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第三章 二十二歳の詩集
61 男
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男には男の理があり
男の中には男が在るだけ
男には
異常と思えるプライドと
病的なまでのモディスティが
背中合わせに存在する
男の優越感は
その劣等感と相殺しても
尚、余り有るほど膨大
膨大な優越感が
過剰なまでの自信を
男の中に生み出し
その自信が男を支える
男の中の自信は
彼がその仕事を遂行する時点で
最もその価値を高める
男の仕事は
一切の非人間的な日常である
男の評価の基準は
人間的な観点ではなく
鋭利なカミソリの切れ味を
最も尊い評価とする
男の中には男が在るだけ
男には
異常と思えるプライドと
病的なまでのモディスティが
背中合わせに存在する
男の優越感は
その劣等感と相殺しても
尚、余り有るほど膨大
膨大な優越感が
過剰なまでの自信を
男の中に生み出し
その自信が男を支える
男の中の自信は
彼がその仕事を遂行する時点で
最もその価値を高める
男の仕事は
一切の非人間的な日常である
男の評価の基準は
人間的な観点ではなく
鋭利なカミソリの切れ味を
最も尊い評価とする
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