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ニュース感想系１ 今日の衝撃～砂漠の緑化に尽くした中村哲医師の銃撃死亡事件

ペシャワール会　中村哲医師の銃殺事件が結構な衝撃で、それについて色々書きたいと思ったので、こんなエッセイ立ち上げました。

いや～、これ、かなり自分には衝撃でしたわ。
ほぼ砂漠の現地で灌漑を頑張ってたお方。
本来は医師で赴任したのに、そもそも人々の病気の原因、生活の困窮の原因は何かと考え、生活の基本は水だから、灌漑に手を付ける、を実践したお方。

そして、制御しずらい川に手を加え、緑地を広げ、ほとんど砂漠地の生活可能地をめっちゃ広げた立役者です。
でっかい重機とコンクリじゃないの。そりゃ、ショベルはあるけど、ホームシャベル的。自家用のシャベル機みたいなね。しょぼいので頑張ってるの。

日本の土手やつづみ、蛇篭で石をワイヤーで包んで自然に即した灌漑。
現地で無理なく、水不足の根本を改善出来る、寄り添える能力をお持ちの方だったのに、恩を仇で返された、な最後なのがねえ。

どこの国にも、不穏分子はいるけどね。

こういうの見ると、物語の勧善懲悪が根強い人気なのが、よくわかる。
理不尽なのよ、現実は。

この人の所属のペシャワール会、いい話だけとは限りませんよ。
基本、いい話を知った後は、それの対局もサーチするようにしてますが、会の胡散臭いとこも色々出てます。なんか新興宗教臭くなってて、中村さんを教祖に押し上げて寄付ガンガンつのってて的な。でも、やらない善より、やる偽善。仕事には報酬が必要だと思うから、嫌儲コメありだろなって見てたけど。

良いのと悪いの両面見ないとダメなのは基本だよね。

しかしながら、この象徴はまだ使えたのに、７０代でなくなるのは、あまりに惜しいし、命の奪われ方も非常に理不尽だ。
この方、ご本人は、非常に善意の人な感じなんですよね。周りは知らんけど。

それが尽くした地の人から殺されるねえ。めっちゃ切ないねえ。
心からご冥福をお祈りいたします。