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気まま雑学２０ 夏も近づく八十八夜

さて、明日は2020年５月１日。今年の八十八夜です。
この日を境に霜が降りなくなるとか。
まあ、実際には冷夏の年とか霜降りてるみたいだけどなー。
今年は結構あったかそうだから、もう大丈夫かも？
なんかカッコウが鳴きだすと霜が降りないとか言われたりも。
でも降るときは降る。
まー、農作業の目安の歳時記っすね。
目安は目安。絶対じゃないのねん。
で、一応寒さとの決別の節目であり、この日から、農作業が本格化する目安の日であるということです。
で、なんで八十八夜かというと、米を分解すると八十八だからぽ。米が農作業の基準なのね。

ウィキによると、

八十八夜（はちじゅうはちや）は雑節のひとつで、立春を起算日（第1日目）として88日目（立春の87日後の日）にあたる。 

二十四節気は中国から入って来てますが、八十八夜は日本独自の雑節らしいです。

八十八夜で一番有名なのはお茶の歌ですよね。な～つも　ちーかづく　は～ちじゅう　はちや。
この時期のお茶は、実際栄養豊富らしいです。

なるほどねー。農作業の本格初めの目安日ねえ。
道理で今日散歩しておりましたら、あっちこっちの田んぼで水を入れ始めている光景を見ましたね。
現在は兼業がメインの農業。実際に作業を本格的にするのは、明日じゃなく、明後日の土曜日でしょうがねえ。

そうは言っても、今日、耕運機もチョコチョコと見ました。
代掻きのはじまりだ～。農地を耕す機械（マシーン）どもがうなりをあげると、それにつられて鳥類も顔を出す。
びっくりして飛び出した小動物。虫やらネズミやらを狙ってくるのね。地下茎の甘いところを狙ってるのもいるね。
草食も雑食も肉食もそろい踏みになりますなあ。
トンビとか普段そんなに田んぼに居ないけどね～。

ああ、なんか雉が畔をつついてたよ。
写真撮りたかったが、車の運転中。どうも間が悪い。雉と相性悪いのかもしれませんな。
養殖の雉食った事あるから恨まれてるのかねｗ雉肉はそりゃ美味しいよ！鶏の上位互換。まあ、どっちもキジ科、肉質は似ております。
そんなキジ科で一番美味なのはヤマドリと聞きますがネ。食べたことないなあ～。誰かおすすそ分けして～、ヤマドリ。


ま、代掻きの前に田に水を張らないとね。
用水路の近くの田から順番に水を引いていきます。水路に面していない時は、隣の田から水を渡される。そういうのを田わたしとも言うらしい。
皆でお互い様、譲り合い、協力。そういうことでやって行かないと田んぼって無理なんですね。こういう農作業とかの根底がみんなで自粛とかいうときの根底の意識とかにもなってんじゃないでしょうか？

昨今のも災害時のも、そういう際の秩序ある行動って、学校の教育もそうだけど、根本農作業の協力体制ってのが根っこにある気がするんです。

GWいつもと変わらず農作業の農業をされている方々。家庭菜園だって立派な農業。
経済に換算されないサイレント農業って奴ね、家庭菜園。
そういうのも重要なんだと思ってます。だって農地の整備って家庭菜園ごときであろうと大変ですから。これに関してはもっといろいろ言いたいくらいｗ

行楽に行けない分、小さくても菜園を作るってのも楽しいんじゃないでしょうかね。
鉢に紫蘇や小葱程度でもちょっとした緑にも癒されますよ。
キッチンハーブも良い物です。
ニンジンの頭を水耕栽培で葉っぱを伸ばす。実はニンジンの葉は防臭効果があるっぽい。葉っぱ齧るなり、ハーブティにすると少し口臭がマシになるらしいので、興味がある人はお試しください。

八十八夜どこいった？いや、お茶に絡んでますでしょ、ハーブティｗ

てな所です。では！