1,222 / 1,270
第24章 ドラゴニックエスタ トライアル
第1214話 雑草はないが雑木林はあるかもしれない
しおりを挟む
木材店などを紹介してもらうつもりで話をしたがどうも…木材は村の特産品扱いで貿易商人が一手に扱っていて、しかもそれが”丸太”のみだった。こうなると派閥
が関わるが。そうなると…。
「もしかしたら木材のランクを上げれば風呂に使える気ができるかもしれん。」
そう、村の特産品は投資によってランクを上げる事が出来て
「そうなると金でござるか?」
大下君は落胆していた。
「資金には上納金もあってそんなに投資に回せないでござる。しかも昨今はいろいろ貿易品が出回ってポテチも出てきたのでそれで油や食料品が変に極端な
値段になって苦しいでござる。」
「ポテチ…大方…。」
「そうでござる。海の関係の派閥が食料品に手を掛けたので!」、
「触るな。大方…もっとヤバい所に行きつく。」
「ん?どういう事でござるか?」
「手の物を忍ばせてある。いずれ報告が来ると思うが。同じプレイヤー同士なら2年後が怖いって事もありうる。刺激すると問題があるぞ。」
「わ、分かったでござる。でもやばいって…。」
「ギルド上層部とかだ。後…船を手に入れて対抗馬を作ってもいいが、船持っている貴族はいないんだろ?」
「確かにそうでござる。」
「となると、向こうの独断専行だ。逆におこぼれ貰いに行けばいい。こっちはこっちの資金稼ぎでいい。」
「やっぱりプレイヤー雇ってカードまわす方がいいでござるな。」
「だろうな。後ここで下ろしてくれ。私は調査に行ってくる。」
「では頼むでござる。本気で切実でござる。」
私は馬車を降りると、…見送って…まずはまずは木材の調査だ。
森の中をさ迷う事三日。そしてどうにか檜を発見した。20mクラスの大木だったが、伐採してゴーレムで運搬、どうも森の内部に…ここもゲームらしいが気候的
特色はなく適当にいろんな木が生えていた。そこで前世の記憶を頼りに木材を判別して回り、かなり山奥に行ったところで発見した。そしてダークボックスで木を
切り刻み…想定される大きさに現場でカットしては入れて乾燥させ、菅瀬された板材にしていった。かなり厚めだがちゃんと彫りも入れて組気にできるように細工した。こうしないと水が漏れるからだ。ガラスが発見されれば…又は火山があればいいがゲーム中で火山は”裏世界の入り口”ただ一つ。それ以外は不明と来ている。だからこそガラス…試してみるか。
「思いついて、すぐに着くとは思わんかったが…試すか。」
そう、現実世界に近いこの…砂漠の砂はサンディーンすぐそばの砂漠だ。だが砂漠の砂については痛い思い出もある。それがメッチャングの砂浜はガラスの結晶ではなく砂を焼いても解けず、ガラスにならなかった。がこっちの世界の砂はどうか?と言う事だ。当然魔法でも熱を出すことは出来ない。まずは炭焼き小屋を土で作り炭の作成を開始する。その間に…高熱炉の設計を開始する。そう、アンチョコである”異世界転生チート”関連の本だ。これに簡易的反射炉の設計図がある。それを基にガラス用高熱炉の作成を行う。土変化で手早く作成するが、弁当をそうとうかきこんで、頭痛と戦いつつ完成させた。
「魔法はこういう時に便利だ。ただし頭痛い。」
一人でつぶやくのが恥ずかしいが、一人が多いと喋らないと言語忘れそうで怖い。だから一人で夜勤する時は地味に呟いている。
「これができるなら、ホーローができるかもしれん。革命だな。」
が関わるが。そうなると…。
「もしかしたら木材のランクを上げれば風呂に使える気ができるかもしれん。」
そう、村の特産品は投資によってランクを上げる事が出来て
「そうなると金でござるか?」
大下君は落胆していた。
「資金には上納金もあってそんなに投資に回せないでござる。しかも昨今はいろいろ貿易品が出回ってポテチも出てきたのでそれで油や食料品が変に極端な
値段になって苦しいでござる。」
「ポテチ…大方…。」
「そうでござる。海の関係の派閥が食料品に手を掛けたので!」、
「触るな。大方…もっとヤバい所に行きつく。」
「ん?どういう事でござるか?」
「手の物を忍ばせてある。いずれ報告が来ると思うが。同じプレイヤー同士なら2年後が怖いって事もありうる。刺激すると問題があるぞ。」
「わ、分かったでござる。でもやばいって…。」
「ギルド上層部とかだ。後…船を手に入れて対抗馬を作ってもいいが、船持っている貴族はいないんだろ?」
「確かにそうでござる。」
「となると、向こうの独断専行だ。逆におこぼれ貰いに行けばいい。こっちはこっちの資金稼ぎでいい。」
「やっぱりプレイヤー雇ってカードまわす方がいいでござるな。」
「だろうな。後ここで下ろしてくれ。私は調査に行ってくる。」
「では頼むでござる。本気で切実でござる。」
私は馬車を降りると、…見送って…まずはまずは木材の調査だ。
森の中をさ迷う事三日。そしてどうにか檜を発見した。20mクラスの大木だったが、伐採してゴーレムで運搬、どうも森の内部に…ここもゲームらしいが気候的
特色はなく適当にいろんな木が生えていた。そこで前世の記憶を頼りに木材を判別して回り、かなり山奥に行ったところで発見した。そしてダークボックスで木を
切り刻み…想定される大きさに現場でカットしては入れて乾燥させ、菅瀬された板材にしていった。かなり厚めだがちゃんと彫りも入れて組気にできるように細工した。こうしないと水が漏れるからだ。ガラスが発見されれば…又は火山があればいいがゲーム中で火山は”裏世界の入り口”ただ一つ。それ以外は不明と来ている。だからこそガラス…試してみるか。
「思いついて、すぐに着くとは思わんかったが…試すか。」
そう、現実世界に近いこの…砂漠の砂はサンディーンすぐそばの砂漠だ。だが砂漠の砂については痛い思い出もある。それがメッチャングの砂浜はガラスの結晶ではなく砂を焼いても解けず、ガラスにならなかった。がこっちの世界の砂はどうか?と言う事だ。当然魔法でも熱を出すことは出来ない。まずは炭焼き小屋を土で作り炭の作成を開始する。その間に…高熱炉の設計を開始する。そう、アンチョコである”異世界転生チート”関連の本だ。これに簡易的反射炉の設計図がある。それを基にガラス用高熱炉の作成を行う。土変化で手早く作成するが、弁当をそうとうかきこんで、頭痛と戦いつつ完成させた。
「魔法はこういう時に便利だ。ただし頭痛い。」
一人でつぶやくのが恥ずかしいが、一人が多いと喋らないと言語忘れそうで怖い。だから一人で夜勤する時は地味に呟いている。
「これができるなら、ホーローができるかもしれん。革命だな。」
0
お気に入りに追加
45
あなたにおすすめの小説
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
あなたがそう望んだから
まる
ファンタジー
「ちょっとアンタ!アンタよ!!アデライス・オールテア!」
思わず不快さに顔が歪みそうになり、慌てて扇で顔を隠す。
確か彼女は…最近編入してきたという男爵家の庶子の娘だったかしら。
喚き散らす娘が望んだのでその通りにしてあげましたわ。
○○○○○○○○○○
誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。
閲覧、しおり、お気に入りの登録ありがとうございました(*´ω`*)
何となくねっとりじわじわな感じになっていたらいいのにと思ったのですがどうなんでしょうね?
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
称号は神を土下座させた男。
春志乃
ファンタジー
「真尋くん! その人、そんなんだけど一応神様だよ! 偉い人なんだよ!」
「知るか。俺は常識を持ち合わせないクズにかける慈悲を持ち合わせてない。それにどうやら俺は死んだらしいのだから、刑務所も警察も法も無い。今ここでこいつを殺そうが生かそうが俺の自由だ。あいつが居ないなら地獄に落ちても同じだ。なあ、そうだろう? ティーンクトゥス」
「す、す、す、す、す、すみませんでしたあぁあああああああ!」
これは、馬鹿だけど憎み切れない神様ティーンクトゥスの為に剣と魔法、そして魔獣たちの息づくアーテル王国でチートが過ぎる男子高校生・水無月真尋が無自覚チートの親友・鈴木一路と共に神様の為と言いながら好き勝手に生きていく物語。
主人公は一途に幼馴染(女性)を想い続けます。話はゆっくり進んでいきます。
※教会、神父、などが出てきますが実在するものとは一切関係ありません。
※対応できない可能性がありますので、誤字脱字報告は不要です。
※無断転載は厳に禁じます
かつて最弱だった魔獣4匹は、最強の頂きまで上り詰めたので同窓会をするようです。
カモミール
ファンタジー
「最強になったらまた会おう」
かつて親友だったスライム、蜘蛛、鳥、ドラゴン、
4匹は最弱ランクのモンスターは、
強さを求めて別々に旅に出る。
そして13年後、
最強になり、魔獣四王と恐れられるようになった彼女ら
は再び集う。
しかし、それは世界中の人々にとって脅威だった。
世間は4匹が好き勝手楽しむ度に
世界の危機と勘違いをしてしまうようで・・・?
*不定期更新です。
*スピンオフ(完結済み)
ヴァイロン家の少女が探す夢の続き~名家から追放された天才女騎士が最強の冒険者を目指すまでの物語~
掲載中です。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
HOT 1位!ファンタジー 3位! ありがとうございます!
父親が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
その他、多数投稿しています!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
転生調理令嬢は諦めることを知らない
eggy
ファンタジー
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。
それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。
子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫婦を領地領主邸に迎えることになった。
最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。
八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。
それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。
また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。
オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。
同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。
それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。
弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。
主人公が酷く虐げられる描写が苦手な方は、回避をお薦めします。そういう意味もあって、R15指定をしています。
追放令嬢ものに分類されるのでしょうが、追放後の展開はあまり類を見ないものになっていると思います。
2章立てになりますが、1章終盤から2章にかけては、「令嬢」のイメージがぶち壊されるかもしれません。不快に思われる方にはご容赦いただければと存じます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる