51 / 67
第51話 はじめて愛した
しおりを挟む
俺は志崎深雪と話をしていた。
「それにしても早いよな」
「なんの話ですか」
「いやたった一週間で1年分を体験した気分ですよ」
「へえそんなにひどい目に遭ったんですか」
「いやまあたしかにそうだな1日目に霧崎苺に監禁されて2日目にすいの真意を知って3日目に桜と再会をして4日目に桜と付き合って5日目にきみに応援をしてもらった6日目だけはなにもなかったけど」
「あれ?7日目ってああ今日ですね」
「忘れてたのかよ」
「あはは冗談ですよ」
「まあだよな」
「……なんだか物語の終盤みたいですね」
「おいごらやめろよ」
「はいそれじゃあこの話は終わりではなんの話をしますか」
「おうなんだか今日は話をきちんと聞いてくれるんだな」
「ええまあそうですね……なんだかその言い方だと話をいつもは聞かないみたいになってますよ?」
「あっいやちが」
ジーッと見つめられて俺は目をそらす。
「あはは冗談ですよ」
「からかうのはやめてくれよ」
「いやですう」
「ええそんなひどい」
「あははひどくないですう」
「ひどいぜ」
「まあどうでもいいですけどね」
「どうでもよくないとも思うんだが」
「そんなのわかっていますよ」
むくうとほっぺたをわざと膨らませる彼女を見て俺は可愛いなあと思う。
「……なあゲーム好きだよな」
「ええ好きですね」
「でも本当は好きじゃなかったんだよな」
「ええそもそもわたくしは趣味や好きなもの自体ありませんでしたし」
「そっかそれならなんでゲームを好きになったんだ」
「ゆうちゃんがゲームを好きだったからですよなんでそんなことを言わせるんですか変態さんですね」
……やべえ俺のことを好きすぎて興奮する。
そう思いながら俺はじしんの口を押さえる。
「えへへさようなら」
そう笑う彼女の顔がどこかはかなく感じてしまう。
でもきっと気のせいだと俺はそう考えた。
「うんさようなら」
だから俺はそう答えた。
そのあと彼女が病気を患っていたことを知った。
でもそのことを知るのは彼女がいなくなってからである。
何度も後悔をした。
それでも俺は生きていく。
きっとそうしなくては俺が辛いままでいることになるだろうからだから彼女はドッキリをしてくれた。
あのときなぜカプセルを持っていたのかその理由はきっと俺にドッキリをしようとしていたからだ。
でも悩んでいた。
トラウマを悪化させてしまうかもしれなかったからだ。
結局俺が血を吐いているところを見てしまったわけだがまあだからこそごまかせたと言うものがあるんだろう。
それにこれから彼女とはまたいろんなことをしていくのだ。
だからこれはただの勢いで言ってしまった言葉だったらしい。
それでも俺は気にしてしまった。
だから俺は志崎深雪の手首をつかむ。
「なあ本当になにもないのか」
「なんの話ですか?」
「きみが消えてしまいそうな感じがしたからだ」
「あははなにをいっているんですかわたくしがあなたになにも言わず消えるわけないでしょう」
「それはそうかもだけど」
「あはは心配をしてくれて嬉しかったですよ」
「なんだかごまかされているようなそんな気持ちだよ」
「あははなんの話ですか?……いえ隠せないですねええわたくしはあなたに隠し事がありますでも今は言えません」
「……そうかわかったよ」
「ええそれならよかったです」
「でも呼び方を変えてもいいか」
「ええ今ですかなんだかいやですね」
「なんでだ」
「だってそれだとわたくしが一度も付き合えないからってことですよねそんなのいやですよ」
「それは……」
「まあそういうことですからそれでは」
志崎深雪は桜の元に向かう。
そして俺の元には早川怜がやってくる。
「それにしても早いよな」
「なんの話ですか」
「いやたった一週間で1年分を体験した気分ですよ」
「へえそんなにひどい目に遭ったんですか」
「いやまあたしかにそうだな1日目に霧崎苺に監禁されて2日目にすいの真意を知って3日目に桜と再会をして4日目に桜と付き合って5日目にきみに応援をしてもらった6日目だけはなにもなかったけど」
「あれ?7日目ってああ今日ですね」
「忘れてたのかよ」
「あはは冗談ですよ」
「まあだよな」
「……なんだか物語の終盤みたいですね」
「おいごらやめろよ」
「はいそれじゃあこの話は終わりではなんの話をしますか」
「おうなんだか今日は話をきちんと聞いてくれるんだな」
「ええまあそうですね……なんだかその言い方だと話をいつもは聞かないみたいになってますよ?」
「あっいやちが」
ジーッと見つめられて俺は目をそらす。
「あはは冗談ですよ」
「からかうのはやめてくれよ」
「いやですう」
「ええそんなひどい」
「あははひどくないですう」
「ひどいぜ」
「まあどうでもいいですけどね」
「どうでもよくないとも思うんだが」
「そんなのわかっていますよ」
むくうとほっぺたをわざと膨らませる彼女を見て俺は可愛いなあと思う。
「……なあゲーム好きだよな」
「ええ好きですね」
「でも本当は好きじゃなかったんだよな」
「ええそもそもわたくしは趣味や好きなもの自体ありませんでしたし」
「そっかそれならなんでゲームを好きになったんだ」
「ゆうちゃんがゲームを好きだったからですよなんでそんなことを言わせるんですか変態さんですね」
……やべえ俺のことを好きすぎて興奮する。
そう思いながら俺はじしんの口を押さえる。
「えへへさようなら」
そう笑う彼女の顔がどこかはかなく感じてしまう。
でもきっと気のせいだと俺はそう考えた。
「うんさようなら」
だから俺はそう答えた。
そのあと彼女が病気を患っていたことを知った。
でもそのことを知るのは彼女がいなくなってからである。
何度も後悔をした。
それでも俺は生きていく。
きっとそうしなくては俺が辛いままでいることになるだろうからだから彼女はドッキリをしてくれた。
あのときなぜカプセルを持っていたのかその理由はきっと俺にドッキリをしようとしていたからだ。
でも悩んでいた。
トラウマを悪化させてしまうかもしれなかったからだ。
結局俺が血を吐いているところを見てしまったわけだがまあだからこそごまかせたと言うものがあるんだろう。
それにこれから彼女とはまたいろんなことをしていくのだ。
だからこれはただの勢いで言ってしまった言葉だったらしい。
それでも俺は気にしてしまった。
だから俺は志崎深雪の手首をつかむ。
「なあ本当になにもないのか」
「なんの話ですか?」
「きみが消えてしまいそうな感じがしたからだ」
「あははなにをいっているんですかわたくしがあなたになにも言わず消えるわけないでしょう」
「それはそうかもだけど」
「あはは心配をしてくれて嬉しかったですよ」
「なんだかごまかされているようなそんな気持ちだよ」
「あははなんの話ですか?……いえ隠せないですねええわたくしはあなたに隠し事がありますでも今は言えません」
「……そうかわかったよ」
「ええそれならよかったです」
「でも呼び方を変えてもいいか」
「ええ今ですかなんだかいやですね」
「なんでだ」
「だってそれだとわたくしが一度も付き合えないからってことですよねそんなのいやですよ」
「それは……」
「まあそういうことですからそれでは」
志崎深雪は桜の元に向かう。
そして俺の元には早川怜がやってくる。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
自称未来の妻なヤンデレ転校生に振り回された挙句、最終的に責任を取らされる話
水島紗鳥
青春
成績優秀でスポーツ万能な男子高校生の黒月拓馬は、学校では常に1人だった。
そんなハイスペックぼっちな拓馬の前に未来の妻を自称する日英ハーフの美少女転校生、十六夜アリスが現れた事で平穏だった日常生活が激変する。
凄まじくヤンデレなアリスは拓馬を自分だけの物にするためにありとあらゆる手段を取り、どんどん外堀を埋めていく。
「なあ、サインと判子欲しいって渡された紙が記入済婚姻届なのは気のせいか?」
「気にしない気にしない」
「いや、気にするに決まってるだろ」
ヤンデレなアリスから完全にロックオンされてしまった拓馬の運命はいかに……?(なお、もう一生逃げられない模様)
表紙はイラストレーターの谷川犬兎様に描いていただきました。
小説投稿サイトでの利用許可を頂いております。
【完結】メインヒロインとの恋愛フラグを全部ブチ壊した俺、サブヒロインと付き合うことにする
エース皇命
青春
《将来ヤンデレになるメインヒロインより、サブヒロインの方が良くね?》
16歳で自分が前世にハマっていた学園ドラマの主人公の人生を送っていることに気付いた風野白狼。しかしそこで、今ちょうどいい感じのメインヒロインが付き合ったらヤンデレであることを思い出す。
告白されて付き合うのは2か月後。
それまでに起こる体育祭イベント、文化祭イベントでの恋愛フラグを全てぶち壊し、3人の脈ありサブヒロインと付き合うために攻略を始めていく。
3人のサブヒロインもまた曲者揃い。
猫系ふわふわガールの火波 猫音子に、ツンデレ義姉の風野 犬織、アニオタボーイッシュガールの空賀 栗涼。
この3人の中から、最終的に誰を選び、付き合うことになるのか。てかそもそも彼女たちを落とせるのか!?
もちろん、メインヒロインも黙ってはいない!
5人の癖強キャラたちが爆走する、イレギュラーなラブコメ、ここに誕生!
※カクヨム、小説家になろうでも連載中!
陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件
暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!
幼馴染に告白したら、交際契約書にサインを求められた件。クーリングオフは可能らしいけど、そんなつもりはない。
久野真一
青春
羽多野幸久(はたのゆきひさ)は成績そこそこだけど、運動などそれ以外全般が優秀な高校二年生。
そんな彼が最近考えるのは想い人の、湯川雅(ゆかわみやび)。異常な頭の良さで「博士」のあだ名で呼ばれる才媛。
彼はある日、勇気を出して雅に告白したのだが―
「交際してくれるなら、この契約書にサインして欲しいの」とずれた返事がかえってきたのだった。
幸久は呆れつつも契約書を読むのだが、そこに書かれていたのは予想と少し違った、想いの籠もった、
ある意味ラブレターのような代物で―
彼女を想い続けた男の子と頭がいいけどどこかずれた思考を持つ彼女の、ちょっと変な、でもほっとする恋模様をお届けします。
全三話構成です。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる