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私だって……
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”重い”
心って重さがあったんだ。
私は自分で発した〝愛している〝という言葉の重さを全身で受け……
そんな風に咄嗟に思った。
胸いっぱいに広がったその”心の重さ”を私の身体はついに支えることができず、私の身体はコントロールを失った。
目の前の風景が斜めに弧を描きながら、スローモーションで視界を横切りはじめ、気が付くと私の顔は部屋の真っ赤なカーペットに横たえていた。
その時、私の”愛している”という言葉を聞いた維澄さんがまるで断末魔の叫びのような絶叫を部屋中に響かせていた。
維澄さんの絶叫が私の脳に深く刺さるのを感じつつも、維澄さんの叫び声を聞いくやいなや、その叫びの意味を考える間もなく私の意識は途切れてしまった。
……どれくらい時間がたったのだろうか?
私は誰かに両肩を抱えられながら上半身を辛うじて起こす姿勢で、少しづつ視界が戻っていた。
ただ頭がボンヤリして自分が今どこで何をしているのかすら分らない。
頭が追いつかない私の視界には維澄さんと上條社長とが向かい合っている姿があった。
あれ?いつのまに維澄さんと上條社長は再会したんだろう?
なんだか維澄さんが上條社長に”食ってかかっている”ように見えるが?
記憶の混乱で状況が全く見えない。
「大丈夫?神沼さん?」
私の肩を支えていたのは櫻井さんだった。
「えっと……私どうしてたんですか?」
「急に倒れ込んじゃったんだよ?覚えてない?」
「倒れ込んだ?どうして?」
「愛してる」
「はぁ?」
いきなり櫻井さんに告白されるとは思ってもなかった!!……じゃくて!!
そうだ、私は維澄さんに”愛してる”と言葉にした瞬間にそのショックで倒れたんだ。
周りの状況から察するに私の意識が飛んだのはほんの一瞬のようだった。
「裕子さんはどうして私の大切なものを奪おうとするの!!」
私の記憶が戻ってくると維澄さんは絶叫に近い声音が聞こえてきた。
それは維澄さんの目は私がかつて見たこともない挑むような勢いで上條社長を見据えていた。
「私はなにも奪おうなんて……」
困った顔で上條社長が返すも……
「嘘だ!!嘘だ嘘だ嘘だ!!!」
維澄さんは取り付く島もなく、まともに会話ができる状況ではないように見えた。
ただただ半狂乱に興奮している。
私はなんとか櫻井さんに支えられながら立ち上がった。足元が少しふらついたが大丈夫だ。
少なくとも頭はすっかりとクリヤーになっていたので、私はなんとか思考を巡らせた。
私が愛していると言った瞬間に維澄さんは、断末魔とも言える激しい絶叫を発したのを覚えている。
それは私の”愛している”という言葉が維澄さんへ、初めて私の本気の想いとして受け取ってもらえたんだと思う。
でもならどうして叫ぶ必要があったの?
私の”愛している”という気持ちが維澄さんに届くことがなんで維澄さんから”叫び”なんて反応を引き出してしまったの?
私は中々その答えいに辿りつけないでいると、櫻井さんが言葉を掛けてくれた。
「IZUMIさんの中でも今まで逃げていた自分の気持ちについに気付いたんだよ」
櫻井さんは”例によって”私の考えを読んだのか、私が思っていた疑問の答えを私の耳元で教えてくれた。
「え?維澄さんが逃げていた気持ち?」
「そうだよ」
「それはどう言う気持ちのことなの?」
「それは俺からは言えない。ただ、もうこうなったら神沼さんしかIZUMIさんを救えない。だからここからは神沼さんに掛かってる」
維澄さんが逃げていた気持ち?どういうこと?
それに……
私しか維澄さんを救えない?
この状況で私に何ができるの?全てを知ってるのは櫻井さんでしょ?
あそこまで我を忘れている維澄さんに、何も理解できていない私が掛ける言葉なんて全く思い浮かばないよ。
でも……
櫻井さんがそう言うならきっとそうなんだろう。この人は間違いを言わない気がする。
だったら……
私しかできないと言うなら黙って見てる訳にもいかない。
「維澄さん!」
まずはあの二人の間に入らないと先に進めないと思い、とにかく維澄さんの意識を私に向けさせるべくなるべく声を張って維澄さんを呼んだ。
維澄さんは”ビクッ!”と両肩を上げて驚いた仕草をした。それからゆっくり頭を動かしながら私の方を向いた。
私はいつも緊張するといつもそうなるように、思いっきり維澄さんを睨みつけるように見つめていた。
その視線が維澄さんの視線と会った瞬間、いままで半狂乱だった維澄さんの顔色が変わった。
上條社長に向けていた挑むような視線は一瞬でその影をひそめ、その目は動揺し顔は真っ赤に赤面してしまった。
え?なに?この反応?
私は維澄さんの表情の意図は全く理解できなかったが、それでも口から強引に言を発した。
「維澄さん?上條社長のことばかり気にしてないで私の告白をどう思ったのか聞かせてよ?」
これはむろん私がさっき発した”愛してる”という言葉への返答の意味だ。
私は維澄さんから視線を外さないで、しかも睨みつけるような視線のまま……答えを迫った。
これは傍から見れば告白を強要しているようにしかみえないかも?
上條社長はと言えば維澄さんの圧力からようやく逃れられたようで少しホッとした表情をしている。
「れ、檸檬……檸檬は」
維澄さんはそこまで言ってから言葉に詰まってしまった。
「私がどうだというの?ちゃんと話して」
私は維澄さんがなんでこんなに混乱しているのかすら分らない。だったらせめて維澄さんの口からなんらかの言葉を引き出さないと先へは進めない。だから私は維澄さんが充分動揺しているのは分っていたが追及の手を緩める訳にはいかなかった。
「わ、私は……檸檬と一緒にいられればそれでいいの」
「は?……それはどう言う意味ですか?ただ一緒に?今のままでいいからそれ以上の関係は望まないってことですか?」
「そうじゃない!気持ちは……気持ちは……」
「気持ちは?」
私は挑むように迫ると、維澄さんは少し開き直ったように力強く言い返して来た。
「気持ちなんかもうとっくに檸檬から離れられなくなってるわよ!!」
私は予想だにしない維澄さんの言葉に絶句した。
え?維澄さんが?私から気持ちが離れないって……どう言う意味?
もしかして……というかやっぱり維澄さんも私のこと?
「そ、それって維澄さんも私のこと好きってことですか?」
「そうよ!!好きよ!……いやそんなもんじゃないのよ!私だって檸檬のこと愛しているんだよ」
私はさっき自分で”愛している”という言葉を発してその重みに耐えきれず気を失ったばかりだ。
今度はこともあろうか維澄さんから……”愛している”という言葉を投げかけられるなんて思ってもみなかった。
私は全身の血液が逆流するかのように全身に熱を帯びた。その言葉の重さに全身がガタガタと震えて叫びだしたくなる衝動に駆れる。
私からすれば維澄さんの返事は狂喜乱舞する程の嬉しいはずなのに、身体は違った反応をしてしまった。身体はその言葉の重さを受け止めきれず思わず後ずさりしそうになってしまった。
すると……
すぐさまそうはさせじと、私の背中を支えて前に押し出す手があった。
「下がっちゃダメだよ」
そういって櫻井さんが私の背中を少し前に押していた。
私はそう言われて”はっ”と我に返った。
そうだ。ここで私が怯んでどうする。
むしろこの言葉が私が最も望んだ言葉じゃないか。
ビビっている場合ではない。この維澄さんの言葉を私は全身で受け止めてなければいけないんだ。
「維澄さん!!嬉しい!!」
私は自分の不安を吹き飛ばすためにもことさら明るい笑顔で応えた。
それにも関わらず維澄さんはまた不安な顔を見せる。
「だ、だから……だから私はこれからどうすればいいの?」
「どうする?愛する者同士ならつきあえばいいんじゃないの?」
私はありきたりの答えを口走ってしまった。でもここまで混乱してしまっている維澄さんの頭の中ではそんな簡単な話になっているのではないことは明白だ。
案の定、この私の安易な言葉を聞いて維澄さんの表情が一変してしまった。
「やっぱり檸檬は!!だから私は……私は……」
維澄さんは怒りの表情を顕わにまた叫びにもにた言葉を発してしまった。
また私はなすすべもなく混乱するしかなくなってしまった……。
心って重さがあったんだ。
私は自分で発した〝愛している〝という言葉の重さを全身で受け……
そんな風に咄嗟に思った。
胸いっぱいに広がったその”心の重さ”を私の身体はついに支えることができず、私の身体はコントロールを失った。
目の前の風景が斜めに弧を描きながら、スローモーションで視界を横切りはじめ、気が付くと私の顔は部屋の真っ赤なカーペットに横たえていた。
その時、私の”愛している”という言葉を聞いた維澄さんがまるで断末魔の叫びのような絶叫を部屋中に響かせていた。
維澄さんの絶叫が私の脳に深く刺さるのを感じつつも、維澄さんの叫び声を聞いくやいなや、その叫びの意味を考える間もなく私の意識は途切れてしまった。
……どれくらい時間がたったのだろうか?
私は誰かに両肩を抱えられながら上半身を辛うじて起こす姿勢で、少しづつ視界が戻っていた。
ただ頭がボンヤリして自分が今どこで何をしているのかすら分らない。
頭が追いつかない私の視界には維澄さんと上條社長とが向かい合っている姿があった。
あれ?いつのまに維澄さんと上條社長は再会したんだろう?
なんだか維澄さんが上條社長に”食ってかかっている”ように見えるが?
記憶の混乱で状況が全く見えない。
「大丈夫?神沼さん?」
私の肩を支えていたのは櫻井さんだった。
「えっと……私どうしてたんですか?」
「急に倒れ込んじゃったんだよ?覚えてない?」
「倒れ込んだ?どうして?」
「愛してる」
「はぁ?」
いきなり櫻井さんに告白されるとは思ってもなかった!!……じゃくて!!
そうだ、私は維澄さんに”愛してる”と言葉にした瞬間にそのショックで倒れたんだ。
周りの状況から察するに私の意識が飛んだのはほんの一瞬のようだった。
「裕子さんはどうして私の大切なものを奪おうとするの!!」
私の記憶が戻ってくると維澄さんは絶叫に近い声音が聞こえてきた。
それは維澄さんの目は私がかつて見たこともない挑むような勢いで上條社長を見据えていた。
「私はなにも奪おうなんて……」
困った顔で上條社長が返すも……
「嘘だ!!嘘だ嘘だ嘘だ!!!」
維澄さんは取り付く島もなく、まともに会話ができる状況ではないように見えた。
ただただ半狂乱に興奮している。
私はなんとか櫻井さんに支えられながら立ち上がった。足元が少しふらついたが大丈夫だ。
少なくとも頭はすっかりとクリヤーになっていたので、私はなんとか思考を巡らせた。
私が愛していると言った瞬間に維澄さんは、断末魔とも言える激しい絶叫を発したのを覚えている。
それは私の”愛している”という言葉が維澄さんへ、初めて私の本気の想いとして受け取ってもらえたんだと思う。
でもならどうして叫ぶ必要があったの?
私の”愛している”という気持ちが維澄さんに届くことがなんで維澄さんから”叫び”なんて反応を引き出してしまったの?
私は中々その答えいに辿りつけないでいると、櫻井さんが言葉を掛けてくれた。
「IZUMIさんの中でも今まで逃げていた自分の気持ちについに気付いたんだよ」
櫻井さんは”例によって”私の考えを読んだのか、私が思っていた疑問の答えを私の耳元で教えてくれた。
「え?維澄さんが逃げていた気持ち?」
「そうだよ」
「それはどう言う気持ちのことなの?」
「それは俺からは言えない。ただ、もうこうなったら神沼さんしかIZUMIさんを救えない。だからここからは神沼さんに掛かってる」
維澄さんが逃げていた気持ち?どういうこと?
それに……
私しか維澄さんを救えない?
この状況で私に何ができるの?全てを知ってるのは櫻井さんでしょ?
あそこまで我を忘れている維澄さんに、何も理解できていない私が掛ける言葉なんて全く思い浮かばないよ。
でも……
櫻井さんがそう言うならきっとそうなんだろう。この人は間違いを言わない気がする。
だったら……
私しかできないと言うなら黙って見てる訳にもいかない。
「維澄さん!」
まずはあの二人の間に入らないと先に進めないと思い、とにかく維澄さんの意識を私に向けさせるべくなるべく声を張って維澄さんを呼んだ。
維澄さんは”ビクッ!”と両肩を上げて驚いた仕草をした。それからゆっくり頭を動かしながら私の方を向いた。
私はいつも緊張するといつもそうなるように、思いっきり維澄さんを睨みつけるように見つめていた。
その視線が維澄さんの視線と会った瞬間、いままで半狂乱だった維澄さんの顔色が変わった。
上條社長に向けていた挑むような視線は一瞬でその影をひそめ、その目は動揺し顔は真っ赤に赤面してしまった。
え?なに?この反応?
私は維澄さんの表情の意図は全く理解できなかったが、それでも口から強引に言を発した。
「維澄さん?上條社長のことばかり気にしてないで私の告白をどう思ったのか聞かせてよ?」
これはむろん私がさっき発した”愛してる”という言葉への返答の意味だ。
私は維澄さんから視線を外さないで、しかも睨みつけるような視線のまま……答えを迫った。
これは傍から見れば告白を強要しているようにしかみえないかも?
上條社長はと言えば維澄さんの圧力からようやく逃れられたようで少しホッとした表情をしている。
「れ、檸檬……檸檬は」
維澄さんはそこまで言ってから言葉に詰まってしまった。
「私がどうだというの?ちゃんと話して」
私は維澄さんがなんでこんなに混乱しているのかすら分らない。だったらせめて維澄さんの口からなんらかの言葉を引き出さないと先へは進めない。だから私は維澄さんが充分動揺しているのは分っていたが追及の手を緩める訳にはいかなかった。
「わ、私は……檸檬と一緒にいられればそれでいいの」
「は?……それはどう言う意味ですか?ただ一緒に?今のままでいいからそれ以上の関係は望まないってことですか?」
「そうじゃない!気持ちは……気持ちは……」
「気持ちは?」
私は挑むように迫ると、維澄さんは少し開き直ったように力強く言い返して来た。
「気持ちなんかもうとっくに檸檬から離れられなくなってるわよ!!」
私は予想だにしない維澄さんの言葉に絶句した。
え?維澄さんが?私から気持ちが離れないって……どう言う意味?
もしかして……というかやっぱり維澄さんも私のこと?
「そ、それって維澄さんも私のこと好きってことですか?」
「そうよ!!好きよ!……いやそんなもんじゃないのよ!私だって檸檬のこと愛しているんだよ」
私はさっき自分で”愛している”という言葉を発してその重みに耐えきれず気を失ったばかりだ。
今度はこともあろうか維澄さんから……”愛している”という言葉を投げかけられるなんて思ってもみなかった。
私は全身の血液が逆流するかのように全身に熱を帯びた。その言葉の重さに全身がガタガタと震えて叫びだしたくなる衝動に駆れる。
私からすれば維澄さんの返事は狂喜乱舞する程の嬉しいはずなのに、身体は違った反応をしてしまった。身体はその言葉の重さを受け止めきれず思わず後ずさりしそうになってしまった。
すると……
すぐさまそうはさせじと、私の背中を支えて前に押し出す手があった。
「下がっちゃダメだよ」
そういって櫻井さんが私の背中を少し前に押していた。
私はそう言われて”はっ”と我に返った。
そうだ。ここで私が怯んでどうする。
むしろこの言葉が私が最も望んだ言葉じゃないか。
ビビっている場合ではない。この維澄さんの言葉を私は全身で受け止めてなければいけないんだ。
「維澄さん!!嬉しい!!」
私は自分の不安を吹き飛ばすためにもことさら明るい笑顔で応えた。
それにも関わらず維澄さんはまた不安な顔を見せる。
「だ、だから……だから私はこれからどうすればいいの?」
「どうする?愛する者同士ならつきあえばいいんじゃないの?」
私はありきたりの答えを口走ってしまった。でもここまで混乱してしまっている維澄さんの頭の中ではそんな簡単な話になっているのではないことは明白だ。
案の定、この私の安易な言葉を聞いて維澄さんの表情が一変してしまった。
「やっぱり檸檬は!!だから私は……私は……」
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