1,232 / 1,270
第24章 ドラゴニックエスタ トライアル
第1224話 魚は好きだが釣りはできない
しおりを挟む
説明して、回路図の注文をしたところで、ミラージェたちとは別れることになった。出向は三日後。…なんというか商戦にもかかわらず、トップの2名に数字的な
強さはないので、ミラージェが会計と開発。そしてフェルミィが倉庫管理をしているらしく…こっちから官邸と検索、生活魔法を送り…一応独自性のチェックに使った二人のスキル”総務課”、”気配遮断”のスキルを貰っていった。総務課は計算とか、会計処理に強くなり、気配遮断は相手に認識されにくくなるというなんか微妙なスキルだ。但しお互いシーフにとってかなり有り難い。
「でも経験値倍化とか…。そんなスキルあったんですね。」
「という過去のスキルをポンポン渡せる人間ってぇ。恐ろしいねぇ。」
「わかる。」
「ですが、私達は…。」
「表に立たず、観察と情報収集に徹してくれ。大方…魔王軍が接触して彼女たちは補強されるからな。」
「ショップで買う事が出来るアイテムあれば買っていい?」
「予算が許すならOKだ。ただし自分の収益内で頼む。本はそっちで買って、学んでくれ。」
「了解ぃ。」
フェルミィは軽くうなずいていた。
「後…戦闘の際はできるだけ…。」
「大丈夫、出しゃばらないよぉ。こういうところで実力見せるの不味いっしょぉ?」
「ですね。後はこれの使い方が分かったので、後は回路図と後は…家電の分解ですかね。」
「でも開発って何そするんだ?」
「ああ、組み合わせる技術の知識について、そこの筒に向かってクイズを行えば基礎回路が亭に入ります。後はプラモの要領で組み立てればゲームでの開発が成功になります。ただしそこからのカスタマイズだと、パーツを一から作る必要があります。今だとこの風魔法水流エンジン用のプロペラとか。」
見せてもらったのはどう見ても船のプロペラであり、これを回転させれば水流が得られると言う物だ。飛鳥2に浸かった魔力エンジンタービンに似ている。
「これに風を送ればいいのか。」
「はい、風魔法は水の中でも使えるらしくこれを使えば舟などを魔力だけで動かせるという設計図で…。」
「当然?」
「作りました。可能です。」
ダークボックス加工は”一から全部作る”ことさえすれば地上に戻っても作れる。材料は魔石などなので、制作可能というわけだ。
「じゃ、後は…釣り船なんだよな、これ。」
「表にスタンドがあり、釣竿を垂らせます。ただし現実の釣り船と違い、かなり光速で動いていても釣り針さえたらせば釣れるものですから、かなり現実離れした竿ですよ。」
「釣りか…いい思い出ないな。」
意外と釣りは…そう言う事をする人間がいなかったせいか、興味はない。
「でもお刺身は好きだよぉ。」
「解体というスキルがあるらしく…学術系のようですね。取る気ないですけど。」
「さて、そろそろ…。」
「じゃ、またね―。」
フェルミィ達に見送られて…私は帰ることにした。船は…それなりに大きいキャラック船という感じだ。だが今後大きくなるだろう。どうなる事やら。
強さはないので、ミラージェが会計と開発。そしてフェルミィが倉庫管理をしているらしく…こっちから官邸と検索、生活魔法を送り…一応独自性のチェックに使った二人のスキル”総務課”、”気配遮断”のスキルを貰っていった。総務課は計算とか、会計処理に強くなり、気配遮断は相手に認識されにくくなるというなんか微妙なスキルだ。但しお互いシーフにとってかなり有り難い。
「でも経験値倍化とか…。そんなスキルあったんですね。」
「という過去のスキルをポンポン渡せる人間ってぇ。恐ろしいねぇ。」
「わかる。」
「ですが、私達は…。」
「表に立たず、観察と情報収集に徹してくれ。大方…魔王軍が接触して彼女たちは補強されるからな。」
「ショップで買う事が出来るアイテムあれば買っていい?」
「予算が許すならOKだ。ただし自分の収益内で頼む。本はそっちで買って、学んでくれ。」
「了解ぃ。」
フェルミィは軽くうなずいていた。
「後…戦闘の際はできるだけ…。」
「大丈夫、出しゃばらないよぉ。こういうところで実力見せるの不味いっしょぉ?」
「ですね。後はこれの使い方が分かったので、後は回路図と後は…家電の分解ですかね。」
「でも開発って何そするんだ?」
「ああ、組み合わせる技術の知識について、そこの筒に向かってクイズを行えば基礎回路が亭に入ります。後はプラモの要領で組み立てればゲームでの開発が成功になります。ただしそこからのカスタマイズだと、パーツを一から作る必要があります。今だとこの風魔法水流エンジン用のプロペラとか。」
見せてもらったのはどう見ても船のプロペラであり、これを回転させれば水流が得られると言う物だ。飛鳥2に浸かった魔力エンジンタービンに似ている。
「これに風を送ればいいのか。」
「はい、風魔法は水の中でも使えるらしくこれを使えば舟などを魔力だけで動かせるという設計図で…。」
「当然?」
「作りました。可能です。」
ダークボックス加工は”一から全部作る”ことさえすれば地上に戻っても作れる。材料は魔石などなので、制作可能というわけだ。
「じゃ、後は…釣り船なんだよな、これ。」
「表にスタンドがあり、釣竿を垂らせます。ただし現実の釣り船と違い、かなり光速で動いていても釣り針さえたらせば釣れるものですから、かなり現実離れした竿ですよ。」
「釣りか…いい思い出ないな。」
意外と釣りは…そう言う事をする人間がいなかったせいか、興味はない。
「でもお刺身は好きだよぉ。」
「解体というスキルがあるらしく…学術系のようですね。取る気ないですけど。」
「さて、そろそろ…。」
「じゃ、またね―。」
フェルミィ達に見送られて…私は帰ることにした。船は…それなりに大きいキャラック船という感じだ。だが今後大きくなるだろう。どうなる事やら。
0
お気に入りに追加
45
あなたにおすすめの小説
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
異世界に飛ばされた警備員は持ってた装備で無双する。
いけお
ファンタジー
交通誘導の仕事中に突然異世界に飛ばされてしまった警備員、交 誘二(こう ゆうじ)
面倒臭がりな神様は誘二の着ていた装備をチート化してしまう。
元の世界に戻る為、誘二は今日も誘導灯を振るい戦っている。
この世界におけるモンスターは、位置付け的にMMOの敵の様に何度でもリポップする設定となっております。本来オークやゴブリンを率いている筈の今後登場する予定の魔族達も、人達と同じ様に日々モンスターを狩りながら生活しています。
この世界における種族とは、リポップする事の無い1度死んでしまうと2度と現れる事の出来ない者達とお考えください。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
あなたがそう望んだから
まる
ファンタジー
「ちょっとアンタ!アンタよ!!アデライス・オールテア!」
思わず不快さに顔が歪みそうになり、慌てて扇で顔を隠す。
確か彼女は…最近編入してきたという男爵家の庶子の娘だったかしら。
喚き散らす娘が望んだのでその通りにしてあげましたわ。
○○○○○○○○○○
誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。
閲覧、しおり、お気に入りの登録ありがとうございました(*´ω`*)
何となくねっとりじわじわな感じになっていたらいいのにと思ったのですがどうなんでしょうね?
私はいけにえ
七辻ゆゆ
ファンタジー
「ねえ姉さん、どうせ生贄になって死ぬのに、どうしてご飯なんて食べるの? そんな良いものを食べたってどうせ無駄じゃない。ねえ、どうして食べてるの?」
ねっとりと息苦しくなるような声で妹が言う。
私はそうして、一緒に泣いてくれた妹がもう存在しないことを知ったのだ。
****リハビリに書いたのですがダークすぎる感じになってしまって、暗いのが好きな方いらっしゃったらどうぞ。
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
称号は神を土下座させた男。
春志乃
ファンタジー
「真尋くん! その人、そんなんだけど一応神様だよ! 偉い人なんだよ!」
「知るか。俺は常識を持ち合わせないクズにかける慈悲を持ち合わせてない。それにどうやら俺は死んだらしいのだから、刑務所も警察も法も無い。今ここでこいつを殺そうが生かそうが俺の自由だ。あいつが居ないなら地獄に落ちても同じだ。なあ、そうだろう? ティーンクトゥス」
「す、す、す、す、す、すみませんでしたあぁあああああああ!」
これは、馬鹿だけど憎み切れない神様ティーンクトゥスの為に剣と魔法、そして魔獣たちの息づくアーテル王国でチートが過ぎる男子高校生・水無月真尋が無自覚チートの親友・鈴木一路と共に神様の為と言いながら好き勝手に生きていく物語。
主人公は一途に幼馴染(女性)を想い続けます。話はゆっくり進んでいきます。
※教会、神父、などが出てきますが実在するものとは一切関係ありません。
※対応できない可能性がありますので、誤字脱字報告は不要です。
※無断転載は厳に禁じます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる