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日本語について考える２ 流動性が大きい

日本語について考えるシリーズにするとか言って、全然2回目やってなかった。

んじゃ、軽くやろっかね。

重みは無いよ～。

はい、これなーんだ？

上はひらがな。
下は崩し字

下のは、基本的に男性名です。
○○座衛門とか何衛門とかのね。最後の字はかなり形色々あるけど、基本、門です。
大抵〇衛門とかが基本だったそうで、そこが、一文字の「、い」程度にひっくるめて一文字で丸まってる略文字てのも結構あったそう。崩し方も人によって癖字や流行りすたりもあって、なかなかに一定じゃない。


ひらがなは今と違ってもう「け」だけで以上の通り。漢字をカナに使い、崩して使用するってのもザラだったらしい。

そういうわけだから、読み仮名を振るってのは結構大事だったようです。
浮世絵とか、読み本とかね。

現在の形に日本語が整ってきたのは、明治から。

言語ば統一せんと欧米に馬鹿にされうし、そしたら、侵略受けもすよ！

まあ、おおざっぱにいうと、そういう感じで標準語ってのが出来た。
その前はお国言葉。いわゆる方言ね。北と南の方言じゃ通じない事が多かった。
常用漢字が決められて、崩し字も減ってったの。瓦版が無くなっていき、凸版印刷、楷書オンリーです。

文字は拾えたかい？ジョバンニ～。

あの時代のバイトだね。

だからさ、標準な日本語っていうのは良いんだけど、正しい日本語って言われると、地方の人間たる私なんざは、糞イラっとするな。

中央の役人が決めた標準ってだけじゃろが。お国言葉とか使うオイラ達は間違ってんのかい。


なんかさ、昔テレビで若者言葉取り上げて、言葉の乱れ！嘆かわしい！とかコメンテーターがわいわい言ってたの見てさ、それはその仲間内の事でしょうよ。外で通じるって使ってるのは、一部で、基本きちんと標準話してんじゃないの？ってイライラした。

子供たちがワイワイ仲間内で合言葉使ってクラブ活動みたいに楽しんでるとこに、お説教オジサンがズカズカ割って入って、私が正しい事言ってるから言う事聞けえと、ご高説垂れ流す！

なにこいつ、なんにもわかってない癖にチョーウザ！って感じ。
これも、もう古いギャル言葉か？ｗ

家の年寄りが、半ボケし始まったとき、何言ってるかよくわかんなくてソレってどういう事ってよく聞いちゃったんだけど、そうすると、「そんぐれえ判じろ！」って言い返されたもんだ。流れ聞いて俺の言いたいことを判断しろ、そんくらい分かれ。って意味。

あんまり外れた事言われると判じるのにも苦労するが、ちょっとぐらいな、たしかに判じて判断してかないと、いちいち言葉の違いとか誤用とか、色々重箱の隅つっつくのもつつかれるのも嫌じゃね？それに、所詮そんなに言葉の意味の固定も長続きしねえしよ。

なので、自分は小説の感想は書くが、誤字脱字誤用なんかは、基本的に指摘しない。

しょせん、今使ってる日本語だって、あと５０年もすりゃ、ころっと変質したりするさ、日本語は柔らかスライムみたいな本質なんだから。

エッセイでは積極的にネットスラングもギャル語もJC語も使って行きたい、その時の気分でね。

あ、リアルでは、私、ごく普通の標準語ですよ。な、訛ってねじゃよ？ホンドダべ？