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♯1 ゲーム開始
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「…と言うことだ
残念ながら君たちが生き残るには私たちに従わないといけない。まぁ、せいぜい私たちを楽しませてくれたまえ」
「…意味がわからない」
目が覚めたら僕たちは知らない部屋にいた
ざっと今言われたことを説明すると
抜け出せてもここは小さな無人島、周りは海で
犯人カメラを通じてどこか遠くでゆっくり鑑賞中
大きめのモニターが一台だけ壁にかけてあり、そこに表示された命令は絶対。命令に従わなければ首輪についた爆弾を爆破させると言う
ここにいるのは5人
僕と大西と大島と雪、そして知らないやつが1名
「…はぁ?!そんなんやってられっか!」
知らない奴が叫び始める
「静かにしてくれる?
うるさすぎて頭が痛いんだけど。」
僕は冷たくそう言い放った
「もし嫌なら離れたところで命令に従わなければいいじゃん」
「ふざけんな!」
ピロンッ
さっそく命令が来たようだ
【キスをしろ】
…随分唐突な
しかも時間制限付きか
ちなみに僕は体は女だが考え方や性格、心の中では男である
いわゆるLGBTQとやらだ
「じゃあ女の唇ゲット~!」
そう言って僕の方へ来た
…が、こんなキモい奴心の性別がどうであれお断りだ
さっさと近くにいた大西とキスをする
「言っとくけど僕男だから」
そう言っておけば来ないだろう
「はぁ?!紛らわしいんだよ!
男とキスなんてごめんだね!」
しかし、雪が
「でもしないと死ぬかもしれないよ?」
それに合わせて
大西や大島も「そうだよ!」っとキスを促す
しかし、知らない奴は頑なに
「男とするくらいなら死んだほうがマシだ!」
すると、モニターのタイマーがゼロになってしまった
僕は思いっきりその知らないやつを蹴って離した
ドカンッ!
…本当に死んでしまった
しかし、みんながしろと言ったのにやらなかったのだから
別に馬鹿だとしか思わなかった
「「本当に死んじゃった…」」
大島と雪がつぶやいてる横で
「これ使えば自殺にならず死ぬのか…でもなんかこいつに支配されたまま死ぬのはやだな…」
「大西はまた死ぬこと考えてんの?言っとくけど僕が居るそばで死ぬのなんて絶対許さないから」
ブッブー!
…今度はなんだ?
【脱落者が出ました】
《フハハ!どうだい生き残りさん達!同じ状況に置かれた1人の人間が目の前で死んだ姿は!》
「…その笑い方キモい」
他の3人は驚いて
「それ、相手がいつでもボタンひとつで殺せる状況だったらどうするんだよ?!」
だが、僕は続けて
「あと、同じ状況になってないよ
あいつ僕たちの知らない人だったし、僕たちと違って馬鹿だから他の人の警告聞かなかったし」
《ほう?だが、もしかしたら君たちがなるかもしれないよ?》
「よっぽど理不尽なお題じゃなければ協力して生きるだけだ」
周りは僕の心配をしていた
《実に面白い参加者だ、これから楽しくなりそうだ》
…結局その日はお題を出されず、寝る前にみんなで打ち合わせをした
「咲楽!お前マジで何してるの!めっちゃ心配したんだよ!」
「悪いって…ムカついてつい…
そんな怒んないでよ雪…」
「まぁ、落ち着けって雪
咲楽は今度からは気をつけろよ?
とりあえず今は生きることだけ考えよう」
「それよりさ、これからどうする?」
「そういえば大西と大島、雪とは初対面だよね?自己紹介しようよ!」
「そうだね、じゃあ俺から
俺は雪、これでいい?」
「自己紹介とは?」
「じゃあ、名前と年齢を言うことにしよう、それなら納得?」
「…まぁ、そんな長い付き合いになるか分からんし長くなったら他のこと話せばいいか」
「じゃあ改めて…雪です、17歳です」
「俺は大島、20歳」
「…大西16歳。」
「なんか仲間はずれ悲しい!僕も!」
「「「お前はいらん」」」
「え~」
突然始まったお題ゲーム?は
こうして1日目が終わった
残念ながら君たちが生き残るには私たちに従わないといけない。まぁ、せいぜい私たちを楽しませてくれたまえ」
「…意味がわからない」
目が覚めたら僕たちは知らない部屋にいた
ざっと今言われたことを説明すると
抜け出せてもここは小さな無人島、周りは海で
犯人カメラを通じてどこか遠くでゆっくり鑑賞中
大きめのモニターが一台だけ壁にかけてあり、そこに表示された命令は絶対。命令に従わなければ首輪についた爆弾を爆破させると言う
ここにいるのは5人
僕と大西と大島と雪、そして知らないやつが1名
「…はぁ?!そんなんやってられっか!」
知らない奴が叫び始める
「静かにしてくれる?
うるさすぎて頭が痛いんだけど。」
僕は冷たくそう言い放った
「もし嫌なら離れたところで命令に従わなければいいじゃん」
「ふざけんな!」
ピロンッ
さっそく命令が来たようだ
【キスをしろ】
…随分唐突な
しかも時間制限付きか
ちなみに僕は体は女だが考え方や性格、心の中では男である
いわゆるLGBTQとやらだ
「じゃあ女の唇ゲット~!」
そう言って僕の方へ来た
…が、こんなキモい奴心の性別がどうであれお断りだ
さっさと近くにいた大西とキスをする
「言っとくけど僕男だから」
そう言っておけば来ないだろう
「はぁ?!紛らわしいんだよ!
男とキスなんてごめんだね!」
しかし、雪が
「でもしないと死ぬかもしれないよ?」
それに合わせて
大西や大島も「そうだよ!」っとキスを促す
しかし、知らない奴は頑なに
「男とするくらいなら死んだほうがマシだ!」
すると、モニターのタイマーがゼロになってしまった
僕は思いっきりその知らないやつを蹴って離した
ドカンッ!
…本当に死んでしまった
しかし、みんながしろと言ったのにやらなかったのだから
別に馬鹿だとしか思わなかった
「「本当に死んじゃった…」」
大島と雪がつぶやいてる横で
「これ使えば自殺にならず死ぬのか…でもなんかこいつに支配されたまま死ぬのはやだな…」
「大西はまた死ぬこと考えてんの?言っとくけど僕が居るそばで死ぬのなんて絶対許さないから」
ブッブー!
…今度はなんだ?
【脱落者が出ました】
《フハハ!どうだい生き残りさん達!同じ状況に置かれた1人の人間が目の前で死んだ姿は!》
「…その笑い方キモい」
他の3人は驚いて
「それ、相手がいつでもボタンひとつで殺せる状況だったらどうするんだよ?!」
だが、僕は続けて
「あと、同じ状況になってないよ
あいつ僕たちの知らない人だったし、僕たちと違って馬鹿だから他の人の警告聞かなかったし」
《ほう?だが、もしかしたら君たちがなるかもしれないよ?》
「よっぽど理不尽なお題じゃなければ協力して生きるだけだ」
周りは僕の心配をしていた
《実に面白い参加者だ、これから楽しくなりそうだ》
…結局その日はお題を出されず、寝る前にみんなで打ち合わせをした
「咲楽!お前マジで何してるの!めっちゃ心配したんだよ!」
「悪いって…ムカついてつい…
そんな怒んないでよ雪…」
「まぁ、落ち着けって雪
咲楽は今度からは気をつけろよ?
とりあえず今は生きることだけ考えよう」
「それよりさ、これからどうする?」
「そういえば大西と大島、雪とは初対面だよね?自己紹介しようよ!」
「そうだね、じゃあ俺から
俺は雪、これでいい?」
「自己紹介とは?」
「じゃあ、名前と年齢を言うことにしよう、それなら納得?」
「…まぁ、そんな長い付き合いになるか分からんし長くなったら他のこと話せばいいか」
「じゃあ改めて…雪です、17歳です」
「俺は大島、20歳」
「…大西16歳。」
「なんか仲間はずれ悲しい!僕も!」
「「「お前はいらん」」」
「え~」
突然始まったお題ゲーム?は
こうして1日目が終わった
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