推しアイドルに認知されてました!

おーか

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75.引っ越し前日になりました。

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マネージャーに勧誘してもらってから、数日後…。お引っ越しの前日だ…。どうしようか。まだグッズ持ち出しきれてないんだけど…。あり過ぎるんだよなぁグッズ。まぁ見るだけで元気になれる大事なグッズ様たちだ。
藍月くんは離れてくれないし。うぅ…見られるのは避けられないか。というわけでもう諦めて、箱詰めを手伝ってもらっている。

「リンさん、これって…」

「ああっ!!見ちゃった?」

「うん…俺達のグッズ!買ってくれてるのは知ってましたけど…見たことなかったから、捨てられてるのかと…」

「そんなことするわけないよ!!」

「えへへ!嬉しいです!でもなんでこんなところに?」

「だって…こんなにグッズだらけの部屋見られたら引かれると思って…」

「引かないですよ!」

「そっか…でもなんか恥ずかしくて…」

「ふふっ可愛いですね」

撫でられた…。まぁ、引かれなかったならいいんだけど。でも…でもこれって、なんか好きだって…バレバレっていうか!!量も量だし、藍月くんのこと大好きなの丸わかり過ぎない?

うぅ…下着も何もかも全部見られてるんだしもういいか…。今更嫌われない気がする。もう全部見られたわ…。

「リンさん…?は?」

振り返れば、絶対零度の笑みを浮かべた藍月くん…なんで…?怖いって!何もないと思ったばっかりなんだけど…。わかんないけど、素知らぬ顔で聞いてみよう。うん。

「え?なにかあった?」

手に持っているのは、alfalfaと同時期ぐらいにデビューしたアイドルグループのキーホルダーだった。

「これ、他のグループのグッズですね?」

「ああ…なんだそれかぁ…焦った…」

「焦ったって他にも何かあるんですかねぇ?それにこれについても言及したいんですが?」

「それは、雑誌の付録だよ。alfalfaが載ってる雑誌だったから買ったんだよ。それについてきただけ。」

「ホントですか?」

「本当だよ。証拠にそれ一つしかないでしょ?」

「じゃあ焦ったってなんですか?」

「だって藍月くんのあんな顔初めて見たから…俺の記憶にない何かがあったのかと思って焦っただけだよ」

「そっかぁ…ならいいですけど、俺浮気は嫌ですからね」

「しないよ」

「はい!ずっと俺達の、俺のファンでいてくださいね!」

「うん」

他のグループのグッズがあるだけで嫉妬しちゃうのかぁ。可愛いなぁ藍月くん…。ちゃんとalfalfaのファンでいるさ。デビューから今までだってずっと応援してきたんだから。

「よし!あと少しで終わりますね!」

「うん、手伝いありがとね」

「はい!休憩しましょうか?」

「だね、お茶いれるね」

「はい!」

夜までかかって荷物を詰めるのは終了した。この家には使えるものは残していないので藍月くんの家に帰る。明日は本格的に引越し屋さんが来て引っ越しだ。

「えへへー!明日からずっと一緒、ですね?」

「そうだね…」

「嬉しいです!!同棲っていいですね!」

「ふふっまだしてないでしょ…」

「はい!明日ですね!」

「うん」



_______________
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