73 / 130
73※
しおりを挟む俺の羞恥が限界を迎えた頃、サクくん達の母達によって救いの手が差し延べられた。サクくん達の夕飯の時間だとかで、彼等は帰っていった。俺達も誘ってくれたが、食材も買っているからと断った。
コクヨウも二人きりになりたかったようだしな。ただの買い物と挨拶の筈だったが、なんだかとても疲れた…。精神的なダメージがデカすぎたな。今日はゆっくり風呂に浸かってリフレッシュしよう。
「タカミ、ご飯作るけど、タカミはどうする?」
「ん、手伝うか?」
「ううん、簡単なものにしようと思ってるから平気だよ。お茶とか出そうか?」
「そうか。なら風呂洗ってくる。」
「お風呂か、うん、じゃあお願いね。」
「おう」
飯も美味かったし、湯にもゆっくり浸かった。体の疲れは癒やされた感じがする。しかし…夜になればコクヨウに求められる。まぁそれは俺も吝かではない。けれど、このまま流されるだけというのはなんだかムカつく。
「タカミ…いい?」
「おう、いいぜ。けど…今日は俺がするから大人しくしてろ。」
覆い被さってきたコクヨウをベッドに押し倒し返す。イニシアティブ取られるのは初めてだもんなぁ?少しびっくりしてるみたいだが、このまま進めさせてもらうぜ。
「……うん、わかったよ。タカミ」
「ん、いい子だなコクヨウ。」
少し頬を赤く染めて俺に組み敷かれているコクヨウは可愛い。やはり年下は年下だもんな。年長者としての意地見せてやるぜ。俺がご奉仕して気持ち良くしてやるよ。
下半身の服を寛げればもう既に反応を示している性器。そんなに興奮してんのか?
「ふっ、勃ってんな。」
「うぅ…だって…好きな人にそんなことされたら期待しちゃうよ…」
「可愛いな?俺が気持ちよくしてやろうな。」
手で扱いてみるが、その大きさは俺のモノの比ではない大きさをしていた。よくこんなモノ受け入れてるぜ、俺のケツ。先走りを垂らすそこは、更に大きさを増している。どんだけデカくなんだよ…。
先程から期待した眼差しをこちらに向けてくるが、敢えて無視する。目を潤ませて、耳や尻尾も落ち着きがない。可愛らしい反応するじゃねぇの。
「……舐めて…くれないの?…」
「舐めてほしいのか?」
「うん…」
「じゃあおねだりしな。俺にしゃぶってくれって」
「…っ…タカミ…僕の…舐めて…」
随分素直だな。まぁ、それはもともとか。でも俺は意地悪してやりたい気分なんだ。ワリィなコクヨウ。
「何を?ちゃんと言わなきゃなぁ?」
「…いじわる…タカミ…僕のちんこ舐めて…気持ちよくして?」
「ふっいいぜ」
ちゃんとおねだり出来たコクヨウにはちゃんとご褒美やらねぇとな。玉から竿に向けてゆっくりと舐めあげる。焦らされていたコクヨウはそれだけでも感じてしまったらしく、更に先走りを溢れさせていた。
亀頭まで舐め上げたところで汁を垂らす穴に口をつけて啜ってやる。
「ん……あ…それ…きもちい…タカミ…」
「ん…ほうかよ…もっと…ひてやる…」
「うん…もっと…」
そのまま咥えこんだが、デカすぎて歯を当てないようにするので精一杯だ。苦しい。けど、コクヨウもこんなんじゃ足りねぇよな?咥えられないところは手で扱いて、口に咥えた部分は舌を使って虐めてやる。
「んん…はっ…タカミ…タカミが…僕の…あっ…」
「うぐっ…」
「はっ……くっ…あ…もう……タカミ…出る…から……んんっ…はなして…」
「だへよ…んぐ…」
「ふっ…ん…あっ…ぐっ…ん…はっ…はっ…」
「っ!」
勢い良く口の中に出されたソレにむせつつも、出来るだけ飲み込んでやった。口の周りもベチャベチャだけど…。拭って舐めとる。まぁ美味くはないが…どうしても無理ってほどでもない。男なら飲んで欲しいもんだろ?
俺だってごっくんされたら、嬉しいし興奮する。出したばかりのはずのコクヨウもまた勃ちかけて…いや勃ってんな?…絶倫かよ。そりゃ俺も気絶するわけだ…。
11
お気に入りに追加
1,227
あなたにおすすめの小説
【完結】白い塔の、小さな世界。〜監禁から自由になったら、溺愛されるなんて聞いてません〜
N2O
BL
溺愛が止まらない騎士団長(虎獣人)×浄化ができる黒髪少年(人間)
ハーレム要素あります。
苦手な方はご注意ください。
※タイトルの ◎ は視点が変わります
※ヒト→獣人、人→人間、で表記してます
※ご都合主義です、あしからず
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
無能の騎士~退職させられたいので典型的な無能で最低最悪な騎士を演じます~
紫鶴
BL
早く退職させられたい!!
俺は労働が嫌いだ。玉の輿で稼ぎの良い婚約者をゲットできたのに、家族に俺には勿体なさ過ぎる!というので騎士団に入団させられて働いている。くそう、ヴィがいるから楽できると思ったのになんでだよ!!でも家族の圧力が怖いから自主退職できない!
はっ!そうだ!退職させた方が良いと思わせればいいんだ!!
なので俺は無能で最悪最低な悪徳貴族(騎士)を演じることにした。
「ベルちゃん、大好き」
「まっ!準備してないから!!ちょっとヴィ!服脱がせないでよ!!」
でろでろに主人公を溺愛している婚約者と早く退職させられたい主人公のらぶあまな話。
ーーー
ムーンライトノベルズでも連載中。
俺の伴侶はどこにいる〜ゼロから始める領地改革 家臣なしとか意味分からん〜
琴音
BL
俺はなんでも適当にこなせる器用貧乏なために、逆に何にも打ち込めず二十歳になった。成人後五年、その間に番も見つけられずとうとう父上静かにぶちギレ。ならばと城にいても楽しくないし?番はほっとくと適当にの未来しかない。そんな時に勝手に見合いをぶち込まれ、逃げた。が、間抜けな俺は騎獣から落ちたようで自分から城に帰還状態。
ならば兄弟は優秀、俺次男!未開の地と化した領地を復活させてみようじゃないか!やる気になったはいいが………
ゆるゆる〜の未来の大陸南の猫族の小国のお話です。全く別の話でエリオスが領地開発に奮闘します。世界も先に進み状況の変化も。番も探しつつ……
世界はドナシアン王国建国より百年以上過ぎ、大陸はイアサント王国がまったりと支配する世界になっている。どの国もこの大陸の気質に合った獣人らしい生き方が出来る優しい世界で北から南の行き来も楽に出来る。農民すら才覚さえあれば商人にもなれるのだ。
気候は温暖で最南以外は砂漠もなく、過ごしやすく農家には適している。そして、この百年で獣人でも魅力を持つようになる。エリオス世代は魔力があるのが当たり前に過ごしている。
そんな世界に住むエリオスはどうやって領地を自分好みに開拓出来るのか。
※この物語だけで楽しめるようになっています。よろしくお願いします。
光る穴に落ちたら、そこは異世界でした。
みぃ
BL
自宅マンションへ帰る途中の道に淡い光を見つけ、なに? と確かめるために近づいてみると気付けば落ちていて、ぽん、と異世界に放り出された大学生が、年下の騎士に拾われる話。
生活脳力のある主人公が、生活能力のない年下騎士の抜けてるとこや、美しく格好いいのにかわいいってなんだ!? とギャップにもだえながら、ゆるく仲良く暮らしていきます。
何もかも、ふわふわゆるゆる。ですが、描写はなくても主人公は受け、騎士は攻めです。
【完結】お嬢様の身代わりで冷酷公爵閣下とのお見合いに参加した僕だけど、公爵閣下は僕を離しません
八神紫音
BL
やりたい放題のわがままお嬢様。そんなお嬢様の付き人……いや、下僕をしている僕は、毎日お嬢様に虐げられる日々。
そんなお嬢様のために、旦那様は王族である公爵閣下との縁談を持ってくるが、それは初めから叶わない縁談。それに気付いたプライドの高いお嬢様は、振られるくらいなら、と僕に女装をしてお嬢様の代わりを果たすよう命令を下す。
【完結】守護霊さん、それは余計なお世話です。
N2O
BL
番のことが好きすぎる第二王子(熊の獣人/実は割と可愛い)
×
期間限定で心の声が聞こえるようになった黒髪青年(人間/番/実は割と逞しい)
Special thanks
illustration by 白鯨堂こち
※ご都合主義です。
※素人作品です。温かな目で見ていただけると助かります。
そばかす糸目はのんびりしたい
楢山幕府
BL
由緒ある名家の末っ子として生まれたユージン。
母親が後妻で、眉目秀麗な直系の遺伝を受け継がなかったことから、一族からは空気として扱われていた。
ただ一人、溺愛してくる老いた父親を除いて。
ユージンは、のんびりするのが好きだった。
いつでも、のんびりしたいと思っている。
でも何故か忙しい。
ひとたび出張へ出れば、冒険者に囲まれる始末。
いつになったら、のんびりできるのか。もう開き直って、のんびりしていいのか。
果たして、そばかす糸目はのんびりできるのか。
懐かれ体質が好きな方向けです。今のところ主人公は、のんびり重視の恋愛未満です。
全17話、約6万文字。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる