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第21章 薔薇と白い月(ダークファンタジー)
第993話 薔薇と白い月(2)要するに費用の多くは設備雛商品は多い。
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一応、私の初めての先生生活だが、待ち時間に本を読んでいる、次回イベントの推薦作品の為に参考品を呼んでいる。再現されるとどういう事なるのか含みで作品を呼んでいる。
「買って来たわよ、後…。」
「これで本当にいいんですか?」
「ギルドに買いに行ったら思いっきり笑われたんだが!?」
リーメ君とおにちゃんの二人が、雑草を抱えてやってきた。大量にひもで縛られているな。
「設定上、その辺の草だ、我慢してくれ、ついでにそれ、村でいらないから大量に引き取れるぞ、ただその大釜が高いんだ、大体金貨・・・700枚だったかな。だからポーションの制作が広まらないんだ。しかもそれ、ダンジョンからの発掘物で、よっぽど運がよくないとダンジョン外に運ばれないから…奇跡的な一品なんだ。そいつ。」
流石に…一人一台で設置されたそれを見つめていた。
「それ本当なの!?」
リューネさんでも…金貨700枚の大釜だからな。
「そう言う事になっている、又レシピもだ。レシピが書かれているもの以外の無地の”魔紙”は余りにハズレに見えるんで、めったにダンジョンから発掘されない。しかもレシピが書かれた本だけが発見され、そのほとんどが必要機材をダンジョンから発掘しないと、完成しないんだ。だから、そのレシピに書いてある…材料、機材の全てをダンジョンからの発掘物でそろえる必要がある。」
そして、全員がリューネの持つレシピを見つめる、分かってきたのだ、このレシピがいかに貴重でしかも…この後半の課題が難関であるかだ…。
「確か機材も全部、べらぼうに高かったわよね、あれが全部発掘品でないと…使えない…。」
「そうだな、それ以外は大釜では使えない、だから意味はない。但し、無地の魔紙を見つけたなら役に立つぞ、それ位だな。がまずはそこの二人、ポーションを作って、手渡してくれ。それでいいぞ。」
「あ、ああ、はい!」
二人は慌てて薬草を入れて、ビンも入れる、
「ついでに、学校の備品扱いだからそれ、学校に言えば買い取り可能だからな。それ。それが無いと錬金術が使えないからな。」
「その辺詳しく説明して。理解できない。なんで無地の方が役に立つのよ。」
そして、3人にちゃんと、無地のレシピの使い方を説明した、そして大釜での・・・機材の登録方法もだ。
「じゃあ、この大釜をベースに機材も全部鍋に入れて混ぜて…その使い方を魔紙に書いて”工程”を記憶させないといけないの!?めんどい!」
「それでようやく…こいつがその機材の使い方を記録し、他の紙に書かれたその工程を自動でやってくれるんだ。但し、ダンジョン発掘品の機材以外は自動返却される。が、普通の機材でを使ってまずレシピを完成しないと、機材を手に入れても使い物にならん。だからどっちも欲しいんだ。」
「へえ。」
「ちょっと待って、じゃあどうやって薬草をすりおろして、エキスを抽出したのよ!?」
「ダンジョンから発見された”着火の魔道具”、”ダガー”、”革のヘルメット”だ。後は機材から”蒸留機”だ」
「「え?」」
流石に全員の顔がいびつに歪む、どう聞いても錬金術のアイテムではないからだ。
「まず着火は分かるな、温度を上げるために欲しい。ダンジョンから発掘された素材で作られたのは…魔道具職人作より高いわりに人気が無くて、埃をかぶっているのを買って来た。で、後の刻む行為は刃物なら何でもいい、そしてすりつぶす器も、皮の兜でもいい。たまたま防具屋で売られていた、その辺の物を三つ買って突っ込んだ。蒸留器は商業ギルドに売っていたからな。それを買って来て入れた。」
「これもしかして、この大釜非常に高い?」
「蒸留器が…大体金貨240枚だからな、それも大釜に追加してくれ。」
実際は道具は一切いらず、全部”魔石を一定確率含有させて作った道具”なら全部回収できるように”大釜”を改造してある。なので、自分で蒸留器を作って突っ込んだ。すり鉢もナイフもだ。あれも実はミスリルとかより黒曜石とかのガラス質を備えたナイフとかの方が変動しにくいのでそっちを使っている。が、うん商業ギルドに売っている大釜に使う機材一式は確かに売られているが、これ位の値段だった。なお発火の魔道具は、ドランが作った手製の物を入れた。売ってはいるんだが、ダンジョン物の発火の魔道具はお土産として人気でダンジョンに言って来たという証明になる為にむしろ高い。
「だから、製作可能なレシピを買ってこないと、作れないからな。そこは注意してくれ。」
リューネが自分のレシピを見て…うなだれた。大方かなり見栄えのいいレシピを買って来たんだな。
「おい、これに手本とか用意してやることはできねぇのかよ?」
「…レシピについて知る事、そして”大釜”を育てるという概念理解のためだ。その大釜は自分の書いたレシピを覚えて成長するんだ。付いてに秘伝の大釜とか…高級品もあるからな。それにだ。」
3人がこっちを見る。分かっているが、緊張するな。
「他人のレシピに関するメモが無いと…その大釜に登録されたレシピが何なのか全然わからんからな。その教わったレシピも…薬草以外は3の仕様で採取場という大体三日から2週間かかる遠くの場所かダンジョンに行かないと回収できないんだ。そこで決めたレシピなんて使えば…手持ちの物を使って楽ができない。それに何より…その手本用レシピが書かれた”魔紙”が人数分あるか分からん。在庫が無くて全員別々の物になる可能性もある、それにレシピも高いんだ。平民の子が来て、買えない材料のレシピ渡すか?」
「ぐ…。」
「だから安い適当なレシピ買ってきて。で、素材もって来て、この大釜に入れれば終わりだ。見本は見せないからな、これは。」
「でも全部原理が理解できていれば確かに…30分で全部終わるわね、確かに。でも安いレシピ・・・。」
「説明しないと理解できないからな。機材が必要なら、機材も買って来ること。」
全員が悩みだす。レシピ単体をダンジョンで拾うか…又は商業ギルドで買うしかない。冒険者ギルドでは売っていない。そして何より、そのレシピを写さないとレシピの細かい内容を忘れるのだ。・・・ただな、本当にレシピを見た時は頭抱えたな。アイテムの多くは”なぞの言語”で書かれて、読めないんだ。それを商業ギルドが今まで見た事のあるレシピと比べて、レシピを確定するだけだ。だから、未発見のレシピの解読…これがきついんだ。
「買って来たわよ、後…。」
「これで本当にいいんですか?」
「ギルドに買いに行ったら思いっきり笑われたんだが!?」
リーメ君とおにちゃんの二人が、雑草を抱えてやってきた。大量にひもで縛られているな。
「設定上、その辺の草だ、我慢してくれ、ついでにそれ、村でいらないから大量に引き取れるぞ、ただその大釜が高いんだ、大体金貨・・・700枚だったかな。だからポーションの制作が広まらないんだ。しかもそれ、ダンジョンからの発掘物で、よっぽど運がよくないとダンジョン外に運ばれないから…奇跡的な一品なんだ。そいつ。」
流石に…一人一台で設置されたそれを見つめていた。
「それ本当なの!?」
リューネさんでも…金貨700枚の大釜だからな。
「そう言う事になっている、又レシピもだ。レシピが書かれているもの以外の無地の”魔紙”は余りにハズレに見えるんで、めったにダンジョンから発掘されない。しかもレシピが書かれた本だけが発見され、そのほとんどが必要機材をダンジョンから発掘しないと、完成しないんだ。だから、そのレシピに書いてある…材料、機材の全てをダンジョンからの発掘物でそろえる必要がある。」
そして、全員がリューネの持つレシピを見つめる、分かってきたのだ、このレシピがいかに貴重でしかも…この後半の課題が難関であるかだ…。
「確か機材も全部、べらぼうに高かったわよね、あれが全部発掘品でないと…使えない…。」
「そうだな、それ以外は大釜では使えない、だから意味はない。但し、無地の魔紙を見つけたなら役に立つぞ、それ位だな。がまずはそこの二人、ポーションを作って、手渡してくれ。それでいいぞ。」
「あ、ああ、はい!」
二人は慌てて薬草を入れて、ビンも入れる、
「ついでに、学校の備品扱いだからそれ、学校に言えば買い取り可能だからな。それ。それが無いと錬金術が使えないからな。」
「その辺詳しく説明して。理解できない。なんで無地の方が役に立つのよ。」
そして、3人にちゃんと、無地のレシピの使い方を説明した、そして大釜での・・・機材の登録方法もだ。
「じゃあ、この大釜をベースに機材も全部鍋に入れて混ぜて…その使い方を魔紙に書いて”工程”を記憶させないといけないの!?めんどい!」
「それでようやく…こいつがその機材の使い方を記録し、他の紙に書かれたその工程を自動でやってくれるんだ。但し、ダンジョン発掘品の機材以外は自動返却される。が、普通の機材でを使ってまずレシピを完成しないと、機材を手に入れても使い物にならん。だからどっちも欲しいんだ。」
「へえ。」
「ちょっと待って、じゃあどうやって薬草をすりおろして、エキスを抽出したのよ!?」
「ダンジョンから発見された”着火の魔道具”、”ダガー”、”革のヘルメット”だ。後は機材から”蒸留機”だ」
「「え?」」
流石に全員の顔がいびつに歪む、どう聞いても錬金術のアイテムではないからだ。
「まず着火は分かるな、温度を上げるために欲しい。ダンジョンから発掘された素材で作られたのは…魔道具職人作より高いわりに人気が無くて、埃をかぶっているのを買って来た。で、後の刻む行為は刃物なら何でもいい、そしてすりつぶす器も、皮の兜でもいい。たまたま防具屋で売られていた、その辺の物を三つ買って突っ込んだ。蒸留器は商業ギルドに売っていたからな。それを買って来て入れた。」
「これもしかして、この大釜非常に高い?」
「蒸留器が…大体金貨240枚だからな、それも大釜に追加してくれ。」
実際は道具は一切いらず、全部”魔石を一定確率含有させて作った道具”なら全部回収できるように”大釜”を改造してある。なので、自分で蒸留器を作って突っ込んだ。すり鉢もナイフもだ。あれも実はミスリルとかより黒曜石とかのガラス質を備えたナイフとかの方が変動しにくいのでそっちを使っている。が、うん商業ギルドに売っている大釜に使う機材一式は確かに売られているが、これ位の値段だった。なお発火の魔道具は、ドランが作った手製の物を入れた。売ってはいるんだが、ダンジョン物の発火の魔道具はお土産として人気でダンジョンに言って来たという証明になる為にむしろ高い。
「だから、製作可能なレシピを買ってこないと、作れないからな。そこは注意してくれ。」
リューネが自分のレシピを見て…うなだれた。大方かなり見栄えのいいレシピを買って来たんだな。
「おい、これに手本とか用意してやることはできねぇのかよ?」
「…レシピについて知る事、そして”大釜”を育てるという概念理解のためだ。その大釜は自分の書いたレシピを覚えて成長するんだ。付いてに秘伝の大釜とか…高級品もあるからな。それにだ。」
3人がこっちを見る。分かっているが、緊張するな。
「他人のレシピに関するメモが無いと…その大釜に登録されたレシピが何なのか全然わからんからな。その教わったレシピも…薬草以外は3の仕様で採取場という大体三日から2週間かかる遠くの場所かダンジョンに行かないと回収できないんだ。そこで決めたレシピなんて使えば…手持ちの物を使って楽ができない。それに何より…その手本用レシピが書かれた”魔紙”が人数分あるか分からん。在庫が無くて全員別々の物になる可能性もある、それにレシピも高いんだ。平民の子が来て、買えない材料のレシピ渡すか?」
「ぐ…。」
「だから安い適当なレシピ買ってきて。で、素材もって来て、この大釜に入れれば終わりだ。見本は見せないからな、これは。」
「でも全部原理が理解できていれば確かに…30分で全部終わるわね、確かに。でも安いレシピ・・・。」
「説明しないと理解できないからな。機材が必要なら、機材も買って来ること。」
全員が悩みだす。レシピ単体をダンジョンで拾うか…又は商業ギルドで買うしかない。冒険者ギルドでは売っていない。そして何より、そのレシピを写さないとレシピの細かい内容を忘れるのだ。・・・ただな、本当にレシピを見た時は頭抱えたな。アイテムの多くは”なぞの言語”で書かれて、読めないんだ。それを商業ギルドが今まで見た事のあるレシピと比べて、レシピを確定するだけだ。だから、未発見のレシピの解読…これがきついんだ。
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