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第23章 それでもやっぱり領地開発したい
第1074話 会議は裏切り者を出さないための儀式です。
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魔王バトルに際しとりあえず全員集めて会議となった、どっちの向きにしろ、ここでは意思統一が無いとどの動き方でも不信感と裏切るがあるからだ。
「ふむ、魔王バトルのぉ。ふむ…。」
「わしとしては不参加でもええ気がするが?」
俊三さんからやはり反対が来ていた。5人が揃う会議は結構多いが決定事項が今回は重い。
「隣に戦争圧力が来ない程度の来ない程度の誇示は必要だわさ。変に攻められて後で実力発揮の方が怖いだわさ。」
「変に侮られれば戦争か…。」
私も渋い顔をしてしまう、戦争は、たびたび起きているし、今は少ないが国境の砦はいつでもこっちが戦力を張れる状態にしてある、それは皇帝も知っているからこそ内政特化の政治体制を引いている。今は政治も安定しモアレ達東の辺境公も安定した成長が見込める以上食料の豊かさはかなりのバックボーンになる。
「そうだわさ、特に食料関係で優遇な事、そして…ギルドがちょいちょい偵察掛けているのは知ってるだわさ?」
「…それは知っています。こちらもその意味で…好印象を与えようと、私の扱いもかなりの感じですね。」
「ふむ、ギルドか…厄介じゃの、勇者と全国に支店を置いての…支配体制の確立か…。」
「ただ、微妙な話があるだわさ。それが魔界のギルドの案件だわさ。実はレフティたち将軍たちが暇しているのをいいことに魔界に暇があれば行かせていただわさ、ついでに…イベントでは出してないだわさ。危ないだわさ。」
それは初めて聞いた。
「そこまでして調査しておったのかのぉ?」
「そうだわさ。そして分かったのは、どうもギルドとギルド上層部…ナオ少年と考え方が違う可能性があるだわさ。」
「ん?」
そう、今まで分かっているのはギルド上層部(旧魔王軍の一部)とギルド運営(ネル達)では少し意見が違う。
「どういう事?」
「魔界のギルドは俗にいう異世界物を更に公明正大にした感じの組織らしいだわさ。どちらかというとダンジョン内の施設に近い立ち位置だわさ。」
ふむ、確かに依頼があってギルドがあって冒険者が来る。という事らしい。
「だから、こっちの初期案を飲むなら、置く話をしてもいいと思ってるだわさ。そこで出てきたのが魔王バトルだわさ。ここで反逆的だと、相手の信用を損ね、逆方向の戦争にアクセル踏ませかねないだわさ。」
その言葉に全員が頷く。浅層はしたくない平和大好きが集まっているから。だからこそ戦争の引き金は退きたくない。
「じゃあ、形だけでも参加…かのぉ。」
「ただし…最下位は月下の二の舞…になる恐れがあるだわさ。だから目指すは3位というのがアチシの提言だわさ。三位以上禁止、三位以下禁止だわさ。」
「前もって儂は参加せんぞ。その役目は鳥海、井原、俊三の3名じゃからのぉ。」
バランが手を上げる。
「儂も断る。研究者は戦闘が苦手じゃからのぉ。」
残るは私か鳥海しかないが…
「アチシは断るだわさ。というか、まったくの新築で手の内を明かさないダンジョンづくりは井原しかいないだわさ。」
流石に水木さん含め全員の熱い視線だ。ふざけてるが…。
「分かったが、我儘は通させてもらうぞ。費用とかな。」
「じゃあ、返事は入れておくだわさ。後、ドラゴニックエスタに参加する二人の為にあちしが達が動くだわさ。…後、この参加不参加も決めて欲しいだわさ。」
それは鳥海が取り出したある手紙だった。
「奴隷売買じゃと?」
その時の全員の温度が3度は下がるほど、怒りが満ちていたのは事実だった。
「ふむ、魔王バトルのぉ。ふむ…。」
「わしとしては不参加でもええ気がするが?」
俊三さんからやはり反対が来ていた。5人が揃う会議は結構多いが決定事項が今回は重い。
「隣に戦争圧力が来ない程度の来ない程度の誇示は必要だわさ。変に攻められて後で実力発揮の方が怖いだわさ。」
「変に侮られれば戦争か…。」
私も渋い顔をしてしまう、戦争は、たびたび起きているし、今は少ないが国境の砦はいつでもこっちが戦力を張れる状態にしてある、それは皇帝も知っているからこそ内政特化の政治体制を引いている。今は政治も安定しモアレ達東の辺境公も安定した成長が見込める以上食料の豊かさはかなりのバックボーンになる。
「そうだわさ、特に食料関係で優遇な事、そして…ギルドがちょいちょい偵察掛けているのは知ってるだわさ?」
「…それは知っています。こちらもその意味で…好印象を与えようと、私の扱いもかなりの感じですね。」
「ふむ、ギルドか…厄介じゃの、勇者と全国に支店を置いての…支配体制の確立か…。」
「ただ、微妙な話があるだわさ。それが魔界のギルドの案件だわさ。実はレフティたち将軍たちが暇しているのをいいことに魔界に暇があれば行かせていただわさ、ついでに…イベントでは出してないだわさ。危ないだわさ。」
それは初めて聞いた。
「そこまでして調査しておったのかのぉ?」
「そうだわさ。そして分かったのは、どうもギルドとギルド上層部…ナオ少年と考え方が違う可能性があるだわさ。」
「ん?」
そう、今まで分かっているのはギルド上層部(旧魔王軍の一部)とギルド運営(ネル達)では少し意見が違う。
「どういう事?」
「魔界のギルドは俗にいう異世界物を更に公明正大にした感じの組織らしいだわさ。どちらかというとダンジョン内の施設に近い立ち位置だわさ。」
ふむ、確かに依頼があってギルドがあって冒険者が来る。という事らしい。
「だから、こっちの初期案を飲むなら、置く話をしてもいいと思ってるだわさ。そこで出てきたのが魔王バトルだわさ。ここで反逆的だと、相手の信用を損ね、逆方向の戦争にアクセル踏ませかねないだわさ。」
その言葉に全員が頷く。浅層はしたくない平和大好きが集まっているから。だからこそ戦争の引き金は退きたくない。
「じゃあ、形だけでも参加…かのぉ。」
「ただし…最下位は月下の二の舞…になる恐れがあるだわさ。だから目指すは3位というのがアチシの提言だわさ。三位以上禁止、三位以下禁止だわさ。」
「前もって儂は参加せんぞ。その役目は鳥海、井原、俊三の3名じゃからのぉ。」
バランが手を上げる。
「儂も断る。研究者は戦闘が苦手じゃからのぉ。」
残るは私か鳥海しかないが…
「アチシは断るだわさ。というか、まったくの新築で手の内を明かさないダンジョンづくりは井原しかいないだわさ。」
流石に水木さん含め全員の熱い視線だ。ふざけてるが…。
「分かったが、我儘は通させてもらうぞ。費用とかな。」
「じゃあ、返事は入れておくだわさ。後、ドラゴニックエスタに参加する二人の為にあちしが達が動くだわさ。…後、この参加不参加も決めて欲しいだわさ。」
それは鳥海が取り出したある手紙だった。
「奴隷売買じゃと?」
その時の全員の温度が3度は下がるほど、怒りが満ちていたのは事実だった。
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