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第23章 それでもやっぱり領地開発したい

第1126話 企業規模は必要な事も多い

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「いや、どういう事!」
 そこから、無言で、店まで帰ると改めて2階の店長室で話をすることになった。
「君にここの店長をしてもらうと決めた時から、これは考えていたし、」
「いや、ギルドカードからいきなりアイテムが出てきたのなんで!?そんな機能ないよ!?」
「無いぞ。」
「・・・いや。」
「正確には裏技だ。無論それを向こうも知っていて対策もされている。」
「え?」
「こっちのカードは商売用の”依頼を出せる商人用金カード”だ。」
「え!?」
「当然だろ?リンシュメルトに支店を持つギルド提携商会だぞ?イーハ商会は。依頼を出して…今でも魔石の買い取りとか依頼を出して、大口の取引先のつもりだ。当然依頼は出せる。そして
その中に指名依頼がある。それを君に送った。一定の金額を払った上で自分のギルドカードに人差し指で触れるという依頼だ。其れで報酬のシードル酒がそれで振り込まれる。という寸法だ。これを使った
輸送方とかもある。なので、ダンジョンに関わる商人はお互い分かってさえいれば、商品を転送できる。ただし、重さ限界数があり商取引できる大きさでないのと、手数料が今は高くなって、めったに使えない
がな。」
 実際報酬や以来の重さに一つ又は二つ以上でかつ、20kg未満であるのどちらかを満たしていればアイテム交換とかに使える。その為にこのカードの利用と所持は当然制限が多い。なお手数料は
依頼主側が得るアイテムの2割と、報酬のアイテムのDPの2割の双方を足した分の金額が欲しい。しかもこっちは出せる以来の数に限界とギルド商会の審査が入るがそれでも道具を瞬間移動できる
という力は大きいと考えている。
「…じゃあ、これを偽装すれば…私の…。」
「そうだ、その為にわざとって事だ。また出かけても…キューピットという護衛もいる。何とかなるだろう。」
 スキルの通販で出すアイテムもこっちの依頼経由で出すアイテムもこれでごまかせる。
「でもなんでそこまで肩入れするの?」
「それは…そうだな…戻ろう。エレドア氏も見ている。」
エレドア持ち数いて生きて。
「あなたに聞きたい、今のは?」
「…そうだな。店に来てくれ。私から話そう、色々不思議だっただろうが…。」
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