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気まま雑学１２ 公共設備を大事にするのは珍しい？世界では乱暴にして壊すのがデフォだってよ

今回ね、本文から書いたんです。いつもはテーマのタイトル書いた後に本文なんですけどね。
なんかタイトルがまとまらなかったので、文章書いた後、よく見て考えてから書こうかなって。
そしたら、結局なんかパッとしないタイトルになった気がするｗ
まあいいや。
結局なんで海外は公共設備がすぐ壊れて、日本は公共設備を大事にしがちなのか？というのを色々考えたお話になるっすｗ


日本とヨーロッパの公共機関とか公共空間の扱いの違いってのについて、ちょっと考察したいと思います。
つか日本以外はね、かなり公共機関を乱暴に使ってるっぽいんですよね。ゴミとか落書きとか割れ窓も酷いっぽい。
この違いの典型的なのが分かりやすいのというか、資料が有るのがヨーロッパだから、それを対比の例にして色々と考察しますね。

参考
ヨーロッパの傭兵 (世界史リブレット) (日本語) 単行本 – 2003/6/1
鈴木 直志

まあ、結構この本の紹介になっちゃうかな？
ヨーロッパでは、国の戦争が日常茶飯事。つか、ほぼ国家交渉の手段というか、政治交渉というか、戦闘ありきで交渉するのね。
ちょっと決裂したら、すぐ派兵。んで、自領じゃ兵を賄い切れないので、傭兵に頼る。

戦闘で死ぬのは、じゃあ傭兵？いえいえ、傭兵はやばくなれば逃げます。
死亡率多いのはね、なんだかんだと農奴です。
現在の戦争でも、なんだかんだと一般人死亡って多いっしょ？爆撃とか地雷とか銃撃とか爆弾とか。まあ色々。
１３～１７世紀くらいだとさあ、農民なんて奴隷扱いっす。黒人が現れる以前は、国内で実質の奴隷を賄ってますからさ。
領地の農民なんて、貴族の道具・家具・農機具。だからこそ、生かさず殺さず。
なろう系の奴隷系の導入で虐待されてる事多いでしょ？あれ大間違いだよ。奴隷の扱いってさ、普通の車のディーラーを思い浮かべてね。お客さんへの売り物蹴って傷付けるとか、有り得ないっしょ？奴隷ってね、本当に純粋に売り物なの。人種差別とか、ヘイトの対象じゃないの。お客さんに売る、車。そういう感覚なので、虐待って一切有り得ないです。反抗的なのはさ、闘技場に送ってトラや象と戦ってもらう見世物に出すだけだからさ。
その辺、スパッとしてるからね欧米。首もその日に告げてＯＫだしね。使えないと首切りってだけ。

で、商人は商品を売ってるだけだから、高く売れる様にそこそこ綺麗にする。あくまでも欧米感覚よ？日本の和牛育成みたいに、マッサージして音楽掛けて毎日寝藁変えて、そこらのペットより上等な生活とかは無いです。あくまで通常の家畜程度の大事さ。
ですから、奴隷ってのは、買った人の大事な財産なの。農奴、領民は貴族の財産。農機具なの。

つうわけで、戦争になると、戦争相手にダメージを与えなきゃいけない。だから相手の財力も削らなきゃいけない。

そんなわけで、傭兵による、敵領地の農奴を壊す作業が発生するわけです。チェスだね～。取った後のコマは使わない。使わせない。
なんかこの部分のイメージが変に拡大したんじゃねえかね？奴隷虐待。
そりゃあもう敵対領地の領民をいたぶるってのはね、残虐大好きな猫がネズミを弄ぶがごとく、グロイぶっ壊しをしたみたいですよ。弓の的とか、木に縛り付けてどれだけ石投げつけたら死ぬかとかで賭け事とか、女は容赦なく輪姦な、婆もな。
当時のそういうのが常識であった立場の人間ですら、傭兵の敗戦地の農民への虐待虐殺はやりすぎてるとか、かなり抗議する文章を書いてるの。当時の人間ですらドン引きな事色々やってんだよ。

けどさ、そんなの言ってもね、傭兵の普段のうっぷん晴らしも有るのよ。実は雇い主からの待遇って、基本とっても悪いのよ。だって傭兵も食い詰め貧民なの、実態は。食えないからしょうがなく傭兵してて、おまけに雇い主からの兵站ってないの。だから敵国の領民から奪うのを許可されてんの、雇い主からね。
なんだかね、しょうがないのよね、貧すれば鈍するというか中身は実際には貧乏人同士の命がけの戦いなんだよ。だからヤバくなればすぐ逃げるし敵の領民は殺したり痛めつける。弱い物には強い、弱い物によるさらに弱い物いじめ。敗戦国の人員を普通は痛めつけるのが欧米よ。捕虜にして、身代金は古参の上位兵か貴族だけ。
捕虜として捕まったら待遇は良くはない。臭い飯だな。

これ、現代の欧米の一般人も持ってる性質っぽい。

つうのは、海外の反応系で、日本の公衆トイレとか、自販機を見て、うちの国ならすぐ破壊されてるよって書き込みが基本なんだよね。

欧米は生物相は貧弱なんだけど、平地が多くて移動しやすく天災も少ないので、大きく移動してはその土地の恵みを根こそぎ奪うってのが長年基本だったっポイ。
広大な土地にライバル種族と部族も多いの。だから見つけた有用なものは根こそぎ取りつくし、それでも残った根っことか掘り返し破壊して、余所の部族が取れないように、ライバルをつぶす行動ってのが当たり前っていう感じなのね。

一番それが分かりやすいのが、著作権と、ディズニーのあれこれ。
ライオンキングやら、アトランティス 失われた帝国やらｗ
すんごいパクリ指摘されてるけど、丸無視の厚顔無恥。お前らが著作権アメリカで登録してないのが悪い。
これ、中国でもかなりある。愛媛なんてのを中国が商標登録とかして、日本の本家が使えないとカナ。
最近地名については解除されてるっぽいが、中国は本当に油断ならん。

欧米も中国も、結局奪い去るのが通常の生活だったのよ。

日本も狩猟採集が長かったが、広い地域を好きに移動は出来なかった。山や川、移動には自然の勢いが強すぎた。
もう、ちょっと放置すると、ジャングルになるから。道も砂利道だとすぐ草生えるから。山で遭難って結構あるでしょ？素人がどうのじゃなく、結構山登りしてる人も意外と遭難する。日本の山ってね、木が生い茂ってるから迷いやすいのよ。欧米ってけっこう森もスカスカよ？映画で見ても見通しが良いよな～って何時も思う。日本じゃ有り得ない。下生え、藪、ものすげーぞ。結構高山いかないとスカスカになってこないし、そういう上でも意外と這松みっしりしてるし。

だから移動が結構厳しいので、地元の自然を大事にするようになったって所じゃないのかな。
蕨は群生地取りつくしても、蕨の塊根からまた生えるけど、クサソテツとかゼンマイとかは束に生えた所の芽を3本くらいは残さないと次が出ない。
キノコもそんな感じで、古くなったのとか小さすぎのは残しておく。決して取りつくさないのがマナーなの。
そうして資源大事にして、次にまた芽が出て残る様にしてたんですね。
そういうの欧米人ってあんま理解できないっぽい。全部取れよとか思うらしい。移動して狩猟する民族特有だな、後を考えない。
全部取ったら絶滅するじゃねえか。
さすが、全世界で多くの生物を全滅させてきた民族だぜ。マンモスとかモアとかドードーとか鳩の数種とかリクガメの数種とか。

取りつくす、でなければ破壊する。対して、取りつくさない、少しは残して保護する。
それが公共の場を綺麗にするのか、しないのかの違いに如実に表れてるんだろうなあと思います。
再生可能資源も大事だけど、再生されない公共設備はもっと大事。公共を大事にすれば、税金だって掛からないし、治安も向上するんだよ。

いたずら書きとか、乱暴にして壊すとかしないように、出来るだけ綺麗に使い、次の人の為にちょっとは気を使いましょうね。