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第24章 ドラゴニックエスタ トライアル
第1166話 ゴーレムに任せて寝転んでいても、戦闘は可能です。
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それから全員で西のゴールディに向かう事になった。図らずも同じ名前の都市があるとはね。いや、そっちに合わせたというべきか。只移動はシャドウゴーレムで
走らせることになったが、意外と休憩が多かった。というのもシャドウゴーレムの欠点はMP維持費が非常に高い事だ。まずダークマターやダークボックスで最大
MPが削られ、その上にゴーレム回路に充電…なのか?魔力充填しないといけない。ついでにこのゴーレム回路はうちでの販売時だと2時間動かせばMPが枯渇する値となっている。そして数億するんだ。この回路。元々マナバッテリーを1点分個作るのでさえ1000万MP近い魔石が欲しい。その上2時間稼働で大体…
40点ほど欲しい。これだけで4億が材料費で欲しい。これに作成できる技術者であることが要求される。また魔石自体が現在作成法は魔物側以外判明していない。
そう、これダンジョンから手に入った魔石で細かく材料を作っていかないと手に入らないんだ。だから、…ザガートンで展開されているゴーレム車は勇者大陸で
大量に魔石を購入して作ったことになっている。なお、本当に在庫が余って困っていたギルドからも買っている。
「でも疲れるね。これ。」
「そう言う物だよ、ボーイ、」
「そうだな、俺達も魔法があればいいんだが魔法使いの役割だぜ。」
「改造できないかな?」
「あるにはある。が金持ちだな。金額がおかしくなる。」
「何それ?」
「単純にMPを供給する側と運転側と分ければいい。」
その話には全員が首を傾ける。
「意味が分からん。」
「二つゴーレム回路を持ち込んで満タン側を運転者が使う。運転している間にこっちで空になったゴーレム回路のMPを補充するって事だ。」
「補充方法とかあるのかよ。」
「魔力を込める魔法回路がある。それで自分以外からMPを貰うんだ。」
これは乗り合いゴーレム者にも搭載されたシステムだ。お客からMPを自然回復程度貰い、当然搭乗者からも貰う。そうする事で燃料を保持できるようにしている。なお…そっちに使う最大容量は半日は持つだけ貯められる。だからまあ、乗り合いゴーレム車の加算は難しい。但しその分利益もあるので、安くもできる。なにより
「確かにそれなら楽だね。」
「でもそんな人数MPを貯まるか?」
「小さい子でも20Mp程度はあるからな。」
「確かに合理的ですが、それだと交代要員を確保できませんよ。」
「それはある。ただしそれを回復させるのも…仕事じゃないか?」
「ミナ。確かにそっちの方が楽だね。ただ、回路って壊れない?」
「そこが問題でね、普通に使う集積回路で使う魔石だと振動で砕ける。壊さない被覆配線の開発が欲しい。」
「難しくなったな。」
「というか、そういうことできるの?」
魔石自体は非常にもろく、しかも人間が触っているとすぐに壊れる欠点がある。
「そこは開発中だな。ある程度壊れない物なら、何かに包んでしまえばいい。が被覆にはならないんだ。」
「詳しく。」
なぜかそこにミナさんが興味を持っていた。
「被覆は実は工業技術でね。」
「ん?何かで包むとは違うんだ。」
「あれは電気分解を使ったりしてコーティングする行為なんだ。だからまず固まりやすくて、固まって柔らかいゴムの木とかそう言う…液体が欲しいんだ。だが、それら含めこの世界の植物とかの研究もまだなら、さらにそう言う技術もない。サバイバルやっているときに工業品作れと言うのは機械作ってその先だから出来ないと分かり切ってる奴にできない技術を伝えるのは…無茶にもほどがあるよ。」
「確かにだ。」
「そうですね。」
「それにだ、この世界の植物とか、地球にはない植物が多すぎる。だから外見が似てても全部一から研究しないと…結果は得られないそうだ。」
最近軌道に乗り始めた俊三さんの研究は実際自分が知っているあらゆる科学試験を適当な植物全てにやることから始まっているらしい。DPもそのための研究施設
が優先されていて、更にスライム研究も並行している。只結果がいつできるかは不明な基礎研究らしくて。それを動植物にも広げてくれている。大体大都市並みの
敷地に巨大研究所を作り、セージオウルを使って研究結果をまとめる。これこそ研究のだいご味らしい。その中で面白い効果が出てこればそれを使ったものを作る。
だからまあ…実際俊三さんはほぼすべての分配DPを研究に注ぎ込んでいる。
「うはぁ。」
「じゃあ、似てる植物だからって…同じものとは限らないの?」
「と言える。実際麦でも撒いただけで芽が出る非常に楽だけどうまくない小麦というのもあった。」
「…それは、行けませんが、でも確かに生存ではほしいですね。」
「それは、いばらの道だな。やらなくちゃいけないが、いばらの道…か。」
「きついね、でもダンマスは無限の時間がある…とはいえ…辛いね。」
そう、無限の時間があっても…楽な事なんて少ないんだ。実際は。
走らせることになったが、意外と休憩が多かった。というのもシャドウゴーレムの欠点はMP維持費が非常に高い事だ。まずダークマターやダークボックスで最大
MPが削られ、その上にゴーレム回路に充電…なのか?魔力充填しないといけない。ついでにこのゴーレム回路はうちでの販売時だと2時間動かせばMPが枯渇する値となっている。そして数億するんだ。この回路。元々マナバッテリーを1点分個作るのでさえ1000万MP近い魔石が欲しい。その上2時間稼働で大体…
40点ほど欲しい。これだけで4億が材料費で欲しい。これに作成できる技術者であることが要求される。また魔石自体が現在作成法は魔物側以外判明していない。
そう、これダンジョンから手に入った魔石で細かく材料を作っていかないと手に入らないんだ。だから、…ザガートンで展開されているゴーレム車は勇者大陸で
大量に魔石を購入して作ったことになっている。なお、本当に在庫が余って困っていたギルドからも買っている。
「でも疲れるね。これ。」
「そう言う物だよ、ボーイ、」
「そうだな、俺達も魔法があればいいんだが魔法使いの役割だぜ。」
「改造できないかな?」
「あるにはある。が金持ちだな。金額がおかしくなる。」
「何それ?」
「単純にMPを供給する側と運転側と分ければいい。」
その話には全員が首を傾ける。
「意味が分からん。」
「二つゴーレム回路を持ち込んで満タン側を運転者が使う。運転している間にこっちで空になったゴーレム回路のMPを補充するって事だ。」
「補充方法とかあるのかよ。」
「魔力を込める魔法回路がある。それで自分以外からMPを貰うんだ。」
これは乗り合いゴーレム者にも搭載されたシステムだ。お客からMPを自然回復程度貰い、当然搭乗者からも貰う。そうする事で燃料を保持できるようにしている。なお…そっちに使う最大容量は半日は持つだけ貯められる。だからまあ、乗り合いゴーレム車の加算は難しい。但しその分利益もあるので、安くもできる。なにより
「確かにそれなら楽だね。」
「でもそんな人数MPを貯まるか?」
「小さい子でも20Mp程度はあるからな。」
「確かに合理的ですが、それだと交代要員を確保できませんよ。」
「それはある。ただしそれを回復させるのも…仕事じゃないか?」
「ミナ。確かにそっちの方が楽だね。ただ、回路って壊れない?」
「そこが問題でね、普通に使う集積回路で使う魔石だと振動で砕ける。壊さない被覆配線の開発が欲しい。」
「難しくなったな。」
「というか、そういうことできるの?」
魔石自体は非常にもろく、しかも人間が触っているとすぐに壊れる欠点がある。
「そこは開発中だな。ある程度壊れない物なら、何かに包んでしまえばいい。が被覆にはならないんだ。」
「詳しく。」
なぜかそこにミナさんが興味を持っていた。
「被覆は実は工業技術でね。」
「ん?何かで包むとは違うんだ。」
「あれは電気分解を使ったりしてコーティングする行為なんだ。だからまず固まりやすくて、固まって柔らかいゴムの木とかそう言う…液体が欲しいんだ。だが、それら含めこの世界の植物とかの研究もまだなら、さらにそう言う技術もない。サバイバルやっているときに工業品作れと言うのは機械作ってその先だから出来ないと分かり切ってる奴にできない技術を伝えるのは…無茶にもほどがあるよ。」
「確かにだ。」
「そうですね。」
「それにだ、この世界の植物とか、地球にはない植物が多すぎる。だから外見が似てても全部一から研究しないと…結果は得られないそうだ。」
最近軌道に乗り始めた俊三さんの研究は実際自分が知っているあらゆる科学試験を適当な植物全てにやることから始まっているらしい。DPもそのための研究施設
が優先されていて、更にスライム研究も並行している。只結果がいつできるかは不明な基礎研究らしくて。それを動植物にも広げてくれている。大体大都市並みの
敷地に巨大研究所を作り、セージオウルを使って研究結果をまとめる。これこそ研究のだいご味らしい。その中で面白い効果が出てこればそれを使ったものを作る。
だからまあ…実際俊三さんはほぼすべての分配DPを研究に注ぎ込んでいる。
「うはぁ。」
「じゃあ、似てる植物だからって…同じものとは限らないの?」
「と言える。実際麦でも撒いただけで芽が出る非常に楽だけどうまくない小麦というのもあった。」
「…それは、行けませんが、でも確かに生存ではほしいですね。」
「それは、いばらの道だな。やらなくちゃいけないが、いばらの道…か。」
「きついね、でもダンマスは無限の時間がある…とはいえ…辛いね。」
そう、無限の時間があっても…楽な事なんて少ないんだ。実際は。
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