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第6話 デートをしました
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俺たちはイルカショーを見終わり2人で水族館を見て回っていた。
「イルカショー僕のせいであまり見れなくてごめん」
「いやそもそも俺もノリにのかったのが悪いし」
「うんまあその気にしないようにしようか」
「そうした方がいいな」
「あはは……今日のデートは楽しかったよだからありがとうね」
「まだ終わりじゃないけどな」
そうだまだ水族館以外に行くところがある。
「それじゃあどこに行くの?」
「昼飯を食べに行こう」
そして俺はゆうちゃんを連れて昼時のファーストフード店に連れていく。
「本当にごめん……本来ならもっとおしゃれなところで食べればよかったんだけどどこも混んでてそれにそのお金の余裕も」
申し訳なさそうに俺はボソボソと言葉をこぼす。
「べつに気にしなくてもいいじゃん僕ファーストフード好きだし」
「まあ美味しいよな」
ちなみに俺たちは骨ありチキンを食べている。
油で顔がぎとぎとになるけどこれがうまいんだ。
しゃぶりつきながら俺たちはチキンを食す。
チキンに集中していて無言になっていたので俺は言葉をこぼす。
「わるい喋らねえとな」
「べつに喋る必要性なくない喋りたいときに喋ることはできるんだからさ」
「まあそうだよな」
「でも美味しいよね」
そういって笑いかけてくれる彼女に対して俺も笑いかえす。
「おう美味しいよ」
「ああそうだ漫画ってどんなのが好き?」
「うーん俺はフルタージュという漫画にハマっているな」
「……へえそうなんだどんな漫画なの?」
「フルタージュは愛やら絶望やらを混ぜ混ぜした作品かな」
「あはっ混ぜ混ぜって変な言い方だね」
「そうか?」
「うんでも君らしい言い方だと思う」
「どんな言い方だよ」
「面白い言い方」
「そりゃどうも」
「ねえ好きなキャラクターっている?」
「そうだなあ主人公だな」
「……へえ主人公なんだ」
「あまり主人公が人気って作品ないけどフルタージュは主人公人気が高いんだよな」
「ふうんそっか」
ゆうちゃんがなぜかニマニマと嬉しそうな笑顔を浮かべていたので質問をしてみる。
「どうしたんだゆうちゃんはなにも関係ないだろ」
「……いや……そのまあいいじゃん」
「もしかして……ゆうちゃんってこの漫画の作者とか?なわけねえか」
笑い話としていってみたのだが
「え?……いやなわけないじゃんあはは」
うん?なんか今の反応おかしかったくね。
それにイルカに対する発想がふつうの人じゃ考えられないレベルで飛び抜けた発想をしていたしもしかして……いやなわけないよな。
そう思い俺は触れないようにしようと思った。
だがそんなときだ黒いスーツを着た女性がこちら側にやってくる。
ビジネスマンなのかなと思っていたら俺たちの前で立ち止まる。
ゆうちゃんはなぜか冷や汗だらだらにしていて明らかに知り合いですみたいな雰囲気をかもしだしていた。
だから俺はゆうちゃんに質問をしてみた。
「もしかして知り合いなのか」
「は?いやなわけないじゃん」
「そうだよな」
「こんなおばさんしらないよ」
その話を聞いていたビジネスマン風の女性がゆうちゃんの頭を掴み耳元でこんな言葉を口にした。
「ほおおばさんですか後で覚えておきなさいよ」
うっすらとしか聞こえなかったが確実にそうことばにしていた。
俺は背筋が凍ると思うほどに怖くて怯えた。
ゆうちゃんは白目を向いて気絶しかけていた。
「おいだいじょうぶかよ」
「いやあははその……なんでもないよ」
明らかになにかあるだろ。
ゆうちゃんの顔がものがたっているのだが触れるか触れないか悩んだ。
ゆうちゃんが隠したがっているということは恐らく言われたくないんだろう。
だがかなり気になる。
だってこの流れてきに俺の好きな作品の作者である可能性があるんだ。
でも触れない方がいいかもしれない。
そんなことを悩んでいるとビジネスマンが俺の方に向き直ってくる。
「あなたがゆうさんのお友達ですねいつもお世話になっております編集の田中と申します」
そういって俺に名刺を渡してくる。
そこには田中 恵(たなか めぐみ)と書かれていた。
そして名前の上には編集と書かれていたししっかりとじぶんで編集の田中って言ったしああこれ確実に予想通りじゃん。
「ねえいわないでよなんでいうの」
ゆうちゃんは慌てたように怒る。
「はああなたはやっぱり隠しておくつもりだったんですね」
呆れたように田中さんは言葉をこぼす。
そして2人の関係を見てもしかしてと思い質問をする。
「もしかして2人は親子みたいな関係なんですか」
俺の質問に田中さんが答える。
「……まあわたしがゆうさんの子どもの頃から関わりがあったぐらいで本当の親子ではありませんよ」
なるほどな。
まあ確かに名前が違うからそりゃそうか。
「そしてフルタージュの作者と編集と言う関係でやっています」
「ああやっぱりそうなんですね」
ゆうちゃんが悶えながらこう口にしていた。
「いやあぁぁぁなんで言うのよ」
「いつか言うことになるのですからいつ言ってもよいでしょう早いか遅いかぐらいです」
「それは……そうだけどそういう問題じゃないし」
「あのすいませんなんでいつか言うことになるってなんでですか」
「あなたは大事な人になるはずですよね?」
まるであなたはなにを言ってるんですかみたいな顔で田中さんに言われて俺はわかった。
なるほどなゆうちゃん田中さんに付き合っているんだと言ってるんだ。
仮とはいえ嘘ではないからまあ言いか。
「はいゆうちゃんの彼氏をやっている和也風馬といいます」
「そうか今後ともよろしく頼むよ」
「はいこちらこそよろしくお願いします」
俺は田中さんに握手を求められて田中さんの手をつかむ。
「イルカショー僕のせいであまり見れなくてごめん」
「いやそもそも俺もノリにのかったのが悪いし」
「うんまあその気にしないようにしようか」
「そうした方がいいな」
「あはは……今日のデートは楽しかったよだからありがとうね」
「まだ終わりじゃないけどな」
そうだまだ水族館以外に行くところがある。
「それじゃあどこに行くの?」
「昼飯を食べに行こう」
そして俺はゆうちゃんを連れて昼時のファーストフード店に連れていく。
「本当にごめん……本来ならもっとおしゃれなところで食べればよかったんだけどどこも混んでてそれにそのお金の余裕も」
申し訳なさそうに俺はボソボソと言葉をこぼす。
「べつに気にしなくてもいいじゃん僕ファーストフード好きだし」
「まあ美味しいよな」
ちなみに俺たちは骨ありチキンを食べている。
油で顔がぎとぎとになるけどこれがうまいんだ。
しゃぶりつきながら俺たちはチキンを食す。
チキンに集中していて無言になっていたので俺は言葉をこぼす。
「わるい喋らねえとな」
「べつに喋る必要性なくない喋りたいときに喋ることはできるんだからさ」
「まあそうだよな」
「でも美味しいよね」
そういって笑いかけてくれる彼女に対して俺も笑いかえす。
「おう美味しいよ」
「ああそうだ漫画ってどんなのが好き?」
「うーん俺はフルタージュという漫画にハマっているな」
「……へえそうなんだどんな漫画なの?」
「フルタージュは愛やら絶望やらを混ぜ混ぜした作品かな」
「あはっ混ぜ混ぜって変な言い方だね」
「そうか?」
「うんでも君らしい言い方だと思う」
「どんな言い方だよ」
「面白い言い方」
「そりゃどうも」
「ねえ好きなキャラクターっている?」
「そうだなあ主人公だな」
「……へえ主人公なんだ」
「あまり主人公が人気って作品ないけどフルタージュは主人公人気が高いんだよな」
「ふうんそっか」
ゆうちゃんがなぜかニマニマと嬉しそうな笑顔を浮かべていたので質問をしてみる。
「どうしたんだゆうちゃんはなにも関係ないだろ」
「……いや……そのまあいいじゃん」
「もしかして……ゆうちゃんってこの漫画の作者とか?なわけねえか」
笑い話としていってみたのだが
「え?……いやなわけないじゃんあはは」
うん?なんか今の反応おかしかったくね。
それにイルカに対する発想がふつうの人じゃ考えられないレベルで飛び抜けた発想をしていたしもしかして……いやなわけないよな。
そう思い俺は触れないようにしようと思った。
だがそんなときだ黒いスーツを着た女性がこちら側にやってくる。
ビジネスマンなのかなと思っていたら俺たちの前で立ち止まる。
ゆうちゃんはなぜか冷や汗だらだらにしていて明らかに知り合いですみたいな雰囲気をかもしだしていた。
だから俺はゆうちゃんに質問をしてみた。
「もしかして知り合いなのか」
「は?いやなわけないじゃん」
「そうだよな」
「こんなおばさんしらないよ」
その話を聞いていたビジネスマン風の女性がゆうちゃんの頭を掴み耳元でこんな言葉を口にした。
「ほおおばさんですか後で覚えておきなさいよ」
うっすらとしか聞こえなかったが確実にそうことばにしていた。
俺は背筋が凍ると思うほどに怖くて怯えた。
ゆうちゃんは白目を向いて気絶しかけていた。
「おいだいじょうぶかよ」
「いやあははその……なんでもないよ」
明らかになにかあるだろ。
ゆうちゃんの顔がものがたっているのだが触れるか触れないか悩んだ。
ゆうちゃんが隠したがっているということは恐らく言われたくないんだろう。
だがかなり気になる。
だってこの流れてきに俺の好きな作品の作者である可能性があるんだ。
でも触れない方がいいかもしれない。
そんなことを悩んでいるとビジネスマンが俺の方に向き直ってくる。
「あなたがゆうさんのお友達ですねいつもお世話になっております編集の田中と申します」
そういって俺に名刺を渡してくる。
そこには田中 恵(たなか めぐみ)と書かれていた。
そして名前の上には編集と書かれていたししっかりとじぶんで編集の田中って言ったしああこれ確実に予想通りじゃん。
「ねえいわないでよなんでいうの」
ゆうちゃんは慌てたように怒る。
「はああなたはやっぱり隠しておくつもりだったんですね」
呆れたように田中さんは言葉をこぼす。
そして2人の関係を見てもしかしてと思い質問をする。
「もしかして2人は親子みたいな関係なんですか」
俺の質問に田中さんが答える。
「……まあわたしがゆうさんの子どもの頃から関わりがあったぐらいで本当の親子ではありませんよ」
なるほどな。
まあ確かに名前が違うからそりゃそうか。
「そしてフルタージュの作者と編集と言う関係でやっています」
「ああやっぱりそうなんですね」
ゆうちゃんが悶えながらこう口にしていた。
「いやあぁぁぁなんで言うのよ」
「いつか言うことになるのですからいつ言ってもよいでしょう早いか遅いかぐらいです」
「それは……そうだけどそういう問題じゃないし」
「あのすいませんなんでいつか言うことになるってなんでですか」
「あなたは大事な人になるはずですよね?」
まるであなたはなにを言ってるんですかみたいな顔で田中さんに言われて俺はわかった。
なるほどなゆうちゃん田中さんに付き合っているんだと言ってるんだ。
仮とはいえ嘘ではないからまあ言いか。
「はいゆうちゃんの彼氏をやっている和也風馬といいます」
「そうか今後ともよろしく頼むよ」
「はいこちらこそよろしくお願いします」
俺は田中さんに握手を求められて田中さんの手をつかむ。
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