ぷにぷにっき ～実際どうなの？それってさ～ 便利ツール・時事ネタ・読書感想・色々詰め合わせ雑記

英語について考える（１） ～そもそも英語ってどんな言語？苦手な人必見～

便利ツール話、第一回で、ワイヤレスイヤホンをどうして購入したかの理由が、英語の勉強のためでした。
自分が何でもう一回英語を勉強し直そうと思ったのかというと、子供の教育が主な理由ですね。

国＜小学校で英語教育義務化、そろそろ～ぉ、はっじめっるよ～。2020からだよぉ～5年生からだよぉ～。

私＜うおおおお、やっべぇぞこれ！英語なんぞもう～、まるでわからんでガンス！！


小学校の勉強って親が結構見ないとならんじゃないかよ～！丸付けとか、答案必死に見ながらせんといかんのかよ～。
あー、せめて中学英語まではエッチラオッチラ、今年からなんとか少しづつでも復習しようかって感じ。

で、最初はとにかく、図書館に行って、色々英語の本を借りました。
まずは、ちょっと勉強し直しするのに、自分や現在の英語の本の現状を偵察って感じ。
最初に参考書とか買うのから入ると、自分のレベルも把握できずに買うという、無駄使いも甚だしいことになっちゃうと思います。

で、その本も全部読んだとかいうかというと、あんまりそんなこともないんですがｗ
参考書とか、1冊2週間とかで読めるか？眠くなって読めないよ～。特に苦手なジャンルはよ～。
自分で興味惹かれた部分だけ、つまみ読みした感じ。

そうすると、大体基本的な日常会話ってのは、中学英語で事足りるって分かりました。
自分としても、中学英語までで十分と思ってたので、好都合です。
義務教育は中学まででガンス。
さすがに高校で親が宿題のチェックとか、丸付けまでしなくて良いやろがい？ってことで。

で、なるべく英語がすぐ出来る系の題名の本を数冊選んで読んでみました。
その中で、あ、英語ってそうだったのか！と、ごく初歩の初歩、英語ってどんな言葉？ってのを解説してくれてたのが以下の本。


英語がほとんど話せない人でも　1カ月でそこそこ話せるようになる本
出版社アスコム　2014/9/26 　山西治男 (著)

これ、ほとんど英語の例文は出てこないんですｗ
日本語と英語の違いを、分かりやすく解説した本ですね。
英語に必要なのは、3つの箱。SVOCM五文型とか言いません。

1つ目が、「だれが」の箱、２つ目が、「どうする」の箱、3つ目が「何を」の前の二つの箱以外のそれ以外を全部ぶち込む箱

ちょっと聞いただけだと、なんのこっちゃなんですが、この本を全部読めば英語の作りについてよくわかんなかった事が結構わかり、目から曇りガラスのハードコンタクトレンズがぼろっと取れた心地になります。

英語って、誰が、と、どうする、が滅茶苦茶重要で、かならず主語が無いといけないし、語順も重要で、順番が違うと話したいことが伝わらないんですね。
主語を省くと命令形になっちゃうの。
日本語だと
料理作るよ。
英語では
I cook
cookだけだと、料理作れって命令になるってのが、ああ、そうなのか！と結構ショックだったり。
日本人だと、カタコトでなんとか英語って時、主語省いちゃって、命令文になり勝ちになるってことかなあとか。

だから、最初の2つの箱が重要で、それ以外は3つ目の箱にとにかく入れる。
長文は、細かく区切りなおす。で、andとかでつなぐってことかと。
無理せず、箇条書き短文をとにかく作っていく感じが最初は大事なんかなとか。

誰の仕業でもない事柄でも、絶対主語が必要なんですね。
「雨が降っている」これは、「It is raining」
誰かは解らないけど、何者かがしているからそうなる。
その何者かが　It　になるんですねえ。
is　がbe動詞で、これは翻訳するべきじゃない、とにかく動きを表す語だと。だから3つの箱って解説。なるほどなあって。

この本は、どうにも英語って物に納得がいかなかった私に、英語の見方やとらえ方を変えさせてくれた本ですね。
だって、日本語だと、語順とかあんまり関係ないし、主語省いても良い事多いし。
英語はマグネットでくっ付けるべき場所とS極N極順番が違うとくっ付かないから、意味が通らない。
日本語はお餅の団子で、ぺたぺたどこでもくっ付くって感じかな。言葉の作りと考え方が全然違うのね。

しかしこれ、考え方や捉え方の本ですので、英語の参考書として例文がいっぱい欲しい、問題集が欲しいって人には、まったく向きませんｗ
中学生の1年生の最後か2年生の途中くらいに読むべき本じゃないのかな～？
ある程度英文になじんでる人には、バキっと嵌るけど、そもそも単語もよくわかんない、習ってない人には刺さらない。
そもそも、英語が苦手な人には良いけど、ある程度分かってる人には、大本の初歩なんで、まったく物足りないｗ

ですが、苦手だったけど、なんとかもう一回挑戦しようって人には、霧の中のちょっとした杖くらいにはなるかなって思います。
こちらを読んで、う～ん、そうだったのか、もう一回頑張るかってなりました。

自分的に、プログラミング言語に挑戦する気持ちｗ
語順が違う、言語を一か所間違うとエラーが起こるってまんまそうじゃね？
つか、そりゃそうなんですよね。最初期のプログラミング言語COBOL、これを最初に開発したのはアメリカ人女性のグレース・マレー・ホッパーです。つまり基本プログラミングってな英語で出来とると。

自分がこの人最初に知ったのは、「グレース・ホッパー　プログラミングの女王 」って絵本です。
基礎を探る、好奇心、それを認める。そういうの大事よって親の姿勢が産んだ、数学者の女性の絵本。

プログラミング教育始まるんだな～、まず子供にとっつきやすい絵本からって、図書館で借りた本ですね。
学び絵本シリーズって、ほんとバカになりませんよ。大事な所はぎゅっと詰まってて、解説が後に細かく乗っている。こっちを読み込むと大人もかなり勉強にもなる。一粒で2度おいしい。

そういえば、プログラミング教育も始まりますよね。これも2020年。なるほど、実は同じジャンルなんだなって思いました。


しかし、ITって何者かわからないけど、何かがいる、それを指し示す主語なんだってのを知ってねぇ、
スティーヴン・キングのホラー小説『IT-イット-』「それ」って奴。ようやっと本当の意味が分かった気がする。
正体のわからない何か、それがもたらす恐怖の話です。

これキングのホラーでもお気に入りの小説だったので、ITが何者かが雨を降らせる際の主語ってのを本で見て、あ、なるほど、単に名前の付けられない「それ」ってことじゃなかったんだとすぐ頭に浮かびましたね～

やっぱ勉強し直すと新たな発見ってのが出てくるもんです。