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第24章 ドラゴニックエスタ トライアル
第1181話 皆バラバラに…出遅れ感。
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それからピクニックに行く感じで大体3時間歩いて中ボスらしきオーガだったりホブゴブリンナイトだったり。そう言う亜種とかが襲ってきた。がカードは大抵ある。4方向に一枚づつだ。だが、中味は分からない。そして…。
「これきつくない?」
「戦闘4回の代償…と見ればいいんだろう、よくあるこっちのレベルに合わせた敵が出て来るってパターンだ。」
「これは色々検証しがいがあるね。」
「…いや、時間食うだけだ。他の人に任せるべきだ。オーブには利点がある。という事だが…まあ、暇ならやった方がいいかもしれん。それにソロだとどうなるのか。」
「レベルだけで、死ぬ可能性があるじゃねえか。どうするんだよ。」
「…まあ…うん。検証はやめよう。」
死んでどうなるかの実験こそ、他人に任せるべきで、ニャオとかもわかってくれた。私もしたくないな。が手に入ったカードの枚数は3枚。一か所だけ存在しておらず。これで、ランダム性があり、運が良ければ4枚という事になる。」
「が、どっちでもいいけどとっとと帰りたいぜ。精神がイカれる。」
問題はここの宿屋のシステムがゲームの宿屋を100%再現していて…なんと宿屋で金を払うと、全員の意識が飛び、そのままの格好でHPとかだけが回復している。そして手弁当をくれる。内容は野菜のサンドイッチだ。ハムはない。という内容だった。がこれが三日目になるそ…大体一日6時間の徒歩だけが残り…精神的苦痛が
えぐい。なので、私としては今後受けたくない依頼だ。
「帰るぜ、大方無茶苦茶早い。」
「分かったそうしよう。」
そう言って村に帰り…3時間のピクニック4回目が終わった。そして正午まで暇のまま待たされるという事が起きたトラブル以外は大したことは起きなかった。それ込みで。
「絶対二度とやりたくないぞこれ。」
「だよね。」
「同意します。」
3人はとっとと家に帰って…私は報告に向かった。いや彼らはついて来てもいいと言ったが…細かい報告があるというと、すぐに帰っていった。なんかリーダーの役を私にやらせてないか?もっとこう…まあ…すぐに家に到着した。
「というわけだ。」
「分かったがつらそうでござる。でも割り切った上で行くなら、行けるでござるな。」
「そんな不思議な事になっていたのですか?」
流石に…大下君たちの方も色々考える所があるのだろう。
「文字の美味い下手があるから、上場は伝えた。後はこの情報は任せる。」
「…もう少しお願いできないでござるか?なんかプレイヤーを抱え込めばカードが増えるなら…いや…すまないでござる。」
大下君は無理強いをしようとして辞めたらしい。
「すいませんがイルパさんの顔が、どんどん険しくなっていますわ。」
「いや、すまない。大体24時間昼のまま4回もあるかされれると…精神的に休まらない。しかも結構な強敵が来たからな。場合によっては失敗もありうるだろう。厳選したほうがいい。ただ、私達のレベル以外の人間にやらせて効果を確認するのは…私達には無理だと思って欲しい。」
「そこまでお嫌いなのですね。」
「あとトウシュ様。できればカードの内容を口伝で教えて欲しいでござる。」
「それは分かりましたわ。」
どう見ても男女逆だが…というか…。
「もしかして夫人の方は開拓の操作をしていないのか?」
「その操作ができるのは当主だけでござる。拙者は週に一回あるお茶会に行き夫人の集まりに行くだけでござる。しかもみんな結構分厚い服を着るので見栄えが無くてゲーム脳の拙者にはお茶会の方がきついでござる。」
どうも、お茶会があり、そこで単に話をするだけなのだが、大下君的にはここで問題があるのはエロい目でご婦人を見ようにも中世再現のせいで、分厚くて色まで
少ない衣装しかない。しかも同性相手なら、そこまで大差ない服装。ゲームにあるようなデザイナー服ではないために色以外は…模様さえないのが多い。ゲームの衣装は何処かは露出させていたり、揺れる箇所が多くて、会話において暇という観点での目のやり場さえ困らない。
「というか殿方はそんな事を?」
「拙者、お茶会とやらに行くのでござるが同じ派閥の女性でいつも一緒でござる。レイロード家ではそれもないから手伝うとか、暇つぶしはいくらでもあったでござるがここでは何もないでござる。」
「…確かに…。」
「暇…か。」
「よく城を抜け出してという意味が分かってきたでござる。下手すれば並のブラック企業よりこの姫様家業は苦痛でござる。」
「なんですの?そのぶら・・・とかなんとか?」
レイロード嬢は困惑しているようだ。
「魔王語って奴だな。」
「そうですの?暇…確かにそうですわね。これでは練習にもなりませんの。本来の当主はもっと忙しいですの。書類の整備とかですの。」
「そう言えばレイロード家では跡取りはいるのか?」
「はい。私以外に兄と姉が一人づつ。一応名門と呼ばれるのですが…兄は警備隊の見回りを多くしてまして。姉も管理小屋の管理を。」
「管理小屋?」
「はい、収穫した穀物の整頓や数の確認ですわ。これを備蓄しておいて非常時には分け与えるのです。その為に数字に強いエナリシアさんが物の三日で数え終わった
時には姉は泣いて喜んでましたの。」
「それは…。」
頭が悪いと言おうとして口が止まった気がした。そうだよな。小学生が何も学ばない状態からここまで来れればむしろ…努力したと思っていい。あの柴崎さんは
はっきり言ってエリート中のエリート会計士の能力を持つ計算のスペシャリストだ。
「そうだな、そう言えばエナリシアはこの地にいるのか?」
「今はいないでござる。行商の旅に出ているはずでござる。」
「ん?状況を聞かせてくれないか?」
大下君に聞いたパーティ6名の状況は複雑だった。パオメイとラクリッチェは剣闘士として闘技場で剣闘士プレイを。そして柴崎さんはこの上の伯爵家…派閥の
リーダーの所に仕える大商人として、最後に田中さんは錬金術師としてこの町のどこかで道具屋を開いているという。それぞれゲームが違うらしく協力体制を取ったものの、ジャンルが違い過ぎてかみ合わない模様。
「というか…釣りギルドに、海運でござるか?」
「販路…そう言えばそう言うコマンドがございました。という事は…。」
「場合によっては出遅れたって事だ。」
これも欠点かもしれん、当主が村の整備方法とかよく知らないらしくて勘違いしていたらしい。
「これきつくない?」
「戦闘4回の代償…と見ればいいんだろう、よくあるこっちのレベルに合わせた敵が出て来るってパターンだ。」
「これは色々検証しがいがあるね。」
「…いや、時間食うだけだ。他の人に任せるべきだ。オーブには利点がある。という事だが…まあ、暇ならやった方がいいかもしれん。それにソロだとどうなるのか。」
「レベルだけで、死ぬ可能性があるじゃねえか。どうするんだよ。」
「…まあ…うん。検証はやめよう。」
死んでどうなるかの実験こそ、他人に任せるべきで、ニャオとかもわかってくれた。私もしたくないな。が手に入ったカードの枚数は3枚。一か所だけ存在しておらず。これで、ランダム性があり、運が良ければ4枚という事になる。」
「が、どっちでもいいけどとっとと帰りたいぜ。精神がイカれる。」
問題はここの宿屋のシステムがゲームの宿屋を100%再現していて…なんと宿屋で金を払うと、全員の意識が飛び、そのままの格好でHPとかだけが回復している。そして手弁当をくれる。内容は野菜のサンドイッチだ。ハムはない。という内容だった。がこれが三日目になるそ…大体一日6時間の徒歩だけが残り…精神的苦痛が
えぐい。なので、私としては今後受けたくない依頼だ。
「帰るぜ、大方無茶苦茶早い。」
「分かったそうしよう。」
そう言って村に帰り…3時間のピクニック4回目が終わった。そして正午まで暇のまま待たされるという事が起きたトラブル以外は大したことは起きなかった。それ込みで。
「絶対二度とやりたくないぞこれ。」
「だよね。」
「同意します。」
3人はとっとと家に帰って…私は報告に向かった。いや彼らはついて来てもいいと言ったが…細かい報告があるというと、すぐに帰っていった。なんかリーダーの役を私にやらせてないか?もっとこう…まあ…すぐに家に到着した。
「というわけだ。」
「分かったがつらそうでござる。でも割り切った上で行くなら、行けるでござるな。」
「そんな不思議な事になっていたのですか?」
流石に…大下君たちの方も色々考える所があるのだろう。
「文字の美味い下手があるから、上場は伝えた。後はこの情報は任せる。」
「…もう少しお願いできないでござるか?なんかプレイヤーを抱え込めばカードが増えるなら…いや…すまないでござる。」
大下君は無理強いをしようとして辞めたらしい。
「すいませんがイルパさんの顔が、どんどん険しくなっていますわ。」
「いや、すまない。大体24時間昼のまま4回もあるかされれると…精神的に休まらない。しかも結構な強敵が来たからな。場合によっては失敗もありうるだろう。厳選したほうがいい。ただ、私達のレベル以外の人間にやらせて効果を確認するのは…私達には無理だと思って欲しい。」
「そこまでお嫌いなのですね。」
「あとトウシュ様。できればカードの内容を口伝で教えて欲しいでござる。」
「それは分かりましたわ。」
どう見ても男女逆だが…というか…。
「もしかして夫人の方は開拓の操作をしていないのか?」
「その操作ができるのは当主だけでござる。拙者は週に一回あるお茶会に行き夫人の集まりに行くだけでござる。しかもみんな結構分厚い服を着るので見栄えが無くてゲーム脳の拙者にはお茶会の方がきついでござる。」
どうも、お茶会があり、そこで単に話をするだけなのだが、大下君的にはここで問題があるのはエロい目でご婦人を見ようにも中世再現のせいで、分厚くて色まで
少ない衣装しかない。しかも同性相手なら、そこまで大差ない服装。ゲームにあるようなデザイナー服ではないために色以外は…模様さえないのが多い。ゲームの衣装は何処かは露出させていたり、揺れる箇所が多くて、会話において暇という観点での目のやり場さえ困らない。
「というか殿方はそんな事を?」
「拙者、お茶会とやらに行くのでござるが同じ派閥の女性でいつも一緒でござる。レイロード家ではそれもないから手伝うとか、暇つぶしはいくらでもあったでござるがここでは何もないでござる。」
「…確かに…。」
「暇…か。」
「よく城を抜け出してという意味が分かってきたでござる。下手すれば並のブラック企業よりこの姫様家業は苦痛でござる。」
「なんですの?そのぶら・・・とかなんとか?」
レイロード嬢は困惑しているようだ。
「魔王語って奴だな。」
「そうですの?暇…確かにそうですわね。これでは練習にもなりませんの。本来の当主はもっと忙しいですの。書類の整備とかですの。」
「そう言えばレイロード家では跡取りはいるのか?」
「はい。私以外に兄と姉が一人づつ。一応名門と呼ばれるのですが…兄は警備隊の見回りを多くしてまして。姉も管理小屋の管理を。」
「管理小屋?」
「はい、収穫した穀物の整頓や数の確認ですわ。これを備蓄しておいて非常時には分け与えるのです。その為に数字に強いエナリシアさんが物の三日で数え終わった
時には姉は泣いて喜んでましたの。」
「それは…。」
頭が悪いと言おうとして口が止まった気がした。そうだよな。小学生が何も学ばない状態からここまで来れればむしろ…努力したと思っていい。あの柴崎さんは
はっきり言ってエリート中のエリート会計士の能力を持つ計算のスペシャリストだ。
「そうだな、そう言えばエナリシアはこの地にいるのか?」
「今はいないでござる。行商の旅に出ているはずでござる。」
「ん?状況を聞かせてくれないか?」
大下君に聞いたパーティ6名の状況は複雑だった。パオメイとラクリッチェは剣闘士として闘技場で剣闘士プレイを。そして柴崎さんはこの上の伯爵家…派閥の
リーダーの所に仕える大商人として、最後に田中さんは錬金術師としてこの町のどこかで道具屋を開いているという。それぞれゲームが違うらしく協力体制を取ったものの、ジャンルが違い過ぎてかみ合わない模様。
「というか…釣りギルドに、海運でござるか?」
「販路…そう言えばそう言うコマンドがございました。という事は…。」
「場合によっては出遅れたって事だ。」
これも欠点かもしれん、当主が村の整備方法とかよく知らないらしくて勘違いしていたらしい。
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