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読書感想系１「射程極振り弓おじさん」～最近のアルファポリスでの一番お気に入りの小説

射程極振り弓おじさん

これは楽しいｗ
未来のオンラインバーチャルゲームがテーマ。
ゲーム内では不遇な弓職を極めて、ゲーム内でのし上がるお話。

上記の感想で
とあるおっさんのＶＲＭＭＯ活動記
と、ちょっと似てると言われてこちらも拝見。
たしかに、VRMMOがテーマで、最初は弓職からで、これも不遇職ですね。

でも、その枠は同じでも、内部のキャラとかゲーム構造がちょっと違うから、全然別物として楽しめる。

私はどっちかというと、弓おじさんの方が好みですね。
たとえていうと、ソードワールドのテーブルトークRPGリプレイを見ている感覚に近いか。
ゲーム実況って、結構見てる方も盛り上がりますよね。自分がそのゲームに参戦したらっていう、そういう実感があると、感情移入しちゃうの。
上手いなあ、と思いました。
作中に登場するゲーム掲示板回も、とても良い感じです。
リアルっぽいかと言えば、ちょっと掲示板的にあり勝ちな荒れが足りないけどｗ
みんな実況に参加してるような気になって、作品のコメント欄も熱いのが楽しいｗ
コメントを含めて楽しい作品ってのはとてもいい作品だと思います。
良い読者さんが集まってるってことと、コメが良い感じになるように作者が気を配ってるってことでもありますね。

とあるおっさんの方は、なんかリプレイ感が少なくて、読み物の方に重きを置いてる感じですね。
リプレイ記じゃなくて、同じソードワールドでも、ロードス島戦記読んでるみたいな感じ。
AIが自我をかなり持ってて、プレイヤーといえど気を使わないといけない。
それはTRPGもあまりにゲスプレイだと、ゲーマスにペナ受けるんで気を使わなきゃならないんだけど、そういう設定っていうものと、実際に意思を持ってうろうろしてるってのは、やっぱなんか違いますからね。

TRPGと、キャストとの生のやり取りがある、ネズミの夢の国の違いか。

これは好みの問題ですねえ。生きたキャストとやり取りしたい人もいるし、生きたキャストとか要らないから、ゲームに参加した人員だけで楽しみたいという人もいるでしょ。

今後弓おじさんは発展が楽しみな感じなので、頑張っていただきたいものです。