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第24章 ドラゴニックエスタ トライアル

第1194話 羽が生えた蜘蛛みたいな黒い塊

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そして風呂の手配を終えた後…我々は東に向かって進むことになった。をレベル上げたうえに…やはりニャオもショップ取り寄せで魔石を取り寄せマナバッテリー
ゴーレム回路を使ったシャドウゴーレムを使い移動を開始した。というのも、商会に…こっちから貴族経由で売れば、自分たちが懇意にしている貴族から資金た提供される。こっちの金はこっちで稼がないといけないルールである以上これは仕方のない事だ。でも商売か。
「飛ぶんだな。」
「影は僕の肉体だから、経由させて風魔法使えばこのゴーレムに風魔法を適応できるんだ。例えば浮遊とかジャンプとかでいいなら。」
「確かにそうだな。」
 でもそれだとゴーレムに乗っている間休めない…そして魔力の…ああ、そう言う事か。魔力の供給はミナ嬢が行い、ゴーレムの魔法制御はニャオが行っていた。
そうする事で魔力の負担を分割で着てかなり光速に移動できる。ゴーレムの維持だけなら魔力は多くほしくなく、そして実はシャドウゴーレムの特徴に最大MPさえ
削れば重さがない事が上げられる。どっちかというトカゲという名の魔力力場と言っていいだろうこれは、物を押しとどめられる主なのない物質という事にもなる。だから回路の魔力負担はほぼない。まあ、ダークマターとダークボックスは双方最大MPを削って効果を出すので、魔力の鍛錬なしに使いこなせないのが欠点だ。地味に最大MPが減る支援系魔法が多くてきつい。
「でも飛ぶと…全く障害ないですね。」
 ミナさんも感心して下を見つめていた。
「だよね。これならすぐに着くよ。」
「でも一つ聞いていいか?」
「何?」
「何で形状が、長い羽根に丸いゴンドラと…長い脚とか言う奇妙な外見なんだ?」
「それが…練習した結果一度地面を蹴らないとジャンプが機能しないんだよ。足場の魔法もあるんだけど。」
 足場は自分が足を一定以上伸ばすと、そこに抵抗が生まれて地面にいるように動ける。俗に言う二段ジャンプが可能になる。が足場を5秒出すだけで30MPを使う
大食いする燃費の悪い魔法だ。ついでにゆっくり降りるだけなら浮遊で十分だ。で、問題はここからだ。ジャンプの魔法は一番消費が低く…かつ風魔法全部の基本だ。だがこいつは空中で発動しても…反動が無くて機能しない。地上や障害物がある場所でのみ機能するから…前に動画で見た三日月ナギサは地面すれすれにジャンプして機動力を上げることをしている。さらに自分の影をあえて操作せず追従させて、自分の影に潜って相手を抜けて移動する影移動を使ったりと…まるでテレポートみたいな挙動もしている。
「で、足を長くして、衝撃を感じたらジャンプの魔法を使って、後は翼で滑空すれば消費も楽かなって。」
「それ位なら休憩したほうがいいぞ。緊張状態にある時はMPが回復しないからな。」
 これもMPあるあるというか…私の体験談だ。戦闘中とか緊張しているときは脳が休まらず、結局MPが回復しない。だから、適度に休んで休憩したりする。また
分体のうちだれかは休んだりして、そこにINTの割合多く振ったりして…MPを戦闘中工面する場合もあるが、基本はそんな事せず細かい休憩と栄養が一番効く。
「ならちょっと休むかな、これで飛行魔法が完成すれば移動が楽になりそうじゃん。」
「だけどそれで…いざという時に動けないなら意味ないぜ。」
 ユリアの意見の方が普通は重視される。何せドラゴニックエスタの後半には空を飛ぶ魔物が大量に出る。それが空中を飛んでいる私達に襲ってこないとは言えないからだ
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