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19/絡まる★
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「……とおや」
「なんだ、欲しくなってきた?」
「嫌なの?」
「まさか」
上半身を起こして後ろからわたしを抱き締めたとおやは、首筋に唇を落としながらわたしの両胸を掴み、弄ぶ。ピンと立ったその先端を彼にからかわれ唇を尖らせると、耳元で甘い言葉を吐かれ、全身が震えた。
「こっち、来て……横になって」
立ちあがり、ベッドへと向かう。そこでようやくエプロンを剥ぎ取り、二人揃って完全に全裸になった。ベッドに仰向けに寝転んだとおやは避妊具を手早く装着し、わたしの唇を求めて身体を起こす。
「ん……ん……ッ、ん……」
唇を重ねたまま、わたしは腰を浮かす。立ち上がった彼の陰茎を掴むと、自分の入口へと押し当て、ゆっくりと腰を下ろした。ずんずんと少しずつ誘い、密着し、一体となり──そして。
「あ…………ああッ……!」
「……は、う……ッ」
とおやの両肩に腕を乗せ、首の後で指を組む。上半身を起こした彼と目が合い、照れくさくなって、思わず逸らしてしまった。
「とおや……」
「なに」
「すき……」
「俺のこと、好きか?」
「うん……だいすき……」
「俺もだ」
こっちを向けと言わんばかりに、とおやがわたしの瞼にキスをする。直ぐに唇が重なり、舌を絡ませあった。とおやの上で自分で腰を振り喘ぐことが、なんだか自慰のように思えてきて急に恥ずかしくなってしまった。次第に動きが鈍くなっていくことに気が付いたのか、とおやはわたしの腰を掴み激しく身体を揺さぶった。
「どうした、疲れた?」
「ううん、大丈夫……」
「じゃあ、こうしてもいいか?」
対面座位の体勢から、とおやはごろんと転がり、背をベッドに預ける。仰向けになった彼の両手が、わたしの両手を掴む。握り合った指先に力を込めると、わたしはゆっくりと腰を前後に動かした。
「は……あ、あ、んッ、んッ……や、だ、見ないで……!」
快感で歪むわたしの顔を、下からとおやが見上げている。なんて厭らしい顔だ。そう思った直後、わたしも同じような顔をしているのだと気が付き、咄嗟に顔を覆おうとした──が、両手が握られているため、何もすることが出来ない。わたしは為す術なく、ただ彼の上で腰を振る。
「……どうした?」
「気持ち……よく、て」
「気持ち良い?」
「う……あ……ッ……あ、あ……ッ、あぅ……や、すごい、きもちいぃ……イきそお……」
「またか?」
「だ、だって……ぅ……あッ、や、や、あああッ!」
わたしが動けなくなっていると、すかさずとおやが身体を揺すった。下から突き上げる衝撃に、動くことが出来ずされるがままだ。
「んッ……あ、あ、あああッ!イ、あ、いッ、は……あああッ!やあああッ!」
絶頂に達しそうになりびくんと全身が跳ねる。ぎゅっと握っていたとおやの両手が、わたしの上半身をぐいと押す。力など入るはずもなく、そのまま押し倒されてしまう。繋がったまま覆い被さるとおやが、わたしの腰をぐいと掴んだ。
「ハァッ……ハァ……あ、あ、あああッ、やッあッあッああッ!」
「……まだ……イかない?」
膣を突くとおやの動きが早まり、両足が自然と広がってゆく。奥の奥まで彼を受け入れ、あまりの快感に頭がおかしくなりそうだ。もう間もなく達する──その頃合いになって、とおやがわたしに激しく口付けた。
「ん、んッん……あ、ん……あッ、や、あッああッイク、う、イク、イク、ぅ……あああッッ!!とおやああッ!ああんッ!イク、ぅ、イクのッああッ!!」
全身がびくびくと痙攣を起こす。喘ぎすぎたせいもあって呼吸が早まり、上手く息を吸うことが出来ない。そんなことなどお構いなしにとおやは未だ腰を打ち付ける。
「ハァ……ハァ……ハッ、ハッ、あッ……ああッ、ハァ……とおや……ハァ……」
「あ……あ、でるッ……く、ぅッ…………!!」
「あぅ……」
達し、全てを出しきったのかとおやはわたしに全体重をかけた。潰される形となり苦しいが、鼻先に触れる彼の肌の香りが堪らなく愛おしい。
「とおや……」
「ん……」
「苦しい……重い……」
「悪い」
ころん、と繋がったままの状態で、とおやはわたしの隣に転がった。わたしの中のとおやはまだ熱を孕んでいて温かい。何度かキスを交わすうちに少しずつ縮まる身体を、とおやはスッと引き抜いた。
回数を重ねるうちに手慣れてきたのか、事後の処理はとおやが自ら済ませるようになっていた。精液を纏ったそこをわたしが舐めるのも、このままいくと通例となりそうだ。──相変わらずゴムのにおいは苦手だけれど。
「んっ……ん、んっ……」
ぺろぺろとアイスキャンディでも食べるようにとおやの性器を舐め回すと、彼は両手で押さえ込むように力強くわたしの頭を掴む。彼の気が済むまで、わたしはそこから逃れることが出来ないけれど、それが嫌というわけではなかった。ゴムのにおいが苦手でもわたし自身フェラが好きだったし、彼がそれを望むのであれば、拒否する理由なんでないのだから。
「ほたる……」
「なに?」
「もっと、もっと……あッ……そこ……!」
根元から先端まで吸って欲しい時には腕の力が緩み、頭を上下に持ち上げられる。勿論、わたしの頭を掴んでいる彼の手の力は緩まない。
「ここ、気持ち良い?」
「あ……あぁ……!」
仰向けに寝転ぶとおやの隣で、わたしは前屈みになり正座をして陰茎を口に含む。彼の声に欲情して熱くなり、ずきんと痛む自分の入口を──正座のまま少しずつ足を開いてゆくと、スッととおやの指が股の間に入り込んでくる。
「なに?興奮してんの?」
「だって……」
「中まで……濡れてる」
「それはっ、さっきやったばかりだから、さっきので……」
「ふうん?」
事後の処理をしているというのに、互いにそれに興奮し再び交わってしまう。現にとおやの身体も十分勃ち上がっていたし、わたしの身体も言わずもがなである。
結局その後再び交わり、疲れ果てて眠りに落ち、深夜に目覚め、唇を吸い合い、身体を舐め合い、またしても交わった。
とおやは行為の最中も事後も、あまり愛を言葉にしてくれなかった。それが寂しくなかったと言えば嘘になる。その代わりと言っては何だが、彼はわたしの身体の至るところに、愛でるように優しく唇を落とした。
──どうしてそんなにキスをしてくれるの、と訊ねると、
「俺の、って認識したいから」
「認識?」
「ほたるの全部に俺は触れていいんだって、どこに触れても、見つめても、キスをしてもいい権利があるんだって、実感が欲しいだけだ」
とのことだった。
「要するに、マーキングしてるの?」
「ちょっと違う。幸せを、噛み締めてるっていうか」
「へえ」
「……お前……恥ずかしいこと言わせんなよ」
よくわからない理由で機嫌を損ねたとおやは、腹いせをするかのように、乱暴にわたしの胸を揉む。もう終わりにして寝よう、というわたしの言葉を無視し、跡が着きそうな程に鎖骨や臍回りを吸い上げる。
「ちょっと……見えるとこはやめてよ」
「じゃあ、もう一回やろ」
「流石に、無理じゃない?」
「大丈夫」
「怒ってる?」
「怒ってない」
結局、ベッドサイドの小さなゴミ箱がティッシュで溢れ返るまで愛し合ったわたしたちは、翌朝になっても殆どの時間を裸で過ごすこととなった。だらだらと抱き合ってはキスを交わし、互いの身体を撫で回しつつ、微笑み合う。
深夜のギスギスした空気は、何度も愛し合う内に何処かへ行ってしまった。
とおやがどう感じていたかわからないけれど、少なくともわたしは──……そう思っていた。
「なんだ、欲しくなってきた?」
「嫌なの?」
「まさか」
上半身を起こして後ろからわたしを抱き締めたとおやは、首筋に唇を落としながらわたしの両胸を掴み、弄ぶ。ピンと立ったその先端を彼にからかわれ唇を尖らせると、耳元で甘い言葉を吐かれ、全身が震えた。
「こっち、来て……横になって」
立ちあがり、ベッドへと向かう。そこでようやくエプロンを剥ぎ取り、二人揃って完全に全裸になった。ベッドに仰向けに寝転んだとおやは避妊具を手早く装着し、わたしの唇を求めて身体を起こす。
「ん……ん……ッ、ん……」
唇を重ねたまま、わたしは腰を浮かす。立ち上がった彼の陰茎を掴むと、自分の入口へと押し当て、ゆっくりと腰を下ろした。ずんずんと少しずつ誘い、密着し、一体となり──そして。
「あ…………ああッ……!」
「……は、う……ッ」
とおやの両肩に腕を乗せ、首の後で指を組む。上半身を起こした彼と目が合い、照れくさくなって、思わず逸らしてしまった。
「とおや……」
「なに」
「すき……」
「俺のこと、好きか?」
「うん……だいすき……」
「俺もだ」
こっちを向けと言わんばかりに、とおやがわたしの瞼にキスをする。直ぐに唇が重なり、舌を絡ませあった。とおやの上で自分で腰を振り喘ぐことが、なんだか自慰のように思えてきて急に恥ずかしくなってしまった。次第に動きが鈍くなっていくことに気が付いたのか、とおやはわたしの腰を掴み激しく身体を揺さぶった。
「どうした、疲れた?」
「ううん、大丈夫……」
「じゃあ、こうしてもいいか?」
対面座位の体勢から、とおやはごろんと転がり、背をベッドに預ける。仰向けになった彼の両手が、わたしの両手を掴む。握り合った指先に力を込めると、わたしはゆっくりと腰を前後に動かした。
「は……あ、あ、んッ、んッ……や、だ、見ないで……!」
快感で歪むわたしの顔を、下からとおやが見上げている。なんて厭らしい顔だ。そう思った直後、わたしも同じような顔をしているのだと気が付き、咄嗟に顔を覆おうとした──が、両手が握られているため、何もすることが出来ない。わたしは為す術なく、ただ彼の上で腰を振る。
「……どうした?」
「気持ち……よく、て」
「気持ち良い?」
「う……あ……ッ……あ、あ……ッ、あぅ……や、すごい、きもちいぃ……イきそお……」
「またか?」
「だ、だって……ぅ……あッ、や、や、あああッ!」
わたしが動けなくなっていると、すかさずとおやが身体を揺すった。下から突き上げる衝撃に、動くことが出来ずされるがままだ。
「んッ……あ、あ、あああッ!イ、あ、いッ、は……あああッ!やあああッ!」
絶頂に達しそうになりびくんと全身が跳ねる。ぎゅっと握っていたとおやの両手が、わたしの上半身をぐいと押す。力など入るはずもなく、そのまま押し倒されてしまう。繋がったまま覆い被さるとおやが、わたしの腰をぐいと掴んだ。
「ハァッ……ハァ……あ、あ、あああッ、やッあッあッああッ!」
「……まだ……イかない?」
膣を突くとおやの動きが早まり、両足が自然と広がってゆく。奥の奥まで彼を受け入れ、あまりの快感に頭がおかしくなりそうだ。もう間もなく達する──その頃合いになって、とおやがわたしに激しく口付けた。
「ん、んッん……あ、ん……あッ、や、あッああッイク、う、イク、イク、ぅ……あああッッ!!とおやああッ!ああんッ!イク、ぅ、イクのッああッ!!」
全身がびくびくと痙攣を起こす。喘ぎすぎたせいもあって呼吸が早まり、上手く息を吸うことが出来ない。そんなことなどお構いなしにとおやは未だ腰を打ち付ける。
「ハァ……ハァ……ハッ、ハッ、あッ……ああッ、ハァ……とおや……ハァ……」
「あ……あ、でるッ……く、ぅッ…………!!」
「あぅ……」
達し、全てを出しきったのかとおやはわたしに全体重をかけた。潰される形となり苦しいが、鼻先に触れる彼の肌の香りが堪らなく愛おしい。
「とおや……」
「ん……」
「苦しい……重い……」
「悪い」
ころん、と繋がったままの状態で、とおやはわたしの隣に転がった。わたしの中のとおやはまだ熱を孕んでいて温かい。何度かキスを交わすうちに少しずつ縮まる身体を、とおやはスッと引き抜いた。
回数を重ねるうちに手慣れてきたのか、事後の処理はとおやが自ら済ませるようになっていた。精液を纏ったそこをわたしが舐めるのも、このままいくと通例となりそうだ。──相変わらずゴムのにおいは苦手だけれど。
「んっ……ん、んっ……」
ぺろぺろとアイスキャンディでも食べるようにとおやの性器を舐め回すと、彼は両手で押さえ込むように力強くわたしの頭を掴む。彼の気が済むまで、わたしはそこから逃れることが出来ないけれど、それが嫌というわけではなかった。ゴムのにおいが苦手でもわたし自身フェラが好きだったし、彼がそれを望むのであれば、拒否する理由なんでないのだから。
「ほたる……」
「なに?」
「もっと、もっと……あッ……そこ……!」
根元から先端まで吸って欲しい時には腕の力が緩み、頭を上下に持ち上げられる。勿論、わたしの頭を掴んでいる彼の手の力は緩まない。
「ここ、気持ち良い?」
「あ……あぁ……!」
仰向けに寝転ぶとおやの隣で、わたしは前屈みになり正座をして陰茎を口に含む。彼の声に欲情して熱くなり、ずきんと痛む自分の入口を──正座のまま少しずつ足を開いてゆくと、スッととおやの指が股の間に入り込んでくる。
「なに?興奮してんの?」
「だって……」
「中まで……濡れてる」
「それはっ、さっきやったばかりだから、さっきので……」
「ふうん?」
事後の処理をしているというのに、互いにそれに興奮し再び交わってしまう。現にとおやの身体も十分勃ち上がっていたし、わたしの身体も言わずもがなである。
結局その後再び交わり、疲れ果てて眠りに落ち、深夜に目覚め、唇を吸い合い、身体を舐め合い、またしても交わった。
とおやは行為の最中も事後も、あまり愛を言葉にしてくれなかった。それが寂しくなかったと言えば嘘になる。その代わりと言っては何だが、彼はわたしの身体の至るところに、愛でるように優しく唇を落とした。
──どうしてそんなにキスをしてくれるの、と訊ねると、
「俺の、って認識したいから」
「認識?」
「ほたるの全部に俺は触れていいんだって、どこに触れても、見つめても、キスをしてもいい権利があるんだって、実感が欲しいだけだ」
とのことだった。
「要するに、マーキングしてるの?」
「ちょっと違う。幸せを、噛み締めてるっていうか」
「へえ」
「……お前……恥ずかしいこと言わせんなよ」
よくわからない理由で機嫌を損ねたとおやは、腹いせをするかのように、乱暴にわたしの胸を揉む。もう終わりにして寝よう、というわたしの言葉を無視し、跡が着きそうな程に鎖骨や臍回りを吸い上げる。
「ちょっと……見えるとこはやめてよ」
「じゃあ、もう一回やろ」
「流石に、無理じゃない?」
「大丈夫」
「怒ってる?」
「怒ってない」
結局、ベッドサイドの小さなゴミ箱がティッシュで溢れ返るまで愛し合ったわたしたちは、翌朝になっても殆どの時間を裸で過ごすこととなった。だらだらと抱き合ってはキスを交わし、互いの身体を撫で回しつつ、微笑み合う。
深夜のギスギスした空気は、何度も愛し合う内に何処かへ行ってしまった。
とおやがどう感じていたかわからないけれど、少なくともわたしは──……そう思っていた。
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