魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”

第24章 ドラゴニックエスタ トライアル

第１１５６話 暇だから室内トレーニングするけど船も結構揺れるよ？

「まずは、闇魔法の訓練だ。」
　まず闇魔法を使い、ダークボックスを機能させて土を確保しないと土魔法を使えないくなる。そして検索を使いレベルアップ条件を検索する。
「スキルレベル１の使用回数と魔法の使用。」
　レベルアップでも稼げるがというか、でも舟では無理だからな。でも基礎を極めるのも悪くない。
「見せる…か。」
　魔法使うにまさか人に見せる…まで来た言えないといけないな。魔法を使い一握の闇を起動した。
「久しいな。これが基礎だからな。」
　今では闇魔法が（本編ドラゴニックエスタ３参照）上級魔法で他の魔法が中級になり、生活魔法だけが初級となり、教えるのは生活魔法とかだけになった。そう言えば・・・確認…一応ギルドカード自体はあるから…やっぱりお知らせを見ていなかった。どうもこの魔法の下りがおかしくて確認してみると、魔法の体系を変更。魔法の規制を一段階強化したとある。生活魔法は一般人でも使える…その上に大人になれば第２段階まで使える。という基礎が変わらないから…子供のころから魔法を使うというのが出来なくなった。また魔法もゴーレムが土魔法から支援魔法に移り上級魔法も光、闇、雷、攻撃、防御、付与になる。なお概念を覚えてないとスキルオーブを使っても魔法を覚えなくなった。火なら火がどうして起きるのか。水なら水がどうしてできるのか。風も土もだ。その条件を満たさないと覚えれない。
但し今までのスキルを持っている者はそのまま温存されるらしい。かなり丸い解決だが…というか、前提の前衛魔法、後衛魔法とかそう言うのがあったんだ。そして
攻撃魔法は…そう言う事か、マジックミサイルがここにあったのか。そして魔法の数も縮小されるが、自作システムが実装され、レベル上げるとレベルまでの魔法の概念を組み合わせた独自の魔法を作れるらしい。ただし消費は前々からあるものはその魔法があてはめられ、カスタマイズは６レベルを超えないとできないらしい。なお闇魔法はそのほとんどが”連携可能”に費やされるために今までと変わらぬ使い方もできるが…魔法自体が少なくなる。また、土魔法はゴーレムが高等技術になった上に永久のタイプは付与魔法側に移設。その代わりに土変化に特性がどんどん追
加されてレベルが上がると消費だけがどんどん減るというシステムになっている。
　難しい上に人気なくなりそうだな…私には天性のスキルに見えるが…。ただし土変化を極めるのは大変そうだ。研究しないとな…。そして…ここでは土魔法は訓練できない。土魔法には土が無いといけない。鉱石でもいいのだが鉄とかを対象に取れるようにするためにはレベルが足りないようだ。生活も…これヤバい奴がある。まずは生活魔法を覚えないと困るぞ。それが最初にある”魔法防御”と”魔力制御”いう魔法だ。魔法に魔力をぶつけて無効化する能力でこれが無いと魔法やスキルの
攻撃でダメージがかなり入る。そして制御が無い場合…なんと暴走して爆発するなどが起きる。来れたはしかに対策建てたな。レベルが２にならないと発火も覚えないその上にかなり…ハードルが高い。さてまずは検索で生活魔法の覚え方…あった。
「まずは一握の闇を使って…全身をまさぐる。エロい書き方してるなこれ。」
　全身で魔力を感じて、これが魔力だと認識すれば覚えるらしい。なので魔力を浴びる方法があるのだが…その方法は実はここからが微妙だった。まず中級４元素の
どの魔法でも…魔力を”自然現象”に変換した後なので、魔力が感じられる事は無いに等しい。但し魔法を魔法防御で防いだ際に周囲に魔力がまき散らされるときに
それが魔力だと感じればＯＫだそうだが。魔法防御でも火魔法の火で空気を温めた温度や土操作で殴った際の制御が解けた土など…そう言う自然現象の部分は残る。
なので…基本魔法使いといても生活魔法を覚える事はない。そこにある微弱な漏れた部分を感じる可能性に賭けるしかない。回復関連もそれが魔法だと感じないと
ダメらしく、基本”上級魔法”を浴びた時に感知できる可能性がある。となる。しかも上級魔法は上級職業か上級種族でないと覚えることができないので、完全に
民間で覚えるのは規制されたと見て言い。スキルオーブで運よく生活魔法を拾えてそこから…覚える以外では極稀になるだろうな。で、なんとなく恥ずかしいが今
私は全裸で、一握の闇を使って全身を自分でマッサージする…
「おーい。飯一緒に…。」
「え？」
　いきなりユリアがドアを開けて…私の部屋に…。
「…おい。」
「・・・・」
「いきなり全裸で…何してんだ？変態か？」
　そこはキャーとか言う物じゃないのか？
「いや、魔法の訓練だ。」
「で、というかどこ練習してんだよ。」
「…え…？」
　限界まで声を絞っていった。そう一握の闇で急所を慌てて隠してしまったので、そこだけが黒塗りで隠されている。
「…恥ずかしいんだが？」
「今更男の裸見て恥ずかしがるのか？」
「…お前女だろ？」
　そこは隠せ！少しは恥じらえ！
「あ、そうだ。そうだった。キャー！」
「悲鳴が棒読みだぞ。閉めろ、服着ていくから。」
「わ、分かった。」
　なんだろうか…なんでこっちが恥ずかしがって向こうが堂々としてるんだよ