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付録 定型歌謡詞集
69 城下町 前橋の女(ひと)
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白い土塀の屋敷町
伊勢崎銘仙 交織帯も
愁いを湛えひそやかに
破れた愛の亡骸に
睫毛濡らした
城下町 前橋の女(ひと)
榛名神社の境内に
佇む姿 哀しく痛く
涙流した来し方に
幸せ薄き身の上に
せめて祈るか
城下町 前橋の女(ひと)
仏教遺跡 多胡の碑に
生命を洗う女ごころ
女の一生しっかりと
見据えて明日の行く末に
瞼を拭いた
城下町 前橋の女(ひと)
伊勢崎銘仙 交織帯も
愁いを湛えひそやかに
破れた愛の亡骸に
睫毛濡らした
城下町 前橋の女(ひと)
榛名神社の境内に
佇む姿 哀しく痛く
涙流した来し方に
幸せ薄き身の上に
せめて祈るか
城下町 前橋の女(ひと)
仏教遺跡 多胡の碑に
生命を洗う女ごころ
女の一生しっかりと
見据えて明日の行く末に
瞼を拭いた
城下町 前橋の女(ひと)
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