【完結】楽しい自然観察記録 主にツバメ【画像大量】

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テイク オフ カウント ダウン

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もうすっかり、大人顔になりました。
テイクオフまでカウントダウン状態です!





結構ガンつけられてる。

可愛いけど、なにか猛禽の顔でもある。目が鋭いよなあ。
そりゃそうだ、こいつら肉食鳥ですもん。虫の捕食に長けている小型肉食鳥。

全部の雛をワンショットがなかなか難しいですが、4羽居ます。
以前産卵後確認した卵も4個。そこから孵化は4羽。
脱落無し!優秀な親ですね~。

2回目の雛の給餌ショットをようやく撮れた!






順番に、親がやってくる、近づく、給餌、離れる。の画像。
どうにもボケてるのは許して~。飛ぶの早いし遠いし。私の機器ではこれが限界や。

最初の雛の時もアップはしてたけど、2番子雛たちの給餌ショットはまだでした。
最初と違って、2回目ってのは結構写真無精になるものです。これは実子でも同じなの。ごめんね~。


*****

このころは、猛暑日ばかり続き、かなり自分がバテてましてね。
自然観察に外をうろつくどころじゃなかった。
熱中症になっちまうよ~。
アイスじゃなくて、かき氷が欲しい~。

日中温度が高いほど、かき氷が売れるそうです。
アイスクリームって、こってりしてるもんね。サッパリのかき氷が食べたくなる世の中よ。
実際、カップかき氷ばっか食べてました。
かき氷機はあるのよ。電動。でもメンドクサイ。そこまでバテル猛暑かな。

このころ、鉄砲ユリが咲きだします。山道でポツポツ咲いてたけど、脇に停めて写真を撮る気力もないし、スペースもないし、後続車が居るしで、画像とれなかったよ。

極端な気温は、人から動く気力を奪う~。私は特に奪われる~。極端に寒くても暑くても。

脆弱な人類代表ですわ、ホント。



今回は、優秀な親ペアでしたが、毎度毎度上手くいく年ばかりではない。
失敗した年の思い出を語りましょうか。

玄関脇じゃなく、2階の軒下に巣を作ったペアの年。
いつもは下に巣を作るのに珍しい、でもあんまり人が来ない場所を選んだのかなあ、と思っていました。
観察自体は容易です。ベランダの所に巣を作ったので、見上げればすぐ様子が見られます。
そこは透明カーボネイト屋根が掛かってる部分で、物干し場ともなっていました。

屋根
軒下

透明カーボネイトひさし
物干し台
ベランダ
2階床
1階
地面


上から順にこんな構造

で、透明ひさしの下から子育てを見ていました。
まあ、新聞紙なんか下に敷けない。はしごも思うように掛けられないです。ベランダ全部覆う感じでひさしがあるから、登りづらいし、人が上がって行きづらい場所。

人家だけど人間をブロックできる場所を選んだんだ、良い場所だね~、と思ってた。
糞はボトボト落ち放題だ。しょうがない。

しかし、良い日々は続かなかった。
雛の産毛がソコソコ生えそろった所で、大きな台風がやってきた!!

軒下だから大丈夫かな~と思ってたんですよ。しかし、巣を台風の猛威が直撃しました。

台風一過、ベランダに洗濯物を持って登ったら、巣がボトっておちて、変に首が曲がった雛がその脇に~。

その時は、数羽居たはずなんですが、落っこちてたのは1羽だけ。他はカラスにでも取られたか、風で飛んでったのか、雨で流れたのか、見当たりませんでした。

あああ~、自然の猛威にやられたか、可哀そうに。もうこうなったらどうにもなりません。
子育て失敗したペアはもう戻ってきませんでした。

のこった巣と雛はずーっと透明屋根に落ちたまま。
雛は腐っていき、崩れた肉から羽がドンドン無くなっていく。
完全に腐ったら、徐々に小さい骨から雨で流れたり強い風で飛んでいき、2年かけて頭蓋骨だけになり、最後に3年目くらいで、頭の骨が無くなりました。

いまだに巣の土くれのカス、5cmくらいが残ってる。

掃除しないのかって?
だから~、はしごとかで登りづらい場所なんですって。上ツルツルだし。アブなすぎる。
掃除棒とかも伸ばしづらいし。ちょっとの汚れと命なら、命を取るわい。つうわけで放置です。


しっかし、リアル九相図ってかなあ。野犬ならぬ、スカベンジャーカラスがなぜ死体漁りに来なかった?それがちょっと不思議。
やっぱ、人の住居近くには用心して寄らないってことなんかな?
ツバメがカラス除けに人の住居近くに巣を作るのは、やはり正解なんでしょうね。

けど、その時のツバメは人の手が出しづら過ぎる所に巣を作ったのが失敗だったんですねえ。
玄関脇なら台風もしのげたのに。
なんなら、雛が落っこちたら、ひろってあげたりしてたのに。家はね。

2階のベランダの上はその後は全く入居者がおりません。
基本玄関脇が巣作り場所になってます。

やっぱ人の近くのがなにかと都合のいい場合が多いんじゃないすかね?
っつうのは、ケダモノだって、人をやっぱ見るんだよ。
奈良の鹿も、山のサルもね、時代の移り変わりや地域の違いで、ここの人間はやばい、ここの人間は大丈夫って学習すんの。
動物だって、脳みそ色々使うやつの方がさ、生き残って行くんだろうねぇ。








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