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第三章 敗残編
鄧弘
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「さあ、大司徒、何はともあれとにかく中へ。お疲れでしょう」
そんな鄧禹を馮異は湖城内へ誘う。
湖は小さな城邑で、馮異のひきいる軍すらすべてを収容することができず、兵の大半は城外にて駐屯していた。当然、鄧禹たちの軍を容れる余裕もなく、彼らは彼らで駐屯地を造ってしばしの休息を得なければならないが、鄧禹とはこれまでのこと、これからのことを話し合う必要もある。駐屯地造営は兵や各指揮官に任せても難はなく、馮異の兵も手伝えば、早くに休息を得られることだろう。
「いや、馮将軍、私はこのまま赤眉を討ちたい。すでにご存じと思うが、彼らはすでに長安を捨て、こちらへ向かってきておる」
だが鄧禹はそんな馮異の言うことを拒み、赤眉への迎撃を告げて来る。その表情が形相ではなく悲愴や哀願に近いことが、鄧禹の心理を余すことなく表していると馮異には感じられた。
その鄧禹を痛ましく感じながらも、馮異は表情を変えず、断固として答えた。
「いや、大司徒、それはなりません」
「なぜだ。馮将軍の力があれば、赤眉など物の数ではあるまい」
「評価していただくのは恐縮ですが不可能です。私もこれまで数十日、赤眉の別動隊のいくつかと戦い、しばしば彼らの将を捕えては参りましたが、敵の数はまだまだ多い。彼らを恩愛や信義をもってこちらになびかせることはまだ可能かもしれません。ですが正面から戦って破るのは困難です。まして赤眉の主力となれば衆寡敵せず、兵数が絶対的に違います。戦いようがありません」
馮異は道理を説いて鄧禹を説得した。内容は真っ当で、鄧禹としても押し黙るしかないところだったが、ここで一人、二人の会話に猛々しく乱入してきた男がいた。
「馮将軍ともあろうお方がそのような! 我らと将軍とが協力しあえば、たとえ数十倍の敵であろうとも打ち負かせましょうに!」
この男は鄧弘という。
ここまで史書には表れず突然出てきた名だが、氏からいっておそらく鄧禹の親族だろうと思われる。このとき、彼は戦死した宗欽が任じられていた車騎将軍の地位にあった。
この時代、自らが出世をしたなら、親族の中から誰かを取り立てるのは自然な話である。だが平穏な時代ならまだしも、乱世では親族だからと無能な者を重用する余裕はない。それだけにここまで名の出てこなかった鄧弘の能力は推して知ることができるだろう。
それでも今回の遠征に従軍はしており、鄧禹も配下の将軍が次々に失われてゆく中、ついに彼を抜擢しなければならないところまで追いつめられていたに違いない。
いくら鄧禹でもすべてを一人でこなすことはできない。前線で兵を指揮する将はどうしても必要なのだ。
また鄧弘は様々に欠点があるにしても、戦場で恐れ気を見せず、何度負けても戦意を失わないことだけは評価できた。それがたとえ蛮勇であっても、すぐに臆病風に吹かれて逃げ出す将よりはずっとましだったのだ。
鄧弘は年齢も明記されていないが、この血気から言って若者ではないかと思われる。壮年以上にしては思慮がなく、おそらく鄧禹と同年代か、年上だとしても三十には届いていないのではないだろうか。
本稿ではそのつもりで進めてゆく。
その鄧弘に食ってかかられた馮異はわずかに眉をしかめるが、鄧禹から紹介を受けると一応の礼儀は払い、さらに語を継いだ。
「今言ったように、こちらから攻めてゆくことは不可能です。それは単純な戦力差のせいでもありますが、戦線は拡大せず、当地の平和を第一に考えよという陛下からの勅命をいただいているからでもあります。また陛下はすでに諸将を黽池(と宜陽)に駐屯させ、東を塞いでおります。ゆえに我らは赤眉を素通りさせ、彼らの背後を討てば、諸将と挟撃し、必ず勝つことができます。この旨、陛下より大司徒にも勅旨が届いておりましょう」
馮異の言うことは事実である。黽池と宜陽は弘農郡東部にある城邑で、赤眉が東進してくればどちらかを必ず通る地でもある。
劉秀は彼らしく、弘農郡全体を使っての壮大な挟撃策戦を画していたのだ。
そしてこの戦略は、召還命令とともに鄧禹にも伝えられていると馮異は知っていた。彼は遠回しに「陛下のもとへお帰りになっては」と鄧禹へ告げたのである。
雲陽で劉嘉を降らせたことが、この遠征における鄧禹の最後の功績となった。
劉嘉が洛陽へ去った後、鄧禹は幾度となく赤眉や他の群雄と小競り合いを繰り広げたが、それらに勝つことは能わず、降伏してきた群雄も彼の元から離反し、北道からの食糧輸送も途絶え、兵は飢え、それにより逃走も増えるという悪循環から逃れることができなかった。
だがそれでも、長安から東進を始めた赤眉を見逃すことはできず、無謀にも幾度も迎撃をおこない、そのすべてに敗北しながら、彼らに押し出されるように東へ進み、ついに馮異のいる湖にたどり着いたのである。
このときの鄧禹は、おそらくほとんど思考停止状態だったのではないだろうか。
もちろん彼の頭の中は常に回転を続けている。
この遠征の意義。長安を奪取することの意味。それが劉秀の天下統一にどれほどの影響があるか。そのために何をすべきだったか。これから何をすべきか。どうすればよいのか。何をすればよいのか。
それら一つ一つへの解答は思いつけている。だが今の鄧禹の頭の中心が真っ白で、思考のすべてが空転し、歯車がまったくかみ合っていない状態なのだ。
前述したように、鄧禹は選良だが、苦労や挫折を知らぬ机上の天才ではない。
その彼をしてもこれほどの挫折や転落は初めてで、しかもまだ底が見えていない。
だがそれが返って鄧禹の判断を狂わせる。
「赤眉さえ倒せば長安をまた奪取できる」
その認識は正しい。三輔における最大勢力である赤眉を倒せば、そして彼らを自らに吸収できれば、それは決して夢物語ではない。
しかし方法論がまったく現実から浮き上がっていて意味をなさない状態なのである。いっそ底の底まで落ちてしまえば鄧禹も正気に戻れるかもしれないのだが、それができないのだ。
馮異の言う通り、今の赤眉に正面から戦って勝てる者などまずいないのである。
実はそのことを鄧禹はうっすらと理解していた。彼の明晰さは、馮異の説く理を解せないほど曇り切ってはいない。
しかしその鄧禹の理性を吹き飛ばす大声が響く。
「なにを馬鹿な! そのように陛下の御手をわずらわせなくとも、いま申し上げた通り、将軍の用兵の冴えと我らの力があれば、赤眉を叩くなど造作もないことにござる! さ、将軍、どうぞ出撃を!」
鄧弘はいきり立つように、朗笑するように割り込んでくる。車騎将軍という立場から言えば決して僭越とは言えないが、現状を無視した非建設的な意見を押しつけようとしてくる鄧弘に、表情には出さないが、さすがの馮異も不快さを覚える。
それを見て取った鄧禹は一時会話を打ち切った。
「両将軍、そのあたりの話は後にしよう。まずは屯営地を設けねばならぬ。その指揮を執るため、馮将軍、ひとまず失礼する。また後でうかがうゆえそのときによろしく」
鄧禹は馮異に一礼すると、まだ何か言いたげな鄧弘をなだめながら、自軍の方へ戻っていった。
「……」
馮異はその背を眺めながら、様々に憂慮せずにはいられなかった。
そんな鄧禹を馮異は湖城内へ誘う。
湖は小さな城邑で、馮異のひきいる軍すらすべてを収容することができず、兵の大半は城外にて駐屯していた。当然、鄧禹たちの軍を容れる余裕もなく、彼らは彼らで駐屯地を造ってしばしの休息を得なければならないが、鄧禹とはこれまでのこと、これからのことを話し合う必要もある。駐屯地造営は兵や各指揮官に任せても難はなく、馮異の兵も手伝えば、早くに休息を得られることだろう。
「いや、馮将軍、私はこのまま赤眉を討ちたい。すでにご存じと思うが、彼らはすでに長安を捨て、こちらへ向かってきておる」
だが鄧禹はそんな馮異の言うことを拒み、赤眉への迎撃を告げて来る。その表情が形相ではなく悲愴や哀願に近いことが、鄧禹の心理を余すことなく表していると馮異には感じられた。
その鄧禹を痛ましく感じながらも、馮異は表情を変えず、断固として答えた。
「いや、大司徒、それはなりません」
「なぜだ。馮将軍の力があれば、赤眉など物の数ではあるまい」
「評価していただくのは恐縮ですが不可能です。私もこれまで数十日、赤眉の別動隊のいくつかと戦い、しばしば彼らの将を捕えては参りましたが、敵の数はまだまだ多い。彼らを恩愛や信義をもってこちらになびかせることはまだ可能かもしれません。ですが正面から戦って破るのは困難です。まして赤眉の主力となれば衆寡敵せず、兵数が絶対的に違います。戦いようがありません」
馮異は道理を説いて鄧禹を説得した。内容は真っ当で、鄧禹としても押し黙るしかないところだったが、ここで一人、二人の会話に猛々しく乱入してきた男がいた。
「馮将軍ともあろうお方がそのような! 我らと将軍とが協力しあえば、たとえ数十倍の敵であろうとも打ち負かせましょうに!」
この男は鄧弘という。
ここまで史書には表れず突然出てきた名だが、氏からいっておそらく鄧禹の親族だろうと思われる。このとき、彼は戦死した宗欽が任じられていた車騎将軍の地位にあった。
この時代、自らが出世をしたなら、親族の中から誰かを取り立てるのは自然な話である。だが平穏な時代ならまだしも、乱世では親族だからと無能な者を重用する余裕はない。それだけにここまで名の出てこなかった鄧弘の能力は推して知ることができるだろう。
それでも今回の遠征に従軍はしており、鄧禹も配下の将軍が次々に失われてゆく中、ついに彼を抜擢しなければならないところまで追いつめられていたに違いない。
いくら鄧禹でもすべてを一人でこなすことはできない。前線で兵を指揮する将はどうしても必要なのだ。
また鄧弘は様々に欠点があるにしても、戦場で恐れ気を見せず、何度負けても戦意を失わないことだけは評価できた。それがたとえ蛮勇であっても、すぐに臆病風に吹かれて逃げ出す将よりはずっとましだったのだ。
鄧弘は年齢も明記されていないが、この血気から言って若者ではないかと思われる。壮年以上にしては思慮がなく、おそらく鄧禹と同年代か、年上だとしても三十には届いていないのではないだろうか。
本稿ではそのつもりで進めてゆく。
その鄧弘に食ってかかられた馮異はわずかに眉をしかめるが、鄧禹から紹介を受けると一応の礼儀は払い、さらに語を継いだ。
「今言ったように、こちらから攻めてゆくことは不可能です。それは単純な戦力差のせいでもありますが、戦線は拡大せず、当地の平和を第一に考えよという陛下からの勅命をいただいているからでもあります。また陛下はすでに諸将を黽池(と宜陽)に駐屯させ、東を塞いでおります。ゆえに我らは赤眉を素通りさせ、彼らの背後を討てば、諸将と挟撃し、必ず勝つことができます。この旨、陛下より大司徒にも勅旨が届いておりましょう」
馮異の言うことは事実である。黽池と宜陽は弘農郡東部にある城邑で、赤眉が東進してくればどちらかを必ず通る地でもある。
劉秀は彼らしく、弘農郡全体を使っての壮大な挟撃策戦を画していたのだ。
そしてこの戦略は、召還命令とともに鄧禹にも伝えられていると馮異は知っていた。彼は遠回しに「陛下のもとへお帰りになっては」と鄧禹へ告げたのである。
雲陽で劉嘉を降らせたことが、この遠征における鄧禹の最後の功績となった。
劉嘉が洛陽へ去った後、鄧禹は幾度となく赤眉や他の群雄と小競り合いを繰り広げたが、それらに勝つことは能わず、降伏してきた群雄も彼の元から離反し、北道からの食糧輸送も途絶え、兵は飢え、それにより逃走も増えるという悪循環から逃れることができなかった。
だがそれでも、長安から東進を始めた赤眉を見逃すことはできず、無謀にも幾度も迎撃をおこない、そのすべてに敗北しながら、彼らに押し出されるように東へ進み、ついに馮異のいる湖にたどり着いたのである。
このときの鄧禹は、おそらくほとんど思考停止状態だったのではないだろうか。
もちろん彼の頭の中は常に回転を続けている。
この遠征の意義。長安を奪取することの意味。それが劉秀の天下統一にどれほどの影響があるか。そのために何をすべきだったか。これから何をすべきか。どうすればよいのか。何をすればよいのか。
それら一つ一つへの解答は思いつけている。だが今の鄧禹の頭の中心が真っ白で、思考のすべてが空転し、歯車がまったくかみ合っていない状態なのだ。
前述したように、鄧禹は選良だが、苦労や挫折を知らぬ机上の天才ではない。
その彼をしてもこれほどの挫折や転落は初めてで、しかもまだ底が見えていない。
だがそれが返って鄧禹の判断を狂わせる。
「赤眉さえ倒せば長安をまた奪取できる」
その認識は正しい。三輔における最大勢力である赤眉を倒せば、そして彼らを自らに吸収できれば、それは決して夢物語ではない。
しかし方法論がまったく現実から浮き上がっていて意味をなさない状態なのである。いっそ底の底まで落ちてしまえば鄧禹も正気に戻れるかもしれないのだが、それができないのだ。
馮異の言う通り、今の赤眉に正面から戦って勝てる者などまずいないのである。
実はそのことを鄧禹はうっすらと理解していた。彼の明晰さは、馮異の説く理を解せないほど曇り切ってはいない。
しかしその鄧禹の理性を吹き飛ばす大声が響く。
「なにを馬鹿な! そのように陛下の御手をわずらわせなくとも、いま申し上げた通り、将軍の用兵の冴えと我らの力があれば、赤眉を叩くなど造作もないことにござる! さ、将軍、どうぞ出撃を!」
鄧弘はいきり立つように、朗笑するように割り込んでくる。車騎将軍という立場から言えば決して僭越とは言えないが、現状を無視した非建設的な意見を押しつけようとしてくる鄧弘に、表情には出さないが、さすがの馮異も不快さを覚える。
それを見て取った鄧禹は一時会話を打ち切った。
「両将軍、そのあたりの話は後にしよう。まずは屯営地を設けねばならぬ。その指揮を執るため、馮将軍、ひとまず失礼する。また後でうかがうゆえそのときによろしく」
鄧禹は馮異に一礼すると、まだ何か言いたげな鄧弘をなだめながら、自軍の方へ戻っていった。
「……」
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