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20/それはまるで綱渡りのような(1)★
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「来てくれて嬉しいわ~」
駆け足で日々は過ぎ去り、あっという間に師走も終わり──気が付けば元旦。初詣を済ませたわたしととおやはその日の夜、大家家にお邪魔をしていた。すぐ隣は実家だが、帰るつもりは全くない。
「こちらこそ、ありがとうございます」
「いいのよ、私達が好きで呼んでるんだから」
とおやの母 翠さんは見た目通り温厚でふわふわとした人だ。わたしが地元に戻ってきてまでお正月に一人で過ごすのは寂しいだろうからと言って、ご自宅に招いてくれたのだ。翠さん──おば様は、わたしが実家の両親と不仲なのを気にして両親にこの事実は伝えていないらしい。
「仕事はどう? 大変?」
「だいぶ慣れてはきましたけど、上司が厳しい人で。先輩方は優しいんですけど……なんとか、頑張ってます」
「そう……無理だけはしないで」
エプロン姿でおつまみの枝豆を茹でるおば様の隣で、わたしは食器を洗う手を動かす。お節料理をご馳走になり、その片付けをしている所なのだ。とおやとおじ様はと言えば、リビングでテレビを観ながら飲酒中。わたしも先程少しだけお酒を頂いたので、今日はこちらにお泊まりだ。
「こうやって台所に一緒に立つと、娘が出来たみたいで嬉しいわ」
流石にこの言葉には上手く返せない。わたしととおやは交際をしているけれど、おじ様とおば様にその事実は伝えていない。親同士が変にギクシャクしてしまうのは嫌だったし、とおやもそれに賛同してくれていたので、その状態のままここまで来てしまっていた。
「ほたるちゃんみたいな良い子がお嫁さんだったら──」
「母ちゃん! 枝豆出来たなら取りに行くぞ!」
「はいはい、出来たからよろしくね」
おば様の話に愛想笑いで返すしかなく困っていたわたしに助け船を出してくれたのはおじ様だった。枝豆の入った皿を受け取ると、「あまりほたるを困らせるんじゃあない」とおば様の耳許で囁いた。
「だって、お父さん。私、ほたるちゃん、だあいすきなんだもの」
「わかったから、その辺にしときなさい」
「はあい」
返事はしたもののおば様の言葉が止まることはない。「今、付き合ってる子はいるの?」と訊かれ、またしても困ってしまった。肯定すればきっと根掘り葉掘り訊かれるだろうことは目に見えていた。
「今は……いないです」
「えっ、意外! ほたるちゃん絶対モテるのに! 大学生の頃は? 彼氏いた?」
「一応……は」
「へえ~! どんな子どんな子?」
洗い物を終えたわたしは、おば様と揃ってダイニングチェアに腰掛ける。向かい合うおば様がお酒を勧めてくれるので、二人でゆっくりと飲み始めた。
「一年生の頃に同級生とお付き合いして……優しくて運動のできる子だったんですけど、色々あって別れちゃって」
「そのあとはそのあとは?!」
「ええと……その後で一学年上の先輩とお付き合いしたんですけど、卒業してあっちが就職したら疎遠になっちゃって」
リビングで寛ぐとおやの視線が痛い。彼からすれば、わたしの交遊歴など聞きたくはないだろうに。しかしお酒の入ったおば様は楽しげに首を縦に振る。どうにか話を逸らしたいが、なかなかに手強そうである。
「おば様はおじ様といつ出会ったんです?」
「え~? 私?」
照れ臭そうに頬を染めたおば様は、チラッとおじさまを見ると可愛らしく笑い、「大学生の頃ね……」と口を開いた。
「あら、お父さん?」
「風呂! 風呂に入ってくる!」
「お湯溜めてないわよ~?」
「シャワーで済ます!」
「って……お父さん! お客様のほたるちゃんが先でしょお風呂!」
「お構い無く、大丈夫ですから」
きっとおじ様は恥ずかしかったのだろう。それは誰から見ても見え見えだった。
「おじ様のああいうところ、とおやにそっくり」
「はぁ?どこが」
「ほたるちゃんよく見てるわね、本当そっくり」
おば様の「よく見てるわね」という言葉に一瞬背筋が冷えた。とおやに会ったのは成人式以来で、前に一度食事に行ったということになっているから、わたしが必要以上にとおやのことを知っているのは不味いのだ──バレてしまう。
「かーさん、ほたるの布団出したんか?」
「あっ、まだ」
「こいつ、酒飲むとすぐ寝るから出しとくよ?」
「いいの? まだシーツも……」
「俺やるから、かーさんゆっくりしてろよ」
「あっ、わたしも手伝う」
リビングを出て廊下の先──客間に向かうとおやの背を追う。畳の張られた八畳の和室の中央のローテーブルを避け、押入れから布団一式とシーツを取り出して行く。
「シーツ貸して。かけるから」
「お前も飲んでていいのに」
「泊めてもらうんだもん、このくらいしないと」
「……面倒なら、俺の部屋来るか?」
そう言ってわたしを抱き寄せたとおやは、乱暴に唇を重ねてくる。背に回された手が腰──尻──太股を撫で、腹──胸へと上ってきた。
「何やって……」
「だって、ずっと我慢してた」
「んッ……や、だめっ……」
わたしのニットを捲り上げたとおやは、無理矢理胸の先端に吸い付いた。立ったままの体勢でわたしはのけ反り、必死になって声を堪えた。
「んッんんッ、ふうッ、んッ……うッ……んッ!」
「エロい声出すな、勃つ」
「あッ……とお、やッ……だめ、ぇ、我慢して」
強引に引き剥がし、着衣を整える。とおやの実家でこんなことになるなんて。胸がどきどきと鼓動を早くし、小さな物音にさえ肩が跳ねた。
「一晩くらい……我慢出来ないの?」
「無理。実家で親がいて、バレないようにこっそりヤるって考えるだけで勃つわ」
「えっち……」
「お前はどーなん?」
「ど……どうって……」
「親父とかーさんは二階で寝る、ここは一階。トイレは二階にもあるし、音とか揺れとか気にしなくても、お前が大声出さない限りはセックスしてもバレねーって」
「で、でも……」
「ゴムもあるし」
「なんで!?」
「万が一を想定して持ってきた。なあ、いいだろ? やろうぜ?」
それだけ言われて考えると、確かにドキドキするシチュエーションではある。バレたら駄目だと考えるほど興奮はするし、きっと新鮮な行為になるだろう、けれど。
「駄目ったら駄目。万が一バレたら……」
「心配性だな、ほたるは」
「だって……」
「わかったわかった。まあ、いいけどよ」
二人して手早くシーツをかけ、急いで客間を後にする。順番にお風呂を済ませ、そのあとみんなでお酒を飲んだ。夜も更け酔いも回ってきたので解散し、おじ様とおば様は二階へ。片付けを買って出たわたしととおやはリビングで飲み残したお酒を飲んだ後、片付けを開始した。
駆け足で日々は過ぎ去り、あっという間に師走も終わり──気が付けば元旦。初詣を済ませたわたしととおやはその日の夜、大家家にお邪魔をしていた。すぐ隣は実家だが、帰るつもりは全くない。
「こちらこそ、ありがとうございます」
「いいのよ、私達が好きで呼んでるんだから」
とおやの母 翠さんは見た目通り温厚でふわふわとした人だ。わたしが地元に戻ってきてまでお正月に一人で過ごすのは寂しいだろうからと言って、ご自宅に招いてくれたのだ。翠さん──おば様は、わたしが実家の両親と不仲なのを気にして両親にこの事実は伝えていないらしい。
「仕事はどう? 大変?」
「だいぶ慣れてはきましたけど、上司が厳しい人で。先輩方は優しいんですけど……なんとか、頑張ってます」
「そう……無理だけはしないで」
エプロン姿でおつまみの枝豆を茹でるおば様の隣で、わたしは食器を洗う手を動かす。お節料理をご馳走になり、その片付けをしている所なのだ。とおやとおじ様はと言えば、リビングでテレビを観ながら飲酒中。わたしも先程少しだけお酒を頂いたので、今日はこちらにお泊まりだ。
「こうやって台所に一緒に立つと、娘が出来たみたいで嬉しいわ」
流石にこの言葉には上手く返せない。わたしととおやは交際をしているけれど、おじ様とおば様にその事実は伝えていない。親同士が変にギクシャクしてしまうのは嫌だったし、とおやもそれに賛同してくれていたので、その状態のままここまで来てしまっていた。
「ほたるちゃんみたいな良い子がお嫁さんだったら──」
「母ちゃん! 枝豆出来たなら取りに行くぞ!」
「はいはい、出来たからよろしくね」
おば様の話に愛想笑いで返すしかなく困っていたわたしに助け船を出してくれたのはおじ様だった。枝豆の入った皿を受け取ると、「あまりほたるを困らせるんじゃあない」とおば様の耳許で囁いた。
「だって、お父さん。私、ほたるちゃん、だあいすきなんだもの」
「わかったから、その辺にしときなさい」
「はあい」
返事はしたもののおば様の言葉が止まることはない。「今、付き合ってる子はいるの?」と訊かれ、またしても困ってしまった。肯定すればきっと根掘り葉掘り訊かれるだろうことは目に見えていた。
「今は……いないです」
「えっ、意外! ほたるちゃん絶対モテるのに! 大学生の頃は? 彼氏いた?」
「一応……は」
「へえ~! どんな子どんな子?」
洗い物を終えたわたしは、おば様と揃ってダイニングチェアに腰掛ける。向かい合うおば様がお酒を勧めてくれるので、二人でゆっくりと飲み始めた。
「一年生の頃に同級生とお付き合いして……優しくて運動のできる子だったんですけど、色々あって別れちゃって」
「そのあとはそのあとは?!」
「ええと……その後で一学年上の先輩とお付き合いしたんですけど、卒業してあっちが就職したら疎遠になっちゃって」
リビングで寛ぐとおやの視線が痛い。彼からすれば、わたしの交遊歴など聞きたくはないだろうに。しかしお酒の入ったおば様は楽しげに首を縦に振る。どうにか話を逸らしたいが、なかなかに手強そうである。
「おば様はおじ様といつ出会ったんです?」
「え~? 私?」
照れ臭そうに頬を染めたおば様は、チラッとおじさまを見ると可愛らしく笑い、「大学生の頃ね……」と口を開いた。
「あら、お父さん?」
「風呂! 風呂に入ってくる!」
「お湯溜めてないわよ~?」
「シャワーで済ます!」
「って……お父さん! お客様のほたるちゃんが先でしょお風呂!」
「お構い無く、大丈夫ですから」
きっとおじ様は恥ずかしかったのだろう。それは誰から見ても見え見えだった。
「おじ様のああいうところ、とおやにそっくり」
「はぁ?どこが」
「ほたるちゃんよく見てるわね、本当そっくり」
おば様の「よく見てるわね」という言葉に一瞬背筋が冷えた。とおやに会ったのは成人式以来で、前に一度食事に行ったということになっているから、わたしが必要以上にとおやのことを知っているのは不味いのだ──バレてしまう。
「かーさん、ほたるの布団出したんか?」
「あっ、まだ」
「こいつ、酒飲むとすぐ寝るから出しとくよ?」
「いいの? まだシーツも……」
「俺やるから、かーさんゆっくりしてろよ」
「あっ、わたしも手伝う」
リビングを出て廊下の先──客間に向かうとおやの背を追う。畳の張られた八畳の和室の中央のローテーブルを避け、押入れから布団一式とシーツを取り出して行く。
「シーツ貸して。かけるから」
「お前も飲んでていいのに」
「泊めてもらうんだもん、このくらいしないと」
「……面倒なら、俺の部屋来るか?」
そう言ってわたしを抱き寄せたとおやは、乱暴に唇を重ねてくる。背に回された手が腰──尻──太股を撫で、腹──胸へと上ってきた。
「何やって……」
「だって、ずっと我慢してた」
「んッ……や、だめっ……」
わたしのニットを捲り上げたとおやは、無理矢理胸の先端に吸い付いた。立ったままの体勢でわたしはのけ反り、必死になって声を堪えた。
「んッんんッ、ふうッ、んッ……うッ……んッ!」
「エロい声出すな、勃つ」
「あッ……とお、やッ……だめ、ぇ、我慢して」
強引に引き剥がし、着衣を整える。とおやの実家でこんなことになるなんて。胸がどきどきと鼓動を早くし、小さな物音にさえ肩が跳ねた。
「一晩くらい……我慢出来ないの?」
「無理。実家で親がいて、バレないようにこっそりヤるって考えるだけで勃つわ」
「えっち……」
「お前はどーなん?」
「ど……どうって……」
「親父とかーさんは二階で寝る、ここは一階。トイレは二階にもあるし、音とか揺れとか気にしなくても、お前が大声出さない限りはセックスしてもバレねーって」
「で、でも……」
「ゴムもあるし」
「なんで!?」
「万が一を想定して持ってきた。なあ、いいだろ? やろうぜ?」
それだけ言われて考えると、確かにドキドキするシチュエーションではある。バレたら駄目だと考えるほど興奮はするし、きっと新鮮な行為になるだろう、けれど。
「駄目ったら駄目。万が一バレたら……」
「心配性だな、ほたるは」
「だって……」
「わかったわかった。まあ、いいけどよ」
二人して手早くシーツをかけ、急いで客間を後にする。順番にお風呂を済ませ、そのあとみんなでお酒を飲んだ。夜も更け酔いも回ってきたので解散し、おじ様とおば様は二階へ。片付けを買って出たわたしととおやはリビングで飲み残したお酒を飲んだ後、片付けを開始した。
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