10 / 12
10 俺も、大好きだから
しおりを挟む
ほたるの腰を後ろから掴み、支えながら下りるよう促す。指で髪を鋤き、首筋や肩、背中に唇を落とすと、ほたるの全身の力が抜けていくのが目に見えた。
「ほたる……大好き……」
後ろからほたるの耳を甘噛みしながら覆い被さり、己の性器を掴む。それが彼女の身体に触れぬよう、甘い言葉を紡ぎながら胸を愛撫すると、それに応えるようにほたるも愛を囁いてくれた。
「柊悟くん……好き、大好き……」
「俺も、大好きだから」
耳にかかる俺の吐息にほたるの全身が震えた直後、堪えていた液体でベタついていた性器を、ほたるの膣にずぶりと押し込んだ。やはりというか油断していた彼女は、甲高い声で啼くと早々に肘を折り、枕に突っ伏し、臀部をぐい、と俺の方に突き上げた。
「あッ──あッ──あッあッああッ、あ、だめ、しゅうごくん、もうッ……イッちゃう……」
「ほんと……後ろだと、ほたるすぐイクね」
「だってッ、だって」
「だって、なに?」
「いつも……あ、ああッ……いつも、言ってるじゃ……」
「今日も聞きたい」
「ッあ、はぁ……あああッ……きもちいいよお……きもちいいよお……しゅうごくん、しゅうごくんの、しゅうごくんの……」
「俺の、なにが、どうなの?」
耳元で囁き、上半身を起こしながら腰の動きを早めると、絶頂間近なのか、ほたるの嬌声がより一層大きいものとなった。
「まさか、お酒、飲んだ……の?」
「どうして?飲んでないよ?」
「エッチなこと、言わせようと……してるでしょ」
「駄目?いつもより、エッチな……ほたる、なんでしょ?」
「しゅうごくん、も……いつもより……エッチなの?」
「そうだよ」
ほたるの腰を掴み、彼女を絶頂に誘うために浅く、早く、腰を振る。このままでは、自分まで達してしまいそうだ。
「あッ……あう、う、うッ……く、ああッ……おっきい……だめえッ、おっきい……!」
「いつもより?」
「あ、ああッ……いつも、より、おっきいッ……しゅうごくんの、しゅうごくんの……」
「俺の?」
「ッあ、ああッ!イク、イクの、イク、あ、あああ、や、やッ!しゅうごくんッ、イクッ……!!」
「俺の、なーに?」
「おっきいの、しゅうごくん、のッ、おち……ッん、ちん、あッ……ああぁ……きもちいい、いッ、あぅ……イッちゃう、イッちゃう、あああッ!!」
「……これかな?」
「ううッ……あ、あ、ん……!」
勢いに任せて性器を抜きとり、ほたるを仰向けに押し倒す。半開きになり苦しげな彼女の唇を俺の性器の先端で何度かなぞると、小さな両手でそろりと包み込み、括れから先端にかけてを、ちゅうちゅうと音を立てながらしゃぶり始めた。
「しゅうごくん、の……おいしいッ……」
「そう?」
「んッ……すごく、おいしい……」
「俺の、なにが、美味しいの?」
「おち……ん、ちん……」
「ほたるの……エッチ」
「今日は、エッチ、だ、もん……」
ほたるの口から性器を抜き取ると、惜しそうにいつまでも触れるので、啄むように何度もキスを落とした。その最中、開いたままになっていた足の間に身を滑り込ませ、彼女の膣に挿入を果たす。
「ッああ……ほたる、ちょっと……激しく、するけど……いい?」
「出すの?」
「出したい……!」
「いいよ、いっぱい動いて、だいじょうぶだから──」
「言ったね?」
腰の括れよりも少し下の辺りを掴み、鎖骨の下のほくろ、それに乳房に唇を落とす。ゆっくりだった腰の動きを──次第に加速し──己が絶頂に達するために、浅く、早く、激しく、彼女を犯す。ベッドが軋み、くちゅくちゅと、二人の体液が混じり合い、弾け、呼吸が早まってゆく。
「いッ──あ、あ、あ、あ、あッ!あッ──あ、あッああッあ、あ、う……あッうッ……はぁ、はぁッ……!」
「はあッ……はあッ……う……うッ、あ……」
「はあッ、はぁ、はぁッ、はぁッ──あ──イ、イッ……イク……イッちゃう、イッちゃう、あああッ!!」
「はあッ……あ、あ、出るッ、出る……!」
「だして……だしてッ……」
「だめ……もう、イクッ…………う……ッ!!」
絶頂に達し、ほたるを押し潰さぬようベッドに肘をついて体重を支える。全てがほたるの中に溢れ出すのを待つ間、じぃっと彼女の顔を見つめる。
「な……に……?」
「ほたる、可愛いなって」
「なに、それ」
「可愛い……」
眉頭を寄せた額の下の表情は快感で歪み、最高に色っぽい。抱き寄せて唇を重ね、耳許で愛を囁いた。
「出てる……?」
「……出たよ」
「……うん」
「まだ、出来ると思うんだけど……」
壁掛け時計をちらりと見ると、まだ時間に余裕はあるように思えた。シャワーと休憩を挟めばあと二回は出来るはずだ──が、生憎にも明日はほたるも俺も仕事なのだ。二度も交われば間違いなく日付が変わる。俺は構わないが、ほたるに無理はさせたくなかった。
「柊悟くん、平気?」
「俺はどこも問題ないよ。ほたるは、ひょっとしてどこか痛む?」
「まだ、大丈夫。ちょっと、疲れたけど」
ベッドに吸い付く様に横たわったままのほたるは、身体が重くて動けない様子だ。俺も多少の疲労感はあるので、もう少し横たわっていたい気持ちではある。
「流石にこのまま寝るとまずいと思うの」
「……だよね」
シーツはしわくちゃな上に互いの体液でベタベタ。身体だって、どこもかしこも汗だくだ。不快感は全くなく、寧ろ心地がよいのだが。
「ちょっと、休んでからシャワー浴びよう」
「わたし、そのちょっとの間に寝ちゃうかも……」
朝から何度も交わり、外出までしたのだ──流石にほたるも疲れているのだろう、瞼が重そうだ。興奮状態が落ち着き、眠気が一気にやって来たのかもしれない。
「大丈夫? 動ける?」
「うん…………わっ!」
無理矢理身を起こし、立ち上がろうとするほたるをすかさず横抱きにする。そのまま立ち上がると、腕の中の全裸の彼女に妙に凌辱心が沸いてしまった。
「どうかした?」
「……いや」
脱衣場でほたるを下ろし、シャワーを浴びるよう促す。彼女がベッドに戻ってくるまでの間に、昨夜酔った俺が撮影した動画をこっそりと観たことは内緒だ。
「ほたる……大好き……」
後ろからほたるの耳を甘噛みしながら覆い被さり、己の性器を掴む。それが彼女の身体に触れぬよう、甘い言葉を紡ぎながら胸を愛撫すると、それに応えるようにほたるも愛を囁いてくれた。
「柊悟くん……好き、大好き……」
「俺も、大好きだから」
耳にかかる俺の吐息にほたるの全身が震えた直後、堪えていた液体でベタついていた性器を、ほたるの膣にずぶりと押し込んだ。やはりというか油断していた彼女は、甲高い声で啼くと早々に肘を折り、枕に突っ伏し、臀部をぐい、と俺の方に突き上げた。
「あッ──あッ──あッあッああッ、あ、だめ、しゅうごくん、もうッ……イッちゃう……」
「ほんと……後ろだと、ほたるすぐイクね」
「だってッ、だって」
「だって、なに?」
「いつも……あ、ああッ……いつも、言ってるじゃ……」
「今日も聞きたい」
「ッあ、はぁ……あああッ……きもちいいよお……きもちいいよお……しゅうごくん、しゅうごくんの、しゅうごくんの……」
「俺の、なにが、どうなの?」
耳元で囁き、上半身を起こしながら腰の動きを早めると、絶頂間近なのか、ほたるの嬌声がより一層大きいものとなった。
「まさか、お酒、飲んだ……の?」
「どうして?飲んでないよ?」
「エッチなこと、言わせようと……してるでしょ」
「駄目?いつもより、エッチな……ほたる、なんでしょ?」
「しゅうごくん、も……いつもより……エッチなの?」
「そうだよ」
ほたるの腰を掴み、彼女を絶頂に誘うために浅く、早く、腰を振る。このままでは、自分まで達してしまいそうだ。
「あッ……あう、う、うッ……く、ああッ……おっきい……だめえッ、おっきい……!」
「いつもより?」
「あ、ああッ……いつも、より、おっきいッ……しゅうごくんの、しゅうごくんの……」
「俺の?」
「ッあ、ああッ!イク、イクの、イク、あ、あああ、や、やッ!しゅうごくんッ、イクッ……!!」
「俺の、なーに?」
「おっきいの、しゅうごくん、のッ、おち……ッん、ちん、あッ……ああぁ……きもちいい、いッ、あぅ……イッちゃう、イッちゃう、あああッ!!」
「……これかな?」
「ううッ……あ、あ、ん……!」
勢いに任せて性器を抜きとり、ほたるを仰向けに押し倒す。半開きになり苦しげな彼女の唇を俺の性器の先端で何度かなぞると、小さな両手でそろりと包み込み、括れから先端にかけてを、ちゅうちゅうと音を立てながらしゃぶり始めた。
「しゅうごくん、の……おいしいッ……」
「そう?」
「んッ……すごく、おいしい……」
「俺の、なにが、美味しいの?」
「おち……ん、ちん……」
「ほたるの……エッチ」
「今日は、エッチ、だ、もん……」
ほたるの口から性器を抜き取ると、惜しそうにいつまでも触れるので、啄むように何度もキスを落とした。その最中、開いたままになっていた足の間に身を滑り込ませ、彼女の膣に挿入を果たす。
「ッああ……ほたる、ちょっと……激しく、するけど……いい?」
「出すの?」
「出したい……!」
「いいよ、いっぱい動いて、だいじょうぶだから──」
「言ったね?」
腰の括れよりも少し下の辺りを掴み、鎖骨の下のほくろ、それに乳房に唇を落とす。ゆっくりだった腰の動きを──次第に加速し──己が絶頂に達するために、浅く、早く、激しく、彼女を犯す。ベッドが軋み、くちゅくちゅと、二人の体液が混じり合い、弾け、呼吸が早まってゆく。
「いッ──あ、あ、あ、あ、あッ!あッ──あ、あッああッあ、あ、う……あッうッ……はぁ、はぁッ……!」
「はあッ……はあッ……う……うッ、あ……」
「はあッ、はぁ、はぁッ、はぁッ──あ──イ、イッ……イク……イッちゃう、イッちゃう、あああッ!!」
「はあッ……あ、あ、出るッ、出る……!」
「だして……だしてッ……」
「だめ……もう、イクッ…………う……ッ!!」
絶頂に達し、ほたるを押し潰さぬようベッドに肘をついて体重を支える。全てがほたるの中に溢れ出すのを待つ間、じぃっと彼女の顔を見つめる。
「な……に……?」
「ほたる、可愛いなって」
「なに、それ」
「可愛い……」
眉頭を寄せた額の下の表情は快感で歪み、最高に色っぽい。抱き寄せて唇を重ね、耳許で愛を囁いた。
「出てる……?」
「……出たよ」
「……うん」
「まだ、出来ると思うんだけど……」
壁掛け時計をちらりと見ると、まだ時間に余裕はあるように思えた。シャワーと休憩を挟めばあと二回は出来るはずだ──が、生憎にも明日はほたるも俺も仕事なのだ。二度も交われば間違いなく日付が変わる。俺は構わないが、ほたるに無理はさせたくなかった。
「柊悟くん、平気?」
「俺はどこも問題ないよ。ほたるは、ひょっとしてどこか痛む?」
「まだ、大丈夫。ちょっと、疲れたけど」
ベッドに吸い付く様に横たわったままのほたるは、身体が重くて動けない様子だ。俺も多少の疲労感はあるので、もう少し横たわっていたい気持ちではある。
「流石にこのまま寝るとまずいと思うの」
「……だよね」
シーツはしわくちゃな上に互いの体液でベタベタ。身体だって、どこもかしこも汗だくだ。不快感は全くなく、寧ろ心地がよいのだが。
「ちょっと、休んでからシャワー浴びよう」
「わたし、そのちょっとの間に寝ちゃうかも……」
朝から何度も交わり、外出までしたのだ──流石にほたるも疲れているのだろう、瞼が重そうだ。興奮状態が落ち着き、眠気が一気にやって来たのかもしれない。
「大丈夫? 動ける?」
「うん…………わっ!」
無理矢理身を起こし、立ち上がろうとするほたるをすかさず横抱きにする。そのまま立ち上がると、腕の中の全裸の彼女に妙に凌辱心が沸いてしまった。
「どうかした?」
「……いや」
脱衣場でほたるを下ろし、シャワーを浴びるよう促す。彼女がベッドに戻ってくるまでの間に、昨夜酔った俺が撮影した動画をこっそりと観たことは内緒だ。
10
お気に入りに追加
677
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
明智さんちの旦那さんたちR
明智 颯茄
恋愛
あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。
奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。
ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。
*BL描写あり
毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる