124 / 150
子供と野外遊び2 散歩の楽しみ 草花観察
しおりを挟む
遠出も良いですが、近場の散歩も楽しいものです。
特に、春は色々な動植物が生き生きとし、日々姿を変えていきます。
昨日はまだ芽だったのが、今日はもう5cmくらい伸びているイタドリとか。
散歩で目にする身近な生き物なんかの観察も楽しいものです。
で、道の草遊びを子供と一緒にやったりね。
最近は自宅待機要請されておりますけど、子供たちなんかは暇なので、公園やらそれこそ散歩やらで出てきていますね。その時ちょっと蘊蓄を垂れると尊敬されるかも?w会話も弾みます。
まあ、家の近所はそれこそ田舎なんで、色々野の草花やらそれ以外やら結構生き物と遭遇したりします。
近所を散歩する楽しみなんかについてツラツラと観察記録がてら書いて行きます。
こちらは何の変哲もない田舎の道路です。車は全く通っておりませんね。
それもそのはず。ドンドン進むと……?
はい!行き止まり~~~~!
あれですよ、コンクリートから人へってのが叫ばれた時期から、まったく工事が進んでおりません。
ここ開通すると、交通事情がすっごく良くなるはずだったのになあ。
大きなトラックが狭い道を通るような状況になってるんで、町の通行事情も悪いんだよね、今。
田舎の末端に時々ある問題です。
立派な道路が腐れてる状況。しかし、ご近所さんには公園代わりに有効利用されてますw
人が居ないとこを撮りましたけど、犬の散歩やら子供のボール遊びやら、スケボーの練習してる人やら、そこそこいらしてましたねw
まー、1km長くらいの4車線道路に総勢5人くらいでしたけど。
この道路が行き止まりの奥には……。
こういう予備道路?のような道が続いています。草ボーボーの土の道~。
これ悔しい事に、雉の番が居たんだよね。写真撮ろうとしてモタモタしてたら、逃げられてしまった。
あー、惜しかった。
今の時期は、雉の「ケーーー ケーーーン」って鳴き声が至るとこからするんですがね、姿が見れるのは案外無いもんなんです。藪の中に保護色で隠れてるもんなので。
意外とちょっとした藪にもいる。10本程度のスッカスカの林とかにいる時もある。
ちょっと倍率の良いカメラを持ってれば撮影は比較的簡単な鳥だと思うけど、自分の撮影機材はあまり上等じゃないのでダメですね~。
この道を軽く野草観察しながら行きますか。
日陰にはまだ若いスイバがあった。若いうちはお浸しとか油いためで食べられる。
いわゆるスカンポです。ちょっと折り取ってなめるとレモン系のすっぱみ。
あんまり酸っぱいの興味ないんで自分はちょっと舐める程度しか口にしたことないですが、ハーブ好きな人は若芽をサラダとかにするみたい。ハーブだと、ソレルっていうんですが、まるっきり同じではないですね。日本と欧米。違う品種ってなもんです。ソレルの葉っぱはあまり尖らず丸め。フランスでは結構定番の野菜っぽ。
今は大体はこんな感じになってますね。こうなっちゃうと、もうトウが立って渋みも強く出てる。
舐める程度ならいいけど、齧ると渋くなるよ!
近縁で間違えられやすい、ギシギシ
葉っぱがスイバよりかなり幅広で大きい。
まあ、野外でやむにやまれずお花摘み致し、紙が無い場合は、こちらをお尻に使うと結構拭き心地はよろしいです。
春の七草、ナズナ。若芽は癖なく食べられますがネ~。一般的にはぺんぺん草。雑草ですね。
種が出来た後の遊び方。
種の所。←の様にしてちょっと剥くように下げる。それで耳のそばでクルクル指で回しならがら振るとカシャカシャ音がします。
これ、かなり一般的な遊び方だと思ってたら、子供の友達たちに教えたら誰も知らなかった。
うわ~、外で草花で遊ぶって、もう殆ど絶滅危惧の遊びなんだなって思った。
カキドオシの群生。ロベリアにちょっと似てる花、折り取るとハッカと紫蘇が混じった系の爽やかなにおいがする。もっと育つと蔓状に地面を這い出す。これ、ハーブティ(薬草茶)にすると爽やかなミント系のお茶になります。
実は脂肪を溶かすとか言ってダイエットティーの原料になったりする。効果はどれほどなのかわからないけどw飲むだけで痩せるなどないのよ……。
アップ
カキドオシに似てる花・どこにでも生えてる雑草~。名前は正式には知らない。調べたらトキワハゼとかいうのが似てる。
人が踏み荒らしたりしてないような場所の斜面に生えていて土埃も被ってないような花なら、菫をちょっと摘み取って。
丸いトコをちょっと齧ると蜜が舐められる。ちょっぴり甘いです。
時期がすっかり過ぎたツクシ。
①のとこが固く、バサバサこんな風に開いていない時期の若い内なら、佃煮とか油いためで食べられるけどね。
独特な癖があり、私はあんま好きじゃない。
①んとこは取り除き、②んとこのギザギザは剥きとる様に取ってからじゃないと口当たりが悪く食べられないよ。
以前、一生懸命①頭と②袴と取り除いて油いためしたけど、さほど美味しくも無いから、もう取ってないし料理もしてない。
まー、春の珍味として、姿を残したまま油いためして出された場合は①の頭のとこと、②の袴のとこは魚の骨みたく口から出してくださいな。
出さなくても良い様に料理してる場合は良いけどね。
料亭さんなんかは、丸ごと食べられるよう料理にしてるんじゃなかろうか?(適当)
言わずと知れたタンポポ。実は食べられるんですよ。
今回は花のとこだけ。開いた奴はね、黒くて小さくて細い虫が入るからやめておいた方がイイと思う。
油いためすると、ちょっと開く。
これまたね、苦みがあってたいして美味しくはない。うーん。菊とか春菊のエグミとか苦みの強い奴。ゴーヤやフキノトウほどではないけど、私は好きじゃない苦み。
けどまあ、重曹や灰であく抜き処理すると結構苦みは抜けるらしい。苦みをちゃんと抜くと結構おいしいらしい。
在来種なら苦みがすくなくて、サラダに出来るとかいうけどね~。
そうは言っても、牧草畑で生き生き伸びてる、よっぽどいい状態のじゃないとだめじゃね?
道端とかグラウンドでへばりついて生えてるような奴は、美味しくないと思う。イヌネコのシっこも掛かってるだろうし。
今回はちゃんと犬猫はほぼ来ない奥地の物を採取し、調理しましたから、責任もって食べました。
あく抜き無しwいためる程度だとあんまり苦み抜けないw我ながら美味しくできなかったw
美味しい調理法をやらんでおいて文句を言うwだってそんなに好きじゃないのに、手間を掛けるの面倒なんだもんwww
まあ、キャンプでちょっと野菜が足りないとか、試しにちょっとゆでてみようなら、手間をかけても良いんじゃねっすか?思い出ですわw
如何でしょう?普段何気なく歩いている道にも、よく生えていがちな植物の蘊蓄いくつかを紹介してみました。
普通の散歩も、視点を変えると色々面白いと思います。
生き物観察も付けようと思いましたが、長くなりました。
次回は生き物観察も交えます。
特に、春は色々な動植物が生き生きとし、日々姿を変えていきます。
昨日はまだ芽だったのが、今日はもう5cmくらい伸びているイタドリとか。
散歩で目にする身近な生き物なんかの観察も楽しいものです。
で、道の草遊びを子供と一緒にやったりね。
最近は自宅待機要請されておりますけど、子供たちなんかは暇なので、公園やらそれこそ散歩やらで出てきていますね。その時ちょっと蘊蓄を垂れると尊敬されるかも?w会話も弾みます。
まあ、家の近所はそれこそ田舎なんで、色々野の草花やらそれ以外やら結構生き物と遭遇したりします。
近所を散歩する楽しみなんかについてツラツラと観察記録がてら書いて行きます。
こちらは何の変哲もない田舎の道路です。車は全く通っておりませんね。
それもそのはず。ドンドン進むと……?
はい!行き止まり~~~~!
あれですよ、コンクリートから人へってのが叫ばれた時期から、まったく工事が進んでおりません。
ここ開通すると、交通事情がすっごく良くなるはずだったのになあ。
大きなトラックが狭い道を通るような状況になってるんで、町の通行事情も悪いんだよね、今。
田舎の末端に時々ある問題です。
立派な道路が腐れてる状況。しかし、ご近所さんには公園代わりに有効利用されてますw
人が居ないとこを撮りましたけど、犬の散歩やら子供のボール遊びやら、スケボーの練習してる人やら、そこそこいらしてましたねw
まー、1km長くらいの4車線道路に総勢5人くらいでしたけど。
この道路が行き止まりの奥には……。
こういう予備道路?のような道が続いています。草ボーボーの土の道~。
これ悔しい事に、雉の番が居たんだよね。写真撮ろうとしてモタモタしてたら、逃げられてしまった。
あー、惜しかった。
今の時期は、雉の「ケーーー ケーーーン」って鳴き声が至るとこからするんですがね、姿が見れるのは案外無いもんなんです。藪の中に保護色で隠れてるもんなので。
意外とちょっとした藪にもいる。10本程度のスッカスカの林とかにいる時もある。
ちょっと倍率の良いカメラを持ってれば撮影は比較的簡単な鳥だと思うけど、自分の撮影機材はあまり上等じゃないのでダメですね~。
この道を軽く野草観察しながら行きますか。
日陰にはまだ若いスイバがあった。若いうちはお浸しとか油いためで食べられる。
いわゆるスカンポです。ちょっと折り取ってなめるとレモン系のすっぱみ。
あんまり酸っぱいの興味ないんで自分はちょっと舐める程度しか口にしたことないですが、ハーブ好きな人は若芽をサラダとかにするみたい。ハーブだと、ソレルっていうんですが、まるっきり同じではないですね。日本と欧米。違う品種ってなもんです。ソレルの葉っぱはあまり尖らず丸め。フランスでは結構定番の野菜っぽ。
今は大体はこんな感じになってますね。こうなっちゃうと、もうトウが立って渋みも強く出てる。
舐める程度ならいいけど、齧ると渋くなるよ!
近縁で間違えられやすい、ギシギシ
葉っぱがスイバよりかなり幅広で大きい。
まあ、野外でやむにやまれずお花摘み致し、紙が無い場合は、こちらをお尻に使うと結構拭き心地はよろしいです。
春の七草、ナズナ。若芽は癖なく食べられますがネ~。一般的にはぺんぺん草。雑草ですね。
種が出来た後の遊び方。
種の所。←の様にしてちょっと剥くように下げる。それで耳のそばでクルクル指で回しならがら振るとカシャカシャ音がします。
これ、かなり一般的な遊び方だと思ってたら、子供の友達たちに教えたら誰も知らなかった。
うわ~、外で草花で遊ぶって、もう殆ど絶滅危惧の遊びなんだなって思った。
カキドオシの群生。ロベリアにちょっと似てる花、折り取るとハッカと紫蘇が混じった系の爽やかなにおいがする。もっと育つと蔓状に地面を這い出す。これ、ハーブティ(薬草茶)にすると爽やかなミント系のお茶になります。
実は脂肪を溶かすとか言ってダイエットティーの原料になったりする。効果はどれほどなのかわからないけどw飲むだけで痩せるなどないのよ……。
アップ
カキドオシに似てる花・どこにでも生えてる雑草~。名前は正式には知らない。調べたらトキワハゼとかいうのが似てる。
人が踏み荒らしたりしてないような場所の斜面に生えていて土埃も被ってないような花なら、菫をちょっと摘み取って。
丸いトコをちょっと齧ると蜜が舐められる。ちょっぴり甘いです。
時期がすっかり過ぎたツクシ。
①のとこが固く、バサバサこんな風に開いていない時期の若い内なら、佃煮とか油いためで食べられるけどね。
独特な癖があり、私はあんま好きじゃない。
①んとこは取り除き、②んとこのギザギザは剥きとる様に取ってからじゃないと口当たりが悪く食べられないよ。
以前、一生懸命①頭と②袴と取り除いて油いためしたけど、さほど美味しくも無いから、もう取ってないし料理もしてない。
まー、春の珍味として、姿を残したまま油いためして出された場合は①の頭のとこと、②の袴のとこは魚の骨みたく口から出してくださいな。
出さなくても良い様に料理してる場合は良いけどね。
料亭さんなんかは、丸ごと食べられるよう料理にしてるんじゃなかろうか?(適当)
言わずと知れたタンポポ。実は食べられるんですよ。
今回は花のとこだけ。開いた奴はね、黒くて小さくて細い虫が入るからやめておいた方がイイと思う。
油いためすると、ちょっと開く。
これまたね、苦みがあってたいして美味しくはない。うーん。菊とか春菊のエグミとか苦みの強い奴。ゴーヤやフキノトウほどではないけど、私は好きじゃない苦み。
けどまあ、重曹や灰であく抜き処理すると結構苦みは抜けるらしい。苦みをちゃんと抜くと結構おいしいらしい。
在来種なら苦みがすくなくて、サラダに出来るとかいうけどね~。
そうは言っても、牧草畑で生き生き伸びてる、よっぽどいい状態のじゃないとだめじゃね?
道端とかグラウンドでへばりついて生えてるような奴は、美味しくないと思う。イヌネコのシっこも掛かってるだろうし。
今回はちゃんと犬猫はほぼ来ない奥地の物を採取し、調理しましたから、責任もって食べました。
あく抜き無しwいためる程度だとあんまり苦み抜けないw我ながら美味しくできなかったw
美味しい調理法をやらんでおいて文句を言うwだってそんなに好きじゃないのに、手間を掛けるの面倒なんだもんwww
まあ、キャンプでちょっと野菜が足りないとか、試しにちょっとゆでてみようなら、手間をかけても良いんじゃねっすか?思い出ですわw
如何でしょう?普段何気なく歩いている道にも、よく生えていがちな植物の蘊蓄いくつかを紹介してみました。
普通の散歩も、視点を変えると色々面白いと思います。
生き物観察も付けようと思いましたが、長くなりました。
次回は生き物観察も交えます。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる