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28/児戯(3)★
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時間をたっぷりかけた優しいキスと、無遠慮な胸への攻撃により、わたしの身体はとおやを迎え入れる準備が整ってしまっていた。じりじりと痛む熱い蕾に早く触れて欲しくて、我慢出来ずに彼の性器に触れた。
「んッ──!」
自分でも都合の良い女だと思う。さっきまであんなにとおやのことを拒絶して、罵って、追い返して。それなのに今は彼が欲しくてたまらない──人のことを言えない、わたしだって最低だ。
「ああッ!あッあッうッ!ああぁッ……とおやぁッ……」
挿しこまれたとおやの長い指が、くちゅくちゅとわたしの膣を掻き回す。くるっ、くるっと子宮の内部に這わせるように指を動かしたかと思えば、一旦引抜き──ずぶっと奥に挿しこまれる。
「あああッ……!あぁッ!あッ!やッ、そこ、くりくりしたら、やッああ──あああイクッ、イクッ
!」
両手で蕾と膣を弄くられ、早々に達してしまう。全身の力が抜ける中、自分の指先に意識を向ける。わたしの手に包まれたままのとおやの性器はがちがちに勃ち上がり、ずっと扱いていたせいか、先端から控え目に零れた先走りで、ぬるぬるになっていた。
「このまま挿れたら……めちゃくちゃ滑り良さそうだな」
「だめっ……」
「わかってる。ちょっと待て」
慣れた手付きでチェストから避妊具を取り出し装着したとおやは、わたしの頭を撫でながらゆっくりと腰を下ろす。性器の先端が膣口に触れた瞬間、わたしは「待って」と言い身を捩った。
「……なんだよ。別の体位がいいんか?」
「そうじゃなくて……あのさ」
「早く言えって」
「ちょっと……!」
腕を引かれ、二人して立ち上がる。壁際に追いやられ、無理矢理肩を掴まれくるりと背を向ける形をとった。正面には壁──。
「あッ……ちょ、とおや……!」
「話は後だ」
「んぁッ……!待って!」
「だから、なんだよ」
腰に伸びてきた両手が、わたしに前屈みになるよう促す。ぐい、と尻を引き上げられ、とおやの性器がわたしが入口を探る。
「とおや……わたしのこと、好き、だよね?」
「どうした、急に」
「教えてよ……」
「好きだよ、だからどうした?」
求めていた熱い返答ではなく、あっさりと無感情に答えられ悲しくなってしまう。そんな心とは裏腹に、身体は彼を求めて熱いのだ──嫌になってしまう。
「ねえ、とおや。わたしのこと、ちゃんと……好き?」
「ちゃんと?」
「……うん」
「……ああ」
首を捻り彼の顔を見た。一体どんな顔をしているのかと思いきや、とおやは──なんともないような、不思議そうな顔をしていた。
(どうして、そんな顔するの……?)
違う。わたしは──そんな顔で、そんなことを言って欲しかったんじゃあない。優しい声で、柔らかい声で、ただ「好きだよ」と言って欲しかっただけなのに。こんなことならば、振り返らなければよかった──。
「あッ、んッ、あああッ……!」
もう我慢が出来なかったのかもしれない。短く答えた直後、とおやは遠慮無くわたしの足を押し広げ膣に挿入を果たした。後ろからガンガンと突き上げられ、足に力が入らない。
「はぁッ……はぁッ……ああッ!きもちぃ……」
「さっきまで……帰れとか、最低とか言ってたくせにな……!」
「うるさい……ッ!」
「はあ?うるさい?何様だよ、もっと犯すぞ?」
「ちょ……やッ……ああぁあッ!」
片足をぐい、と持ち上げられ、蕾を弄くられながら突き上げられる。ふらふらになりながらも必死に壁にしがみついていた所を、今度はベッドへ手を引かれて行く。仰向けに押し倒され、手首は再びネクタイで拘束されてしまった。
「帰れって言ったくせに……欲しがる、都合の良い奴は誰だよ……」
「自分だってやりたがってたじゃん……!」
「俺は別に」
「元はと言えば……とおやが……!」
「うっせえな……」
「んッ……あッやだ、それ……!」
「ッ……はいったあ……これも使ってやる」
向かい合う二人の身体が一つになった直後、ぐっ、とわたしの両足は上に押し上げられ、足裏は天井を向いた。腰を振るとおやが手にしているのは、先程わたしをぐちゃぐちゃに乱したあのバイブだ。
「やだ……それ……!」
「お仕置きだ」
「やッ、やだ……だめ、だめ、やあああああぁぁッ!!」
両足を開かれ、その間に捩じ込まれるバイブは、わたしの蕾を刺激する。膣を突くとおやの身体だけでも達してしまうというのに、そんなものを──継続的に──押し当てられたら──!!
「あああッ!あッ!イクイクイ゙クッ……!!ッは、あ、あ、うぅッ、イッちゃう、ぅ……イ゙ク、イクの、あ、あ、あッ!!」
「……すげえ反応」
「ばかッ……ばかあッ!」
「なんだって?」
「あああッ!ゆるして、ゆるしてッ!だめ、うごかしたらだめえ……!やあああああッ!!」
前後にバイブを動かされ絶頂の快感を得た身体は、がくがくと震え出す。意識が飛びかけるまで何度も何度も達し、いつとおやが達したのかわからぬまま、縮こまったわたしは彼の腕の中に閉じ込められていた。
(『……ああ』ってなんなのよ……)
もっと好きだと言って欲しい。気持ちを込めて、口から滑り落ちるように自然に。わたしがねだって言葉にするのではなく、彼自身の意思で。
(……何て言えばわかってもらえるんだろう)
わたしはとおやが好き。好きだから、こんなことをされても許せるし、受け入れられる。それなのに、とおやの本心がわからないと気持ちの根っこの部分がぐらつきそうになってしまう。ぐらつきかけているのに他の女性の影があったり、無理矢理に組み敷いたりされると、端のほうからパラパラと──崩れてしまいそうになる。
(ひょっとしてわたし……都合の良いように扱われてる──?)
「とおや……」
人の気も知らないで眠るとおやの身体にしがみつく。大好きな彼の胸、腕、手首、首筋──。
「……はぁ」
駄目だ──やっぱり好きで、この気持ちはどうしようもない。それなのになんだろう、さっきのあの一言で小さなヒビが入ってしまったような、気持ちの悪いこの感覚は。
嫉妬──? 怒り──? 消化できないこの感覚は一体なに?
抱き寄せて、名前を呼んで、愛していると囁いてくれればそれだけでわたしの不安など吹き飛んでいく筈のに。そのどれも今は叶わない。明日の朝目覚めたら、うんととおやに甘えよう。わたしが彼を愛している気持ちがもっともっと届くように、何だってしてあげるんだから──……。
*
翌日は予定通りちゃんと映画に出掛けた。外でお昼ご飯を食べて、流行りのドリンクも飲んだりして。夕食はわたしが家で手作りし、お酒を少し飲みながら二人揃ってそれを食べた。
「……なあ、ほたる」
「なに?」
「一緒に住まねえか?」
「え?」
お風呂を済ませ、ベッドに腰かけてテレビを観ていた時だった。明日はとおやは仕事だし、そろそろ寝ようかと電気を消しに立ち上がった背中に思いがけない言葉を掛けられたのだ。
「どうしたの、急にそんなこと」
「もっとお前と一緒にいたい」
「……どうして?」
「そりゃ、お前……好きだからに決まってんだろ」
その一言に嬉しくなってしまったわたしは、テレビと電気を消して彼に抱きついた。セックスの時以外で、とおやが「好きだ」と言ってくれることは非常に珍しかった。
「嬉しい……でも、ここは解約出来ないよ。おじさまにバレちゃう」
「解約しなくてもいいさ、時々帰ってくればそれで」
「じゃあ……明日わたしは休みだし、荷物まとめてマンション行こうかな。要るものは取りに来ればいいんだし」
自分でも驚くほど早い決断だった。わたしもとおやと同じ気持ち──もっと、一緒にいたいという思いが強かったからなのだと思う。
毎日同じ布団で寝て、目覚めた時には隣に彼がいてくれる。二人とも仕事はしているのだから家事は分担して……それから食費なんかはどうしよう?
そんなことを話し合いながらベッドに転がり、粗方話がまとまったところで彼にキスをねだった。軽く啄む小鳥のような口づけの間、とおやの大好きな両手が、わたしの頬を包み込む。
「……大好き」
「うん……」
小鳥はついには蛇になり、くちゅくちゅと舌が絡み合う。互いの唾液が零れてしまうまで激しく交わした口づけの間に、二人してパジャマを脱ぎ去り下着も床に落ちてしまっていた。
「……下着、見てくれた?」
「いいや……なんで?」
「新しいの……可愛いの買ってて、今日初めて着たの」
「後で、着る時に見る」
「ん……とおや…………」
優しい手が、胸を愛撫する。赤子のように吸い付くその唇に喘ぎ、それから──いつものように、何度も愛し合った。
「んッ──!」
自分でも都合の良い女だと思う。さっきまであんなにとおやのことを拒絶して、罵って、追い返して。それなのに今は彼が欲しくてたまらない──人のことを言えない、わたしだって最低だ。
「ああッ!あッあッうッ!ああぁッ……とおやぁッ……」
挿しこまれたとおやの長い指が、くちゅくちゅとわたしの膣を掻き回す。くるっ、くるっと子宮の内部に這わせるように指を動かしたかと思えば、一旦引抜き──ずぶっと奥に挿しこまれる。
「あああッ……!あぁッ!あッ!やッ、そこ、くりくりしたら、やッああ──あああイクッ、イクッ
!」
両手で蕾と膣を弄くられ、早々に達してしまう。全身の力が抜ける中、自分の指先に意識を向ける。わたしの手に包まれたままのとおやの性器はがちがちに勃ち上がり、ずっと扱いていたせいか、先端から控え目に零れた先走りで、ぬるぬるになっていた。
「このまま挿れたら……めちゃくちゃ滑り良さそうだな」
「だめっ……」
「わかってる。ちょっと待て」
慣れた手付きでチェストから避妊具を取り出し装着したとおやは、わたしの頭を撫でながらゆっくりと腰を下ろす。性器の先端が膣口に触れた瞬間、わたしは「待って」と言い身を捩った。
「……なんだよ。別の体位がいいんか?」
「そうじゃなくて……あのさ」
「早く言えって」
「ちょっと……!」
腕を引かれ、二人して立ち上がる。壁際に追いやられ、無理矢理肩を掴まれくるりと背を向ける形をとった。正面には壁──。
「あッ……ちょ、とおや……!」
「話は後だ」
「んぁッ……!待って!」
「だから、なんだよ」
腰に伸びてきた両手が、わたしに前屈みになるよう促す。ぐい、と尻を引き上げられ、とおやの性器がわたしが入口を探る。
「とおや……わたしのこと、好き、だよね?」
「どうした、急に」
「教えてよ……」
「好きだよ、だからどうした?」
求めていた熱い返答ではなく、あっさりと無感情に答えられ悲しくなってしまう。そんな心とは裏腹に、身体は彼を求めて熱いのだ──嫌になってしまう。
「ねえ、とおや。わたしのこと、ちゃんと……好き?」
「ちゃんと?」
「……うん」
「……ああ」
首を捻り彼の顔を見た。一体どんな顔をしているのかと思いきや、とおやは──なんともないような、不思議そうな顔をしていた。
(どうして、そんな顔するの……?)
違う。わたしは──そんな顔で、そんなことを言って欲しかったんじゃあない。優しい声で、柔らかい声で、ただ「好きだよ」と言って欲しかっただけなのに。こんなことならば、振り返らなければよかった──。
「あッ、んッ、あああッ……!」
もう我慢が出来なかったのかもしれない。短く答えた直後、とおやは遠慮無くわたしの足を押し広げ膣に挿入を果たした。後ろからガンガンと突き上げられ、足に力が入らない。
「はぁッ……はぁッ……ああッ!きもちぃ……」
「さっきまで……帰れとか、最低とか言ってたくせにな……!」
「うるさい……ッ!」
「はあ?うるさい?何様だよ、もっと犯すぞ?」
「ちょ……やッ……ああぁあッ!」
片足をぐい、と持ち上げられ、蕾を弄くられながら突き上げられる。ふらふらになりながらも必死に壁にしがみついていた所を、今度はベッドへ手を引かれて行く。仰向けに押し倒され、手首は再びネクタイで拘束されてしまった。
「帰れって言ったくせに……欲しがる、都合の良い奴は誰だよ……」
「自分だってやりたがってたじゃん……!」
「俺は別に」
「元はと言えば……とおやが……!」
「うっせえな……」
「んッ……あッやだ、それ……!」
「ッ……はいったあ……これも使ってやる」
向かい合う二人の身体が一つになった直後、ぐっ、とわたしの両足は上に押し上げられ、足裏は天井を向いた。腰を振るとおやが手にしているのは、先程わたしをぐちゃぐちゃに乱したあのバイブだ。
「やだ……それ……!」
「お仕置きだ」
「やッ、やだ……だめ、だめ、やあああああぁぁッ!!」
両足を開かれ、その間に捩じ込まれるバイブは、わたしの蕾を刺激する。膣を突くとおやの身体だけでも達してしまうというのに、そんなものを──継続的に──押し当てられたら──!!
「あああッ!あッ!イクイクイ゙クッ……!!ッは、あ、あ、うぅッ、イッちゃう、ぅ……イ゙ク、イクの、あ、あ、あッ!!」
「……すげえ反応」
「ばかッ……ばかあッ!」
「なんだって?」
「あああッ!ゆるして、ゆるしてッ!だめ、うごかしたらだめえ……!やあああああッ!!」
前後にバイブを動かされ絶頂の快感を得た身体は、がくがくと震え出す。意識が飛びかけるまで何度も何度も達し、いつとおやが達したのかわからぬまま、縮こまったわたしは彼の腕の中に閉じ込められていた。
(『……ああ』ってなんなのよ……)
もっと好きだと言って欲しい。気持ちを込めて、口から滑り落ちるように自然に。わたしがねだって言葉にするのではなく、彼自身の意思で。
(……何て言えばわかってもらえるんだろう)
わたしはとおやが好き。好きだから、こんなことをされても許せるし、受け入れられる。それなのに、とおやの本心がわからないと気持ちの根っこの部分がぐらつきそうになってしまう。ぐらつきかけているのに他の女性の影があったり、無理矢理に組み敷いたりされると、端のほうからパラパラと──崩れてしまいそうになる。
(ひょっとしてわたし……都合の良いように扱われてる──?)
「とおや……」
人の気も知らないで眠るとおやの身体にしがみつく。大好きな彼の胸、腕、手首、首筋──。
「……はぁ」
駄目だ──やっぱり好きで、この気持ちはどうしようもない。それなのになんだろう、さっきのあの一言で小さなヒビが入ってしまったような、気持ちの悪いこの感覚は。
嫉妬──? 怒り──? 消化できないこの感覚は一体なに?
抱き寄せて、名前を呼んで、愛していると囁いてくれればそれだけでわたしの不安など吹き飛んでいく筈のに。そのどれも今は叶わない。明日の朝目覚めたら、うんととおやに甘えよう。わたしが彼を愛している気持ちがもっともっと届くように、何だってしてあげるんだから──……。
*
翌日は予定通りちゃんと映画に出掛けた。外でお昼ご飯を食べて、流行りのドリンクも飲んだりして。夕食はわたしが家で手作りし、お酒を少し飲みながら二人揃ってそれを食べた。
「……なあ、ほたる」
「なに?」
「一緒に住まねえか?」
「え?」
お風呂を済ませ、ベッドに腰かけてテレビを観ていた時だった。明日はとおやは仕事だし、そろそろ寝ようかと電気を消しに立ち上がった背中に思いがけない言葉を掛けられたのだ。
「どうしたの、急にそんなこと」
「もっとお前と一緒にいたい」
「……どうして?」
「そりゃ、お前……好きだからに決まってんだろ」
その一言に嬉しくなってしまったわたしは、テレビと電気を消して彼に抱きついた。セックスの時以外で、とおやが「好きだ」と言ってくれることは非常に珍しかった。
「嬉しい……でも、ここは解約出来ないよ。おじさまにバレちゃう」
「解約しなくてもいいさ、時々帰ってくればそれで」
「じゃあ……明日わたしは休みだし、荷物まとめてマンション行こうかな。要るものは取りに来ればいいんだし」
自分でも驚くほど早い決断だった。わたしもとおやと同じ気持ち──もっと、一緒にいたいという思いが強かったからなのだと思う。
毎日同じ布団で寝て、目覚めた時には隣に彼がいてくれる。二人とも仕事はしているのだから家事は分担して……それから食費なんかはどうしよう?
そんなことを話し合いながらベッドに転がり、粗方話がまとまったところで彼にキスをねだった。軽く啄む小鳥のような口づけの間、とおやの大好きな両手が、わたしの頬を包み込む。
「……大好き」
「うん……」
小鳥はついには蛇になり、くちゅくちゅと舌が絡み合う。互いの唾液が零れてしまうまで激しく交わした口づけの間に、二人してパジャマを脱ぎ去り下着も床に落ちてしまっていた。
「……下着、見てくれた?」
「いいや……なんで?」
「新しいの……可愛いの買ってて、今日初めて着たの」
「後で、着る時に見る」
「ん……とおや…………」
優しい手が、胸を愛撫する。赤子のように吸い付くその唇に喘ぎ、それから──いつものように、何度も愛し合った。
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