で立ち話もなんなので……上がって下さい」
こんな時間に、殆ど初対面の女の部屋に上がるなどという希有な体験をするのは二度目。聖なる夜が、完全に性なる夜へ変わってゆく。
可愛らしい部屋かと思いきや、想像していたよりもずっとシンプルな部屋だった。カーペットは毛足の長い淡い水色だったが、カーテンや寝具は全て白色で纏められていた。ぬいぐるみに囲まれていそうな女だと思っていたが、洒落た観葉植物があるだけで、全体的に物の少ない部屋だった。
「どうかしました?」
俺がキョロキョロとしているのを不審に思ったのか、風華は首を傾げながらベッドに腰かける。床に座るかベッドに座るか決めかねていた俺は、彼女に倣ってベッドに腰かけた。
「いや……なんとなく、ぬいぐるみとかあるのかなって思ってたけど」
「ぬいぐるみですか?」
「なんかそんなイメージで。見た目もそんな感じだし」
「見た目?」
可愛らしい感じだと伝えると、冷めていた頬に再び朱が灯った。わかりやすい女だ。
「可愛らしいって……私もう二十七ですよ?」
「二十七ッ!?」
頭の先から爪先までを舐めるように見つめる。てっきり年下かと思っていたというのに、ずいぶんと子供っぽい顔立ちの女だ。
「よく幼くは見られるんですけど」
「俺の方がだいぶ年下だ。飲む?」
「えっ……ありがとうございます」
コンビニの袋から取り出したココアを差し出すと、風華はちびちびと口をつけた。ブラックコーヒーを一気飲みした俺は、無造作にコンビニの袋をベッドに投げ出した。
「……えっ……これって……」
「あ……これ?」
珍しい物でも見るように、避妊具の箱を見つめる風華。手に取ろうとするがすぐに引っ込めるので、俺が手に取り彼女に見せつけた。
「初めに誘われたのこっちだし、マナー」
「コ……コンドームって初めて見ました」
「初めて?」
「すみません……」
「いや、謝る必要ないけど」
つまりこいつは処女なのか? それとも今まで交際してきた男がクソ野郎ばかりで、避妊をしていなかっただけなのか? 武器にしかならないような胸なのだし、処女なわけがないだろう。
「これ、えっと……あっ、あ!そうだ、なんで連絡先を渡したか、でしたよね!」
風華は胸の前で手を打つと、俺から逃げるように尻一つぶんの距離をとった。
「好みだったんです、カッコいいなって……それで、仲良くなれたらなって」
「……それだけ?」
「えっ?」
「二十七にもなって、お友達からって? 」
「えっと……えっと、私……あっ!」
そのままベッドに押し倒す。視界いっぱいに広がる胸に早速触れると、あまりの柔らかさに指が沈んでいった。
「なっ……なに……胸、どうして」
「誘ったのそっちだろ? どうしてって、すること一つしかないだろ」
「えっ……エッチな、ことですか」
「この状況でエロいことしないわけがないだろ」
未だ困惑する様子を見せる風華の唇を塞ぐ。両手はパジャマの裾をまくりあげ、ブラジャーのホックを外し温かな胸に触れた。乳首に触れた瞬間、風華の身体が跳ね上がり、乳房を揉むと唇の端から僅かに声が漏れた。
「やっ……やめて」
「嫌?」
「嫌っていうか……いきなり、すぎませんか、あの……こういうのって」
「こういうのって?」
まどろっこしい言い回しに苛立ち、淡い茶色の乳首を吸い上げた。そのまま乳房を揉み回せば、快感を伴った声と共に風華の身体の力が徐々に抜けてゆく。
「こういうのって、順序っていうか、会ってすぐなのに早すぎませんか。ひょっとして、身体が目的とか」
「そうだけど?」
「そう……なんですか?」
「そうだよ? 俺はお前とただセックスがしたくて連絡した。だから今こうしてるだけ」
「そんな……」
「これから俺らの関係がどうなるかはお前次第」
我ながら酷い言葉が出てくるものだと自嘲していると、風華はぼんやりと天井を見つめ抵抗することさえしない。抵抗しないということはつまり、受け入れてくれたということなのか。
「嫌なら帰る。良いならこのまま続行するけど?」
「嫌って言ったら、もう会えないですか?」
「勿論」
彼女の返事も待たず、脅すように俺は脱衣を進めてゆく。食い入るようにその様子を眺めていた彼女にそっと口づけ、下着姿になったところで頭を撫でて抱き寄せた。
「……どうすんの? 返事、早く。もう食べちまうよ?」
「う…………」
「早く」
「します、します……!」
「ん」
舌を絡ませた深いキスを交わすと、不馴れなのか風華は首を唸りながら唾液をぽたぽたと垂らし、俺の身体にしがみついた。
「そうだ、名前……あれ何て読むの?」
「なっ……まえ? 私の?」
「ああ」
「ひぅッ……! ちょ、指、いやッ……!」
「で、何?」
「はなびし、ふうか」
「はなびし、か」
会話の間、大きな乳輪とピンと立ち上がった乳首を人差し指の爪先でカリカリと弄くっていた。それだけで壊れてしまいそうなほど、風華は全身をビクつかせた。
「でかい胸って感度悪いのかと思ってた」
「乳首は、駄目ッ……!」
「駄目? ……やっぱり、処女じゃねえんだな」
「どういう、意味ですか?」
「コンドーム見たことねえっていうから、処女なんかと思ってた」
「処女、です。乳首はその、一人でするときに……触るので……」
「一人でするときに?」
しまった、と赤面する風華の額に唇を落とし、胸から下の腹へと手を這わす。ズボンとショーツを剥ぎ取り臍を撫で、濃い陰毛にそっと触れると「だめ」とか細く叫んだ風華の手が俺の手首を掴んだ。
「汚いですから、やめて……」
「でも、自分では触るんだろ?」
「う……」
「ちょっと自分でやってみて?」
そう言って彼女を急かすと、俺は下着を脱ぎ去り全裸になった。「男の人の裸を見るのは初めて」と言う風華は、遠慮がちに俺の股間に視線を投げている。
「触ってみる?」
「緊張する……」
「俺の彼女は喜んで触ってたけどな」
「…………触りたいです」
「一人でエッチして、イケたら触っていいぞ」
そう言って彼女の股をぐい、と押し広げる。「だめっ」とか細く叫ぶのを構わず、ねっとりと濡れた膣口に中指をずぶりと挿し込む。
「ッはあ……!」
「ほら、とろとろ」
「ああッ……!」
「あとは自分でな」
「うぅッ……う、あ……」
愛液にまみれた中指を見せつけると、風華は観念したのか自分の膣口に指を押し込み、反対側の指で乳首を摘んだ。くりくりと弄くりながら、下半身側の指はゆっくりと抜き差ししている。
「あッ……いッ……イッ……」
「イキそ?」
「うぅッ……う、う……あ……!!」
動きが止まり、風華はくたっと倒れ込む。達したのだなと確信すると、俺は避妊具を装着し彼女の上に跨がった。
むちっと張りのある太股をこじ開け、膣口を陰茎でぐりぐりと押す。愛液で濡れ滑りが良さそうではあるが、相手が処女である以上無理矢理犯すことは憚られた。
「本当に、これをいれるんですか?」
「そうだけど」
「はぅッ……入るの、これ……?」
「入るって。力まないで、力抜いて……そう、ゆっくり息吐いて」
俺の言葉に頷き、風華は目を閉じ深く呼吸をする。まだ少し緊張の残る太股を今一度抉じ開け、先端を少しずつ挿入してゆく。
「あ……あ、あッ待って……待ってえッ……」
「何?」
「待って、やっぱり怖い……怖いっ……!」
足を固く閉じ追い出された俺は、舌を打ち勃起したままの陰茎を脅すように彼女の頬に擦り付けた。顔を歪めた風華は申し訳なさそうに俺から視線を逸らした。
「ここまで来て待てると思う? こんなに濡れてるくせに」
「あッあッあっッあッ……やめ……」
「こっちだってこんなに勃ってんだ。止まれるわけねえよ。出来るだけ優しくするから、な?」
最後の言葉に頬を赤らめた風華は、こくりと頷き目を閉じた。合意を得た俺は一呼吸置き、手始めに陰茎ではなく指を挿入することにした。
「あッ……あー……あッ……」
「大丈夫?」
「はい……あッ……きもちいい……!」
「じゃあ二本」
「ああぁッ……! ぁ……うぅッ!う!あ……イクぅう……!!」
奥深く挿し込んだ指でぐりぐりと膣を解しながら乳首を吸うと、彼女の腰がびくんと跳ねた。指を抜き取るとねだるように俺の身体を撫でるので、そろりと股を開きゆっくりと腰を沈めた。
「はあッ……あ……い゛ッ……!」
「痛い?」
「う、う……」
「力むな、力抜いて」
「はぁッ……はぁッ……」
「んッ……」
「ああああ゛ぁッ……!」
濡れていたお陰か、思っていたよりもするりと交わることが出来た。これがオナニーもしたことのない処女であったら、指ですら難しかったかもしれないと思うとラッキーだった。
「あッ……ああ……い゛ッ……」
「大丈夫?」
「ちょっと……痛い……」
「慣れて」
「待って……待って゛……」
この何も知らない女に、俺が男を教えてやるのだと意気込んだ瞬間、昂り、激しく腰を打ち付けた。痛みとも快感ともわからぬ歪んだ顔でひぃひぃ喘ぐ風華の大きな胸は、俺が腰を打ち付ける度に激しく揺れる。掴み、指を沈めて乳首を弄くれば、いやいや、と首を横に振り続けた。
「ッ……イクッ…………ぁ……あ……!!」
達し、そのまま覆い被さり風華を抱きしめる。小さく震える彼女と唇を重ね、どこで覚えたのか口説くような言葉を紡ぐと彼女は俺の身体に必死にしがみついた。
「これ……慣れると気持ち良くなるんですか」
「なるよ。めちゃくちゃ気持ち良くなる」
「そう……それなら……私が慣れるまで、責任持ってくださいね」
「ああ」
「それに……結局おちんちん触らせてもらえてないですし」
「次のときにな」
「……はい」
肉付きのよい、柔らかな身体。遊ぶのに持ってこいな巨乳に、開発途中な下半身。この女をどう俺好みに育てるか──考えるだけで口許が歪んでしいそうになる。
結局その晩のセックスはそれきりだった。翌朝目覚めた俺が風華を後ろから犯し、彼女は泣きながら絶頂に達していたが痛みはまだあるという。
じっくり時間をかけて育てればいい。彼女も俺を拒否する様子がないし、正月休みはこいつとセックス三昧でも悪くないかなと、そう考え始めていた。
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